(レトロゲームレビュー) (スーパーファミコン) ドラッケン

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さて、今回はスーパーファミコンのポリゴンゲームの紹介3連発です。まず、一発目はスーパーファミコン初期に発売された海外RPG作品「ドラッケン」の紹介です。Drakkhen0002
 ここより冒険が始まる・・・

このゲームは元々パソコンに移植されていた海外ゲームを家庭用ゲーム機スーパーファミコンに移植した作品です。FMTOWNS版の「ドラッケン」は有名ですが、やや難易度は高くとっつきにくいイメージがありました。そこで家庭用ゲーム機に移植するにあたって、難易度は簡易になりかなりプレイしやすくなっています。

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 ダンジョンでは様々な仕掛けをクリアしていくことに

このゲームの特徴はフィールドが3Dで表示されていると言うこと。当時まだめずらしかったポリゴンを採用し移動も3Dで滑らかにスクロールします。

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 敵の来襲に備えろ!

大まかなストーリーは、「神の忠告を聞かずにドラゴンを滅ぼしてしまった人間に、神はドラゴン人間による新しい世界を作った。新世界ドラッケン島はそら、みず、だいち、ほのおの4つの地域に分かれそれぞれの地域は2匹のドラッケンが支配していた。このままでは人間がドラッケンに滅ぼされてしまうと言う事態に神は最後のチャンスを与え、この島にある8つのなみだを手に入れることが出来れば滅ぼさないと約束した」と言うことで用は人がドラッケンと戦いながら8つの涙を手に入れるのが目的なゲームですね。

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 美しい背景にも注目

システムは4人パーティー制を採用しており最初プレイヤーメイキングにより、性別、職業(ファイター、スカウト、マジシャン、プリースト)を選び自由に編成することが出来ます。戦闘は、所謂リアルタイムオートバトルを採用しています。戦闘になれば、それぞれが自動で敵を攻撃します。戦闘中は一人だけキャラを選択して自由に動かせますが、移動と逃げる事で出来るだけで攻撃は出来ません。レベルアップは敵を倒し経験値をためることで上がっていきます。また、お金を貯めることで武器やアイテムを購入できます。

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 星空の下、戦士の休息・・・

そしてダンジョンでは、様々な仕掛けや謎を解きながらクリアしていくわけですが、ここではこのゲーム独特のシステムがあります。4人のパーティーのうち一人だけを選択して単独行動をとることが出来るのです。これにより、例えば仲間の一人がAの地点に行きそこで何かの仕掛けのボタンを押したとします。そして残りがB地点に行き、そこでまたあるボタンを押してトラップや仕掛けをクリアすると言う行動が可能になるのです。これを使わないと先に進めない場所があり頭を使う場面かもしれませんね。

なお、3Dのフイールドが広く自由度が高いように思えますがあめ程度手順を踏まないと別にエリアに行くことは出来ません。が、中盤以降はかなり自由度が高くなるのでいきなり強敵が現われて一発即死っていうシビアな展開も楽しめます。

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 砂漠、湿原、雪原等4つのエリアを制覇せよ!

海外のゲームと言うことで独特のグラフィックセンス、セリフ回し等があってPCからは難易度が下げられたと言ってもやはりとっつきは悪いかもしれません。また、沼地にはまるとHPが下がったり、城の堀にサメに襲われたり、道中お墓にぶつかると強い敵が出てきたりと首をかしげたくなるような部分もありますがそれも魅力言えばそうなりますかね?

ただ、フィールドのグラフィックは非常に美しく昼夜の概念もあり昼から夕方に変るときの美しい空のグラディーションそして夜間の満点の星空などは非常にキレイです。また、音楽は夜に流れるBGMがとても素敵です。

決して良作でも佳作でもない人によって平凡いやそれ以下の作品と言う評価になるゲームですが、この独特のセンス、そしてシビアな難易度にたまらない魅力を感じる人にはお勧めです。また、昨今の高解像度テクスチャーバリバリポリゴンを見慣れている人にとったら随分とショボく見えるかもしれませんが、スーパーファミコン初期にしかも360度景色を見渡せるポリゴンを採用したと言うのは当時非常にめずらしく衝撃を受けました。人を選ぶこんなゲームはいかがでしょうか?

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ドラッケン

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