(アニメ感想) がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第12話 「桜色の未来たち」

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卒業式の時がやってきた。学美、光香、むつき、芽生、桃葉の五人はいつものように集まり、自身の選んだ道を確認しあう。そこで、光香は衝撃の発言をする・・・。むつきは実業団、芽生は大学、桃葉は専門学校、学美はフリーター、そして光香はアメリカへ・・・。光香のアメリカはいいとして、学美のフリーターと言うのはどうもしっくりこない。学校にも、社会にも縛られない彼女の自由奔放な性格を考えれば、自然とこう言う結論に行き着いたとも取れなくもないのですが・・・うーむ。

思えば、光香は没個性と言うものを象徴するようなキャラだったのではないでしょうか。自身が選んだ道にも関わらず、そこに主体性はなく、与えられた楽しみを、ただ享受するだけの毎日・・・もちろん大きな変化などあるはずもなく、生徒達は日々をただ流されるように生きていた。そこへ現われたのが、まさしく個性の塊のような少女・学美だったのです。

エキセントリックな彼女・・・確かに、学美の行動は他の生徒達にとって、奇抜に見えたことでしょう。しかし、そんな彼女がもたらしたものは・・・そう、当たり前の気づきでありました。誰も見向きもしなかった校歌、自分達で作る学園祭の意味、そして学校そのものの意味・・・。それは同時に問いかけでもあり、生徒達は改めてそれらの意味について考えるようになったのです。

不思議と学美と言うキャラは回を追うごとに影が薄くなっていきます。先ほども言いましたが、最後には、フリーターなどと、何だか随分と彼女らしくもない、中途半端な道を選択したものだと、少し失望させられましたが・・・。むしろ、光香のアメリカ行きこそ、学美が選択する道であっただろう!と思わず突っ込みを入れたくなります。

しかし、考えるに、「学美」と言う個性は、あのメンバーの中で普遍化していったとは捉えられないでしょうか?。つまり、際立って見えた個性も光香達の変化によってそれは、もはや当たり前の存在となっていった。それは、それぞれの心の開放によって誰もが学美式を身につけたと言うことなのです。

特に学美の影響を色濃く受けた人間が光香でありました。元々、彼女が無個性であった分、その変化は際立って見えたのかもしれません。あるいは、他のメンバーと比べて彼女は、吸収性に富んでいたとも言えるかもしれません。

ただ、最後にはアメリカに行くと言う決断を光香自身が選択したことにより、「学美」と言う個性の受け継ぎが、光香の間に行われたのだと私は解釈しました。それはすなわち、主体的に生きると言う選択であり、この作品が出した最後の答えとようやく繋がったように思えます。

それにしても、多くを語らず、学美達が拳を前に突き出し、光香を送り出すというシーンは良かった。全てはここから始まる、そんな彼女達の気合いが感じられるシーンでありました。時に言葉はいらない。それでも、十分過ぎるほどに伝わるものがあった・・・。

さてと、すっかり感想が遅くなってしまいました。後でゆっくり考察なんて思っていたら新作ラッシュの波にもまれて、正直すっかり忘れておりました(汗)。おかげで、どこかまとまりのない文章となってしまいましたが・・・。

しかし、この作品私は好きです。どこがと問われると大変困るのですが、何となく・・・好きそんな作品でございます。演出面でも、なかなか面白いことをしていたと思います。最後のスプレー落書きシーンが、OPへと繋がっていたと言うのもなかなか良かった。ただ、惜しむらくは1クールであったこと。2クールあれば、あるいは・・・そう思うと残念な部分があります。

そんなわけで、スタッフ並びに声優の皆様お疲れさまでした。また、この感想記事を読んでくださった方、今までコメントを下さった方本当にありがとうございました。是非感想などを聞かせてくださいませ。

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