(アニメ感想) 武装錬金 第14話 「キミは誰だ?」




武装錬金 I/アニメ




生徒達の生命力を食らい、裏切りの戦士の復活が近づいていた。倒れた生徒達の中を走りぬけ屋上を目指すカズキと斗貴子。しかし、カズキには素通り出来ない場所があった・・・2-Bの教室。仲間達を気にかけるカズキは、斗貴子の制止を振り払い教室のドアを開けた・・・。この緊急事態にもクラスの仲間達を心配するところが、カズキらしい。しかし力を分け与えてくれる仲間も時には、戦う彼にとって足かせとなる・・・。これはパピヨンにも同じことが言えるでしょう。カズキの愛すべき仲間達はそれを分かっていて、カズキの前では気丈に振舞います。そして、「お前は入るな・・・戦え」と話すのでした・・・。

この仲間の優しい気遣いは、カズキの心にも熱く伝わってきます。岡倉・・・お前のパンチは効いたぜ、君はただのエロスなんかじゃない、そうエロカッコイイ(エロスでかっこいいの略(苦笑))とは君のためにある言葉なんだ!!

ビィクターの復活!!人間でもホムンクルスでもない第三の存在。いよいよ、彼の桁外れなその力が明らかとなります。しかし、こいつの厄介なところは、その生命を維持するために、エネルギードレインで周囲の人間、ホムンクルスから生命力を搾取し続けることなのです。これは、人間で言うところの呼吸と同じ、それを止めるためにはヴィクターの息の音を止めるしかありません。そう、とてもシンプルなこと。この男は、カズキにとって絶対に倒せねばならない不変の存在してあり続けるのです。まさに、ヒーローものらしい最終ボスと言えるでしょう。

錬金の戦士は全て殺す!!」ヴィクターが錬金の戦士へと向ける憎悪は、斗貴子がホムンクルスへと向けるそれと酷似していますよね。考えてみればカズキの周囲には、こんな風に強固な意志を持った者達が多い。斗貴子しかり、ブラボーしかり、そしてパピヨンしかり・・・どいつもこいつも、融通が利かないわけですが、しかしそれが一番顕著なのはカズキ自身でしょう。ただ、彼を支える仲間達がかなりの変わり者なので(妹も含め)、ある意味バランスは取れていると言えなくもないか。時には暴走しかねないカズキをたしなめる存在としての仲間・・・実際今回は、エロスが大活躍してくれましたね

それにしても、まさに圧倒的でした。カズキにまともな活躍の機会も与えずに、瞬殺。核金を抜き取られ、倒れ伏せるカズキに向かってヴィクターはこう吐き捨てます、「犬死だな」と。斗貴子のもっとも恐れた光景が、そこには広がっていました・・・カズキはかつてただの高校生だったのでした。それを自らが戦いに巻き込み、核金なしでは生きられない体にしてしまった。そして、彼に多くのものを背負わせ戦場へと導いてしまったのです。その挙句が犬死・・・。斗貴子は、もはや理性を失った狼と化していました。そして・・・。

ヴィクターがどうしようもなく強く、さらには存在そのものが悪である(周囲の生命を危機にさらすと言う意味では)と言うところから、カズキや斗貴子にとって必ず倒さなければならない絶対の存在として、この物語に君臨することがはっきりしました。

また、これまでただの錬金の戦士であったカズキも、この一件により核金なしでも生きられる特別な存在として昇華されたことは言うまでもありません。もちろん、特別な何かであるからこそヒーローであるのですけどね。

ただ、これを受けてパピヨンがどのような反応を示すのかは興味がありますね。人ではなくなったカズキを「ちょう~クール」と歓迎するか、もしくはやはりカズキは人であって欲しかったのか・・・。何れにせよ、変化を見せたカズキのその真価が次回明らかとなるでしょう。さあ、ここからが本番です。次回にも、期待!!



TVアニメ「武装錬金」オープニングテーマ: 真赤な誓い/福山芳樹


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