(アニメ感想) 天保異聞 妖奇士 第19話 「三人往壓」

天保異聞妖奇士 1 (1)




竜導往壓を名乗る男が現われた。偽往壓の正体を探るため往壓達は動き出すがその途中、竜導往壓を名乗るもう一人の人物と遭遇する。その者、本当の名を土方歳三と言う一人の少年だった・・・。江戸市中のあちこちで、目撃される往壓。まさか、ドッペンゲルガーか?しかし、あの子供往壓が振り回していた刀・・・まんまソウルエッジですがな(苦笑)。他の人間の刀より何かを吸収していたみたいですが、今のところ人に対して特に害悪をもたらすものでもなさそうです。

偽往壓」の出現の噂は、往壓自身の耳にも届き、一行は早速調査を開始することに・・・。しかし、アトルと往壓の関係に、ちょっとした嫉妬を覚えたのか「私も一緒に行く!!」と雲七に飛び乗る宰蔵の何とも可愛いいこと!この世界観においてあの変顔は、確かに違和感がありますが、ギャグ要員としてその存在価値を見出そうとしている彼女を、私はなぜか応援したくなるのです。

往壓の過去・・・代々学問によって公儀に仕えてきた竜導家。学を修める事こそが生きる道と説く父に対して、剣が好きだった往壓はこの家に対して息苦しいものを感じていたようです。すでに決められた将来から、逃げ出したくなる・・・結局、今も昔も同じような状況はあったと言うことか・・・。そして、どうしようもない行き詰まり感を覚えた往壓の前に、それは現われます・・・

そう、異界はどこにでも現われる・・・まるで人の心に反応するかのように、それは出現しました。まるで、行き詰まった往壓を誘うが如く・・・。やはり、異界は人を堕落へと誘惑するためにあるのでしょうか。ひとたび、その甘美な世界へと足を踏み入れれば、人はそれに捉われ続けることになります。まさにこの往壓がそうでありましたから・・・。家を飛び出してからの何十年間は、「ここでないどこか」を求め、ただ逃げ続けるだけの日々・・・。挙句は友人を殺し、漢神によってその幻影を産み出す始末です。逃げ続け、探し続け・・・結果的には小笠原に拾われるまではどうしようもない人間であったのですよ往壓は・・・。

往壓が家を飛び出したたため、跡取りを失った竜導家は、養子をとります。その養子があの偽往壓。そして、その往壓から刀と名前を譲り受けたのが土方歳三。ちなみに、土方歳三はあの有名な新撰組の副長ですね。

まあ、分かってしまえばなんてことはない話し・・・。恐らく、偽往壓は本当の自分ではない者の名と、家を継ぐことにしんどさを感じていたのでしょうね。それ故、名と家の象徴である脇差を捨てたのでしょう。問題は、彼が異界と何らかの関わりがあったかどうか?まあ、あの脇差は往壓が異界に持っていきましたから、その時に何らかの力を持ったとも考えられますが・・・。何にせよ、土方歳三が絡んでくるとなるとこの話しはなかなかに興味深い。次回の展開には大いに期待しています。

天保異聞 妖奇士 一 (完全限定生産)


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