(アニメ感想) -Pumpkin Scissors- パンプキン・シザーズ 第21話 「木偶と偶像」




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パウロ侯爵の不正に鉄槌を下そうと舞踏会場に平民の一団が乗り込んできた。血気にはやる平民たちを制するため、アリスはパウロ侯爵との決闘を申し込む。だが・・・。事前に舞踏会襲撃の情報をキャッチしていながら、阻止に間に合わなかった一課。そのため、偶然の遭遇を装い武装した平民を逮捕する。そして、初めて舞踏会での惨劇を知った一課は声高に、こう主張するのだ「我々にいま少しの権限を融通していれば、こんな惨劇は救えたはずだ」と。これを機会に、組織内での権限拡大を狙う、野心溢れるコネリーの考えそうなことです。しかし、この男は何も分かっていない・・・イレギュラーによって野心家がそのの野望を阻まれる場面は、過去に何度となく繰り返されてきたという事を・・・。

そう、決闘です。アリスとパウロ侯爵の決闘。いかなる時も決して、武人としての誇りを失わないアリスは立派ですが、股下に隠し武器ですか・・・。いやあ~、あのまま強引に誘っていたらレオニールも危なかったね(苦笑)。ところで、パウロ侯爵の護衛についていた二人ですが、農業国ローデリアのボディガードであることが判明。フレイルと言う、まあ最近ではあまり見かけない武器を振り回してくるのだから驚きです。

しかし、ここ最近気になっていたことですが、オーランドはこんなにも臆病な男だったでしょうか?確かに積極的に戦おうとはしないタイプではありましたけど、戦車を倒してしまうほどの男が、人間相手にここまで無力になってしまうのには、ちょとした違和感を覚えます。

今回のタイトル「木偶と偶像」ですが、恐らくこれはアリスとオーランドの関係を示しているのだと思います。アリスは木偶(オーランド)にとっての偶像。最近では、その傾向がますます強くなって、もはやオーランドはアリス信者と化しつつあるのです。彼女の話す言葉の一つ一つに心動かされ、それを絶対だと信じている。

困ったら少尉、つまづいたら少尉・・・隊長だって絶対じゃないんだ」そう、オレルドの指摘は的を得ています。あまりにもアリスに依存するあまり、一人になった途端に無力と化す・・・確かに、フレイル使いの言うとおり痛みを想像しやすい武器を向けられ、その恐怖もあるのでしょうが、やはりアリスの指示がない状況下での彼は、想像以上に脆いようです。

アリスとパウロ侯爵の決闘。アリスが勝てば、パウロ侯爵の自白と乗り込んできた平民の無罪放免を。パウロが勝てば、彼の好きにすればいい。レオニールの機転により、襲撃そのものかなかったことになろうとしています。

しかし、レオルドは「奴は何も分かっていない」、そう話します。正義の立場や温恩賞などで、命を賭けて武器を持ち決起した平民たちが、刃を収めることはない。彼らが、許せないのは不公平な世の中そのものなのだ!と・・・今回は、いや以前からか、レオルドの言葉には妙に説得力があります。貧しい環境で育ったレオルドには彼らの気持ちが理解出来るの部分があるのでしょう。軍に入っていなければ、もしかしたら、あちら側にいたかもしれないのです・・・。

そう、もはや、この決闘は無意味。そう、パウロ侯爵が罪を認めたところでこの騒動は治まるはずもないのです。

さあ、アリスはこの場どう治めるつもりなのでしょうか?彼女はこれまでその直感的行動によって、多くの危機を乗り越えてきましたが、どうやら今回はそう簡単にいきそうもありません。また、オーランドもここが正念場。二人がここを乗り越えることによって、どのような成長を見せてくれるのか・・・次回に注目です。



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