(アニメ感想) BLACK LAGOON The Second Barrage 第23話 「Snow White's Payback」

ブラック・ラグーン 6 (6)




止まらないバラライカの攻勢・・・。やがて追い詰められていく雪緒は、彼らの戦い方はもはやマフィアなどではなく軍隊であることに気づきます。一方、心にまだ迷いを残しているロックは、バラライカに対しある思い切った行動に出るのですが・・・。揺れ動くロックの心・・・。「やけに楽しそうだな?」ロックの言葉通り、対照的に愉快そうなのはレヴィです。そう、彼女はこの日本と言う地で、とんでもない掘り出し物をに出会ったのです。銃弾を真っ二つに斬ってみせた銀次の行動は、レヴィをそこまで熱くさせました。しかし、ロックにはそれが理解出来ません。「なぜそんな死に急ぐ?」なるほど、当然の問いかけではありますね。

しかし、レヴィはロアナプラの住人。彼女はもはや死んでいるも同然なのです。唯一レヴィがはっきりと生を意識することが出来るのは、戦いの瞬間だけ・・・。そんなことはロックも分かりきっていることのはずです。なのに、今日に限ってレヴィにえらく絡むのは、きっと雪緒のせいなのでしょう。ロックはまだ彼女を諦められないでいるのです。例え、後戻りの出来ない世界に彼女がいると分かっていても・・・。

さて、驚いたことに完全なオリジナル展開。原作では見られなかった、雪緒がバラライカに一泡吹かせると言うシーン。こいつは、なかなかに楽しいことになってきた!また、雪緒がロアナプラに対してのある種の憧れを口にする場面は、なかなか興味深かったですね。銀次と雪緒の心の動きをより掴みやすくするために、追加されたものだと思います。原作はその辺りが、やや抽象的に描かれていましたから。

そして、この回の一番の見せ場であるロックとバラライカの対決シーン。香砂会と手を結ぼうとするバラライカに、鷲峰組よりもむしろ香砂会を叩くべきだとロックが進言。しかし以前より、バラライカはロックに忠告していたはず。「自分の立場をわきまえろ」と・・・彼女達の世界に、戦友でも同士でもないロックが踏み入ることは許されないのです。そうすることをバラライカは極端に嫌います。彼女達は戦争をまだ終わっていないのですから・・・。

バラライカは怒ります。そして、ロックに銃をつきつけ、痛烈な問いかけをするのです、「自分の力を行使するでもなく、他力本願で誰かの死を願う・・・お前の正義も十分に生臭いな」と。その間中、バラライカに銃を向け続けるレヴィ。そして、そんな彼女にもバラライカは忠告します、「お前はこいつと同じ生き方を選ぶべきではない」と。日本に来てからのレヴィの変化を見抜いていたバラライカの観察眼はさすが。この女どこまでイカしている・・・。

そして、バラライカは続けます。「命を乞う時のこつは二つ。一つは命を握るものを楽しませること。もう一つはその人間を納得させる理由を述べることだ」。ここでロックは何と答えたでしょう?こともあろうにこんな言葉を口にしたのです。「義理じゃない(雪緒を助けようとすること)、正義でもない。理由なんてたった一つだそいつは・・・趣味だ」と。「趣味!!」この緊迫した場面で、趣味だと言い張りやがったよこの男は!(笑)これにはバラライカも大笑い。まるで、想像もしなかったような言葉を彼の口から聞けたのです。しかも、「あなたと同じ趣味ですよ」とは最高に笑える。バラライカの戦争も趣味だと言い切ったのです。そりゃ、笑うしかありません。かくして、ロックは命を免れたのでした。

しかし、バラライカの計画は変わりません。ただロックの命がけの勝負は、きっと彼女の心に何かを残したはずです。何より、これでバラライカはロックの事がますます気に入ったに違いない。レヴィは、激怒してましたがロックの命をかけた大勝負、最高にクールだったぜ・・・

シーンは移り、ロックとレヴィは例の公園に・・・。めまぐるしく変わった環境に酔ってしまったか?つい、ロアナプラに憧れる気持ちを口にした雪緒。そして、この日本の地でロックと過ごすうちについ惑ってしまったレヴィ。二人の心情は奇妙な一致を見ます。きっとないものねだりなんでしょう人間ってやつは・・・でも、求めずにはいられない。それが、幻に過ぎないと分かっていても・・・。

レヴィが子供達の前で銃をぶっぱすシーン・・・。ロックは自身が幻と称したこの世界との完全なる決別を果たし、そのロックに感化され惑い続けたレヴィも自身の世界をようやく取り戻します。ここからはノンストップ、物語は再び大きく動き出すことになるでしょう。次回も目が離せそうにないですね。

ところで、最後に雪緒がスチェッキンを手にするところ。これも原作にはないシーン。果たしてこの銃が、どの場面で使われることになるか気になります。考えられる場面はあそこだと思いますが、果たして・・・。それにしても、今回は作画がよろしくなかった。見せ場が多い回だっただけにこれだけは残念です・・・。

BLACK LAGOON ORIGINAL SOUND TRACK


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