(アニメ感想) Kanon 第14話 「ひびわれた協奏曲 ~concerto~」

Megami MAGAZINE (メガミマガジン) 2007年 02月号 [雑誌]




魔物は祐一を狙っている・・・舞の言葉が頭から離れない祐一。翌日、その理由を舞へ問うと彼女は「祐一がきてから魔物がざわめくようになった」と、そう答えるのでした・・・。佐祐理のつらい過去が明らかになりました。かつて彼女が、お姉さんであった頃の話し・・・佐祐理には和也と言うたった一人の可愛い弟がいました。厳格な両親に育てられた佐祐理は、弟もそう育てたいと考え厳しく接しました。佐祐理は、完璧人間です。きっと、両親にこうしろと言われたら難なくそれをこなしやってのけたのでしょう。容姿端麗で、聞き分けもよく、頭脳明晰スポーツ万能・・・。

だから、弟にもそれが出来るはずだと思い込んでいたようです。佐祐理自身、他人に何かを強いられたとしても、決して疑問を抱くこともなく、またそれが苦痛と感じることはなかったように思えます。しかし、和也にとってそれはどうだったのでしょうか?私は、病室を訪れた佐祐理を見た時の和也の怯えた顔に大きな衝撃を受けてしまいました。佐祐理の良かれと思ってやっていたことは、和也にとって苦痛でしかなかったのです。

また、和也は同年代の子と比べても成長が遅く、幼稚園でもイジメられっ子であったみたいです。それに比べて姉は何でも出来る完璧人間。きっと、コンプレックスもあっただろうに・・・それでもいい子でい続けたこと・・・それを思うと胸が痛みますね。しかし、佐祐理にとっても可愛い弟の存在は多くの苦しみを生みました。この世界で最も愛しい者が、側にいながら優しく頭をなでてあげることも出来ないのです。佐祐理は誰よりも自分に厳しい人間であったのかもしれません。

しかし、最愛の者を失って以来彼女は笑うことは出来なくなりました・・・そう、舞に会うまでは

舞は、佐祐理に笑顔を取り戻させることが出来た唯一の人間です。まだ、笑いに若干のぎこちなさはありますけどね。でも、佐祐理が舞をどれだけ大切に思っているかはよく分かりました。そして、それは舞も同じなのです。彼女を危険にさらしたくないからこそ、冷たく突き放しました。舞踏会で佐祐理が傷ついたことには大きなショックを受けていたようですし、二度とそんなことがあってはならないと思っているなのです。

しかし、悲劇は起こりました。舞の誕生日、ちょっとした行き違いで舞と祐一がいるであろうと佐祐理が訪れた夜の学校・・・。あの映像はあまりにも衝撃的でした。その場に倒れ伏せただ、震えることしか出来ない舞・・・そして、夜中の学校に響く祐一の悲鳴・・・。幸い、佐祐理は命に別状はないようですが、怪我をした箇所が頭だけに非常に心配ですね。

佐祐理の身に起った悲劇から、思いつめたような表情の舞と祐一が魔物と対峙するまでのシーンの盛り上がりは、なかなかのものでした。冷静さを失った舞への祐一の必死の呼びかけ、そして二度と悲劇を繰り返さないためにも悲壮なる決意を持って魔物と戦おうとする舞と祐一・・・ひたすら静かな展開の続いたこの作品だけに、ここの展開の高揚感は、際立っています。やはり、舞編はなかなかに激しい。果たして、舞と祐一は魔物を打ち滅ぼすことが出来るのか!?そして、佐祐理は・・・。次回の展開にも期待です!!

Kanon 1


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