(アニメ感想) 京四郎と永遠の空 第1話 「永遠の空」

京四郎と永遠の空 (2)




平凡な学生生活を送りながらも、そんな当たり前の毎日に一種の虚しさを感じている女子高生・白鳥空。彼女は時々同じ夢を見ていた、それは自分を迎えに来てくれる王子様の夢・・・。学園祭を間近に控えたある日、空のクラスに転校生がやってきた。それは、空が夢で見た王子様にそっくりの少年だったのだ・・・。ある意味凄い作品です。初っ端から乙女妄想全開。ヒロインの空ときたら、最初から王子様、王子様とそればかり。で、その王子様と言うのは、彼女の夢の中で現われた美少年。私はてっきり、そんなカッコイイ幼馴染じみがいるものだと思っていたのですが、全ては空の妄想だったのです。激しい脱力感に襲われました(苦笑)。

美しい学園に美少年達。全ての学園を統合管理する機動風紀委員の存在・・・なんとも乙女設定だ。そして登場した謎の転校生。もちろん、それも美少年、しかもその男の子は空が夢で見た王子様とそっくりと言うのだから、やはり乙女チックです。まあ、ここまでは良しとしましょう。驚いたのはこの転校生・京四郎の行動です。いきなり、空に近づくと服を剥がし「行こう!一緒に・・・」ですって・・・開いた口がふさがりませんでした。とりあえず誰か、この男を強制わいせつ罪で訴えてください(怒)

ヒドく適当な心情描写だと感じてしまいました。だって、ついさっき公衆の面前で服を脱がされた男なのですよ?普通は「なんでこんなことをするの?この変態!!」と大きく憤慨するでしょうし、年頃の乙女が人前で下着をさらされたのです屈辱だし、大きく傷つくはずです。なのに、なぜか京四郎に対しての恋心が変わらず、しかも京四郎とせつなのキスシーンを見て軽く嫉妬するのか・・・どうも不自然な心情描写です。このせいでヒロインとのシンクロ度が一気に低下してしまったのは残念です。

学園に潜む悪意の存在・・・。ネコ耳の少女が出てきた時は、「?」と大いに戸惑ってしまいましたが、その後すぐにロボット同士の戦闘。どうやら、この作品は乙女チックな世界観とロボット物の融合を目指しているようですね。ロボットは乗り込んで戦うタイプではなく、外より何らかの手段で操るタイプ。これは、肉弾格闘戦の要素もあり一度で二度おいしいと言うもの。作者がこの作品でどういうことがしたいのかは、何となく掴めた気がします。

ひたすら美しい世界観で、一見決して汚れたものを描くことは許さないと言った風に見えますが、介錯先生のことだから存外そうでもないような気がします。暫くすると、様々な人物の黒い部分が、見え隠れするのではないでしょうか?それはそれで興味深くは見られますね。ただ、京四郎がただの変態にしか見えないから困ったものです。あの行動には確かに意味があったのだろうとは思いますが、人前であんな暴挙に打って出ようとは言語道断です。例えあの行動に意味があるにしても、やりすぎな演出でしたし、それを受けての空の心情描写にもリアルティを感じなかったのは残念です。

取りあえず、まだ初回。戦闘部分には見るべきものもあったので、そこには期待して今後も見ていきたいと思います。

ドラゴンエイジ 2006年 05月号 [雑誌]


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