(アニメ感想) 地球へ… 第1話 「目覚めの日」

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そこは夢の中・・・登場するのは美しい少女と少年。もう、何度も同じ夢を見ていた。そして、ジョミー・マーキス・シンは目を覚ます。いつもと変わらぬ朝・・・そして一日が始まる・・・。美しい母に、優しい父親、絵に描いたような理想の家族。そして学校に行けば、愛すべき仲間達が待っている。主人公、ジョミーは、何不自由のない日常を送っているかのように見えた・・・。しかし、すぐにそれが偽りの、輝いた日常であることが明らかとなる・・・。

ジョミーは14歳の誕生日を迎えようとしていました。「目覚めの日」と呼ばる日。それは、両親のもとを出て行き成人検査を受け、そして大人への一歩を踏み出す大事な日のこと。学校にも2度と戻ってくることはなく、ジョミーは仲間達に最後の別れを告げるのでした。

しかし、我々の感覚で言うと、大人となり社会に出たとしても、別に家族や学校の仲間と縁が切れると言うことはないでしょう。しかし、この世界では、「目覚めの日」を迎え成人検査を受けると両親も仲間とも、二度会うことはないようなのです。この世界で、大人になると言う事は、一体何を意味するのか・・・。

そして、いよいよ目覚めの日。ちなみに、「目覚めの日」はどこへ行くも自由。これも少し奇妙な話しです。成人検査とは、どこか特定の場所で受けるものではないのか・・・しかし、その答えはすぐに明らかとなります。ジョミーが向かったのは、家族との思い出が一杯詰まった遊園地。そこのアトラクションに乗り込んだ時、それは始まります・・・。

その儀式は、14年間の記憶を全て消去することによって達成される・・・。この世界で大人になった者は皆、子供の頃の記憶を失ったものと言うことなのでしょう。しかし、何のためにそんなことを・・・。それに、ジョミーの両親は、実の親ではありませんでした。それは、たまたまそういう境遇の子供であったのか、もしくは、この世界では誰もがそうであるのか・・・。やはり、謎は多い。

ミューと呼ばれる種族のリーダー、ソルジャー・ブルーより、夢を通じて伝えられたメッセージ、そして彼による救い・・・ジョミーは記憶を消去されずに済みました。

しかし、彼は不適格者として保安隊に包囲されてしまいます。このまま、いけば確実に抹殺されることとなるでしょう。この世界において、子供時代の記憶と言うものはそれほどに大きな意味も持つものなのでしょうか?14歳と言えば、ただでさえ多感な時期であります。にも関わらず、記憶を消し去り、これでまともな人格形成がなされるとは到底思えません。この世界は、やはりどこか変なのですよ・・・。

さて、30年も前の漫画のアニメ化・・・なぜ今頃になって?そう思われた方も多いでしょう。私はこの原作を知らないのですが、むしろ今だからこそ・・・なのかもしれませんね。この作品の持つテーマ性と言うのは、この現代の人々の心にこそ強く響くものであって欲しい、私は期待してしまいます。今後が非常に楽しみな作品でありますね。

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