(アニメ感想) -DEATH NOTE- デスノート 第31話 「移譲」

フォルテf
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DEATH NOTE Vol.7




テレビキャスタ-の出目川の呼びかけにより、SPKビルを暴徒達が取り囲んだ。月は、ニアにその場からすぐ逃げるようにと話すが、ニアはそれを拒む。そして、大きな混乱の中、ニアはある作戦へと打って出た。押し寄せた暴徒達は、キラの正義に同調する人間などはではない。それは、とても低レベルで、ただ騒ぎを楽しむ身勝手なる者達・・・。ニアはそう判断すると、すぐにそれを実行に移します。

暴徒達へ、上空よりばら撒かれた100ドル札、彼らは当然の如く、そのお金に群がった。もはや、ニアどころではない様子。なるほど、常人には思いつかないような大胆な作戦・・・見事です。そして、そこへ鎮圧に現われた警察官。これも、ニアが緊急に取った対応でした。この混乱に乗じ、警察官に扮して脱出すれば、もはや誰がニアなのか見分けがつかないでしょう。かくして、見事ニアはSPKドルからの脱出に成功したのでありました。

結局、ニア殺害に失敗した月ですが、やはりその代償は高くつきました。捜査本部の中にキラがいる!その疑いを捜査員達は、より強くしたことでしょう。ニアは、捜査員達に、自分への協力を呼びかけます。揺らぐ心・・・月に、彼らの行動を止める権利などありません。そんな事をすれば、月に対する不信感はさらに募ることでしょう。そして、一人・・・ニアに連絡を取るものが現われます・・・。

相沢がニアへともたらした情報の価値は、相当に大きいものです。エルが、ある二人の人物をキラだと疑っていた事。しかし、彼らが十三日ルールで、自らの潔白を証明し解放されたという事実、さらに八神総一郎一が芝居うった話しや、死神の眼の情報・・・まあ、よくもこれだけ重要な秘密をペラペラしゃっべってくれたものです(苦笑)。特に、八神総一郎の一芝居の件は、キラの正体を特定出来るものであり、ニアにとっては貴重な情報でしたね。これにより今後ニアは、キラであるという強い確信を持って、八神月に接することでしょう。

相沢が月へと向ける疑念。そして、相沢がついに行動に出ます。彼は月、ミサの行動を監視し、さらに二人の部屋にデスノートがないか調べさせて欲しいと訴えでたのです。

月は、意外なほど素直にそれに応じます。おそらく彼の事だから、こうした事態も想定済みだったのでしょう。当然、ミサ、月の部屋からはデスノートは見つかることはありませんでした。しかし、相沢は今後も監視を続ける旨を伝えます。それを承認する月・・・もちろん月にも考えがあってのこと。そう、自身にかけられたその疑いを一挙に晴らすだけの秘策彼にはあったのでした・・・。

キラの代弁者たる者の存在。その者は、キラの考え、理想、欲するもの、いらぬものその全てを理解し実行する・・・。キラへの忠誠を誓いながらも、自身で考え、行動することが出来るのだ・・・そう、魅上照は、まさしく神たるキラの手足になるにふさわしい男。

こうして、月は、自身への疑いを逸らしながらも、正義の殺人を執行出来る状況を作り上げることに成功しました。しかし、ニアは月がキラであると睨んでいます。これだけでは、まだ弱い・・・月が、次なる手に打って出ることは必至でしょう。もちろん、ニアも・・・二人の頭脳戦は、ここからさらに白熱したものとなるのです・・・そんなわけで、次回にも期待!


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DEATH NOTE Vol.6


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