(アニメ感想) ひとひら 第5話 「うわぁぁぁぁん」

ひとひら 第2巻




いよいよ、夏休み!練習合宿のため、海のロッジへとやってきた麦達。水着へと着替え海を満喫!のはずが、到着早々、野乃よりハードスケジュールが提示され愕然とする部員達。かくして、麦達の夏休み合宿は始まった・・・。私無理です・・・突然の主役抜擢に、激しい戸惑いを見せる麦へ、私は安西先生のこの言葉を贈りたい。「あきらめれば、そこでゲーム終了だよ・・・」。

いや、麦の気持ちは理解できます。彼女からすれば、素のままでいいとか、セリフを覚えれば何とかなるとか、そう言ったレベルの話しではないのでしょう。上がり症である麦にとって、大勢の人の前で演じると言う事は、一つの恐怖でもあるのです。それは、きっと根性や気合で克服できるものではないし、ましてや急がせて追い込んでも、決していい結果は得られないでしょうね。

その辺りは桂が冷静で、少しずつ段階を踏んでいかないとプレッシャーで潰れてしまうと、野乃へ静かにアドバイス。しかし、彼女はそれをを受け入れようとしません。「彼女はこれをやらなければいけない」、本当に追い込まれているのは、野乃の方かもしれませんね。彼女を見ていると、子供へ過剰に期待かけてしまう過保護な母親の姿を思い出してしまいます。それは、自身の想いや夢を、自分以外の誰かに押し付けているだけに過ぎません。
野乃が麦に自身を重ねてしまっているのは分かりますが、やはり麦は野乃にはなれないのですよ・・・。

努力しても、それが理解されない事への苦しみは、大きな心の爆発を持って示された。売りに言葉に買い言葉と申しますが、耐えられずに合宿所を飛び出していった麦。「あんたの勝手な想いを押し付けたっていい迷惑だよ!!」、そう言って頑なな野乃をグーで殴りつける理咲の男らしさときたら(苦笑)。いやしかし、これは野乃を理解し、互いの信頼関係を築き上げている理咲だからこそ出来る芸当なのでしょうね。

そして、泣き出し走り出した麦を追いかけるのも、甲斐にしか出来ない事ですね。変わらない自分への苛立ち・・・自身では理解していても他人から改めて言われると、心に突き刺さる言葉と言うものはあるでしょう。

変わりたいという強い想いはあるものの、心の縛りがそうはさせないジレンマ・・・・麦も少しのリラックスが必要のようです。「私なんでここに来たんだろう?」ふと漏らす麦。甲斐はそれに、輝く夜の星空を見上げこう答えました「これ見に来たんだよ、多分」。

いつもの環境から離れ、違った視点に立つことで見えてくるものもある・・・今の麦にとっても、野乃にとってもそれは必要な事かもしれません。二人はそういう意味でも似たもの同士だといえるでしょうね。

しかし、今回はサブキャラである、甲斐、桂、理咲がいい活躍をしたと思います。それぞれの言動や行動には深い意味がありましたし、それらによって麦や野乃の成長に、必要な気づきがもたらされた事は大きいですね。こうしたサブキャラの活躍には今後も注目していきたいところです。次回にも期待!

ひとひら 第1巻


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