(アニメ感想) ぼくらの 第3話 「秘密」

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和久が死んだ・・・。あの瞬間に宇白が背中を押し、和久は夜の海へと落ちていった。だが、自分のせいではないと宇白は主張する。そして、仲間もそれを受け入れた。秘密の共有は仲間の結びつきを強くする・・・子供達は、このことを誰にも話さない自分達だけの秘密とした・・・。これはゲームではない・・・前回の、敵ロボットとの戦闘で多くの人々が巻きぞいを食い死んで行きました。しかし、14人の子供達に最も大きな衝撃を与えたのは、和久の死・・・。2千人以上の街の人々が死んだ・・・そんな数値上の事実などよりも、身近な人間である和久の死のほうが、ずっと実感として伝わるものがあった、と言うことのでしょう。

さて、少し原作とは違う展開・・・。まず子供達があそこまで、警察に拘束されることはなかったように思えます。そして、孝美の「ロボットに乗ってました」と言ういきなりの告白。ある意味仲間への裏切りとも取れる、孝美の先走った行動。これが仲間達の間で、どういった波紋を起こすことになるのか、気になるところでありますね。

ところで、その孝美の父親が今回登場しましたが、原作とは全くの別人となっております。見た目もそうですが、性格がまるっきり違いますね。孝美のエピソードでは、この父親が深く関わってきます。しかし、ここまで設定が変わると、展開もしくは、お話しそのものにも大きな改編が加えられることは必至でしょうね。孝美のエピソードは、個人的に好きなお話しなので、それがアニメで見られないとなると少し残念ですね・・・。

さて、あっけなく逝ってしまった和久ですが、彼自身がどういった過去を背負っていて、また何を想いロボットに乗り込んだのかと言った部分の描写が、やや薄かったように思います。ただ、その代わりに、和久の死を受けての他の子供達の心情変化や、和久の両親(特に父親ですが)の様子を、随分と丁寧に映し出していると言う印象を受けました。一人の人間の死・・・彼に関わる多くの人々の悲しみから、少年少女たちはその一つの命の重さと言うものをいやがおうにも実感させられるのです。

そして、今彼らははっきりと自覚したはずです。これはゲームなどではない・・・それは、命のやりとりをする・・・そう戦いであるのだと言うことを・・・。

あの時、宇白が体を押す前に、和久は死んでいたと言う事実・・・残酷なる現実の一つが、今明かされようとしています。そして、次なる戦いの幕開け・・・パイロットは小高勝。次回、明かされる残酷なる現実に期待です。

しかし、和久のお葬式のシーン。骨まで映すとは・・・確実なる死の実感、それは今後残された14人の子供達に、重くのしかかってくる現実であるのです。相変わらず容赦のない・・・いや本当に。

ぼくらの 5 (5)


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