(アニメ感想) Kanon 第16話 「真夜中の聖譚曲 ~oratorio~」

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魔物との戦いは終わった・・・傷ついた舞は、佐祐理と同じ病室にいた。祐一はあゆを連れて二人を見舞うため病院を訪れる。元気そうな二人に安心する祐一。しかし、そんな祐一へ舞は意味深な言葉を告げるのだった・・・。舞編は、一件落着。しかし、真琴とは違い舞は生きているので、今後学校ではしょっちゅう顔を合わすことになる・・・どうするんだ?これでは、栞に手が出せない・・・そんな風に心配していたのですが、何とも祐一にとって都合のいい展開が待ってました。舞は長期入院で、卒業式にも顔を出せないそうです。いやあ~、これで心置きなく栞に手が出せますね、雄一君!(怒)

秋子さん倒れる!!真っ青な顔して、祐一を追いかけてくるあゆの様子が、尋常でなかったので心配されましたが、ただの風邪だったようです。しかし、「私のお母さんみたいに!」と言うセリフは気になります。確かあゆの母親はすでに他界していたはず。きっと、秋子さんと自分の母親を重ねているのでしょうね。そう考えると、あゆのあの動揺ぶりも理解出来ます。秋子さんのために、一生懸命看護するあゆ・・・なんと健気でいじらしい。

家に帰るとそこは戦場の跡だった・・・(苦笑)。しかし、これはあゆが出来ないなりにも奮闘した結果・・・やはり、彼女は秋子さんと自分の亡くなった母を重ねていたようですね。名雪の提案で始まったこの同居生活はあゆにとっても、祐一にとっても、貴重なものとなるに違いありません。

秋子さんの具合も良くなり祐一は、これで心置きなく栞とデート出来るわけです。ところで、ゲームセンターに一度も行ったことがないと話す栞に対して、祐一の「お前まさか、狐か狸じゃないだろうな?」と言う発言にはニヤリとさせられました。まあ、これまで人智を超えたとんでも現象を体験してきていますから、そう疑ってしまうのも無理もないか・・・。

栞のお気に入りの場所・・・それは彼女が祐一とあゆと初めて出会った場所。祐一にとっては何気ない出来事でも、栞にとってもあれはとても大事な思い出・・・。「思い出って言うほど昔じゃない」と祐一は話しますが、なぜそんな最近の出来事が、栞にとって思い出となってしまうのか?それは後に明かされることで、私は何となく理解が出来ました。それにしても、栞は祐一と一緒にいると生き生きしていますね。実は、一番祐一を必要としているのは、彼女ではないかと思えてきました・・・。

香里の告白・・・やはり彼女は栞の姉でした。なぜそれを隠そうとしていたのか?

・・・栞は、楽しみにしていました。香里と同じ学校に通って、香里と一緒にお昼ごはんを食べたり、帰りに待ち合わせしたり・・・そんな何でもない日常が、栞の憧れだったのです。しかし、それも叶わぬ夢となりました・・・。彼女は、もう長くは生きられません。誕生日までは、もたないだろうと言われたその誕生日が後一週間に迫っているのです。

香里は、その事実を聞かされてからと言うもの、ずっと栞から逃げ続けてきました。日に日に弱っていく彼女を見るに絶えず、そして自分の前から栞がいなくなってしまうそのつらさにも耐えることも出来ない・・・だから、最初から妹なんていなかった・・・そう思うことで精神の安定をはかろうとしたのです。

それでも、妹のことは忘れられなかった。彼女は、妹が死ぬと知ったあの日からそんな苦しみや悲しみを心に溜め込み、それでも黙って耐え続けてきました。しかし、それはまるでダムが決壊したごとく・・・押し寄せる感情に、どうしようもなくなった彼女は、祐一を呼び出したのでしょう。それを受け止められるであろう祐一を・・・北川ではダメだったのですね。

栞が抱える運命の重さは、私の想像を超えるものでした。これを果たして、祐一が受け止めきれるものなのか?生半可な気持ちでは関わってはいけない!確かにそうかもしれません。しかし、栞が望むものが、何でもないささやかな幸せの続く日常であるならば、やはり祐一は必要なのだと私は思います。

もう一つ彼には重大な役割があります。それは、香里を栞に関わらせること・・・。関わったことを後悔するよりも、何もしてあげられなかったことを後悔するほうが何倍も苦しいはずです。「その人にとってその一瞬がどれだけ大切だったか・・・」は栞の言葉。例え短い時間でも、大切だと思える濃厚な時間を共に過ごせたら・・・。

私は、祐一が側にいれば香里は全てを受け止められると思います。今回ばかりは祐一にエールを送りたい・・・今後の彼の奮闘に期待。

それにしても「うぐぅは風邪ひかない」は、なかなかの名言でした。祐一のこういうイジり方は嫌いじゃありません。

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