(アニメ感想) ひとひら 第10話 「ずっと…一緒…」

ひとひら 第1巻




文化祭が終わり演劇研究会は廃部となった。ぽっかりと穴が開いたようなそんな寂しさを感じながらも、それぞれが日々の生活に追われていく。そして、季節は冬を迎えた・・・。あの演劇研究会での日々は幻だったのか・・・。部は廃部、麦も含めてメンバーは演劇を続けることなく、日々の生活へと戻っている・・・それが何とも寂しいですね。三年生は別として、麦や甲斐は、てっきり演劇部に入ったものだと思っていたので・・・やはりこの二人は、根本的に演劇が好きではなかったのかもしれませんね。

ただ、演劇研究会はなくなりましたが、仲間達との縁が切れたわけではありません。クリスマス会と称して集う仲間達・・・受験勉強に追われている上級生組達も、この時ばかりはと、自身を解放してパーティーを楽しんでいるようです。

どうでもいいですが、美麗が酒を飲むようになったら、愚痴り酒となりそうですね。不甲斐ない下級生達に失望する気持ちも分かりますが、野乃に慰められるようになったら終わりですよ(苦笑)。

どこか様子のおかしい佳代・・・。そして、彼女の口から出たのは衝撃の事実でした。「写真の勉強をするために留学をする」・・・それは麦にとって、あまりにも残酷な言葉。

中学校時代からずっと一緒で、そしてこれからも同じ時間を過ごせる・・・それが当然のことだと麦は思っていたのです。それが、自分の舞台を見たことがきっかけで、新たな世界へと踏み出そうとしている佳代・・・麦はショックを隠せません。

だから・・・応援して欲しいな」そんな佳代の言葉に、その時の麦は何も言うことが出来ませんでした。ただ、佳代が自分の元より去っていくのが悲しくて・・・彼女の新たな挑戦を素直に祝福する気にはなれなかったのです。

いつもどんな時も、佳代に励まされてきた自分・・・なのにそれで友達だなんて言えるのか?麦の心の中は、佳代が離れていく寂しさと、友を素直に応援する事が出来なかった後悔とが大きく渦巻いていることでしょう。

ずっと変わらないものなんてないわ、終わらない舞台がないのと同じように・・・」、落ち込む麦に、野乃はそう言いました。

世界は常に流動的であると・・・麦と佳代の関係だって常に変化し続けている。そして、人が自分のあるべき場所へと向かっている以上、何れ別れの時だってやってくるのだ・・・と。

麦は、これまで佳代に依存していました。しかし、極度の依存は、麦の自身のみならず、佳代の可能性すら摘み取ることにもなりかねません。そういう意味においても、今回の佳代の決断は、二人の自立のためにもいい機会だったと言えるかもしれませんね。

しかし、麦は自分一人では何も出来ないと思い込んでいます。果てしてそうなのか?・・・舞台で見せたあの一瞬の輝きは、彼女自身の努力と才能、そして人を強く惹き付ける彼女自身の魅力によって生み出されたものです。実際、佳代は麦に感化され、今回の決断をしました。まさに麦の見せた行動は、他人の未来すらも切り開いたと言えるでしょう。

まあ、考えれば本当は佳代だって不安なはずです。それこそ、麦以上に・・・何せ未知の世界へと踏み出そうとしているのですから。麦の励ましの言葉欲しい・・・そんな風に思っているのかもしれません。しかし、今の麦は自身の寂しさから、そんな佳代の複雑な想いに気づいてあげることは出来ないでしょう。ここは麦にとっての正念場・・・その先に彼女の大きな成長があると信じて・・・次回にも期待!


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ひとひら 第2巻


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