(アニメ感想) Kanon 第3話 「記憶のない組曲 ~partita~」

公認アンソロジードラマCD「Kanon~カノン~」anthology.5 「風の辿り着く場所」




街で突然、祐一に殴りかかってきた謎の少女。倒れてしまったため、祐一は水瀬家まで連れて帰りますが、目が覚めた本人に名前を聞いても何も覚えていないと話します。そう、少女は記憶喪失なのでした・・・。大きなおでん種・・・」、そっかあ~!名雪も、秋子さんも食うつもりだったんだ(笑)。いやあ、相変わらず愉快な一家です。

さて、記憶喪失の少女。唯一覚えているのは祐一が憎いと言う感情。これは、彼女にとっての道しるべ・・・とは言え、こんな危険な少女を家に置くことを簡単に了承してしまう秋子さんって一体・・・(苦笑)。

夜中・・・何かの気配を感じ、目が覚めた祐一。部屋からそっと覗くと階段を降り、一階へと向かう記憶少女の姿が・・・。後をこっそりつけて見ると・・・! 

いやあ、昔なんかの妖怪で夜中に冷蔵庫の中を漁るってのがいましたっけ?それを思い出しましたよ。しかし、こんにゃくであそこまで、豪快なリアクションを見せる女の子なんて初めて見ました。あゆの電波も霞むぐらいの強烈な個性です(苦笑)。その動きはネコそのものだったな・・・。

学校の裏庭で、立ち尽くす一人の少女・・・その姿を目に留めた祐一は、彼女・栞の元へと向かいます。この学校の生徒でありながら、病気のため長い間休んでいると言う栞。病名を聞くと「実は風邪です」と答えます。もっと、難しい病名を予想していた祐一は少し拍子抜けしたような表情。明らかにウソだと分かっていても相手に合わせる素振りを見せているのか、それとも本当にそうだと信じたのか・・・。

しかし、祐一と栞の別れ際のやりとりのシーンがなかなか良かった・・・。彼女のどこか寂しそうな後姿を見て、祐一は悟ります。彼女がここで会う約束をしていた名前も知らない人間が自分であったことを。そして、彼女を呼びとめ、自分の名前を告げ、彼女の名前を聞きだすのです。しかし、栞は苗字を告げずに去ります。それは、次に会ったときに・・・と言う意思表示でしょうか?多くを語らずとも、伝わるものがあるそんなシーンでしたね。

街で、またまたあゆに遭遇する祐一。今回は、いつものようにぶつかってくるのではなく、後ろからの抱きつき攻撃!!なに?この子泣きじじいは?(笑)しかし、祐一も負けていません。あゆの「うぐう~」にオウム返し!どうやら、あゆの扱いを完全に身に着けたようですね。

落としてしまった大切なものを探している・・・だけど、大切なものなのに・・・大切なものだったはずなのに・・・どうしても思い出せない! あゆもまた失われた記憶の欠片を探すもの・・・。「俺も一緒に探してやるから」、こうして祐一とあゆはその何かを探し街を歩きます・・・。

不思議なことにあゆの記憶と、この街の様子は違っていました。クレープ屋に増えた新メニュー、ケーキ屋があったはずの場所には本屋が、そして、あゆは携帯電話を知らないと話すのです。記憶のない女の子、落とした物が分からない少女、そして7年前の記憶がない祐一・・・この街は記憶を失くす魔法でもかかっているのか・・・

真琴のはちゃめちゃ具合が強烈なインパクトを残した回でした(苦笑)。ズッコケて、祐一へとダイビングヘッドをかますシーンには大笑いしてしまいましたよ。無意識の悪とは言え、なかなか厄介な子です。それだけに見ていて面白い。

さて、今回は栞、あゆ、真琴と少しずつ関わりを深めていく祐一が描かれていましたが、不思議な余韻を残しながらも次への期待感を高めてくれるこの演出は素晴らしいですね。それと、2クールのためか余裕のある構成になっているのがいい。余裕があるからこそ、このアニメの持つ柔らかくも優しい雰囲気が伝わるのです。次回は真琴とあゆの危険な遭遇!いやあ~、本当に楽しみだ。

公認アンソロジードラマCD Kanon「水瀬さんち」第3巻


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