(アニメ感想) 瀬戸の花嫁 第10話 「鋼鉄の男」

瀬戸の花嫁 第1巻(初回限定生産盤)




朝目が覚めると、そこには黒タイツに身を包んだ、体格のいい男が佇んでいた。男は、永澄に警告する「中途半端な気持ちでルナに関わるのならお前をターミネイトする」と・・・。そして、男は消えた・・・。冒頭、アメコミ風味で始まったのには驚かされました。ダダダダン、ダダダダン、ダダダダン♪ 例のグラサンサイボーグ映画を思い起こさせるテーマ曲、そして声優は玄田さん・・・い、いかん!ここまで、でかかっていても決して口にしてはならないその言葉・・・うん、飲み込んでしまおう(苦笑)。

それは、永澄の幻だったのか?そりゃ、誰だって信じるはずがない。身長が2メートルで、黒くて全身がテカテカしている、シットガンを持ったおっさん・・・しかも、なぜか窓ガラスに「ルナ命」の文字を残していった・・・・うんうん、分かるよ永澄君。君はきっと疲れていたんだね・・・後のことは心配しなくていいから、ゆっくりお休み。そう、永遠に・・・(苦笑)。こうして誰からも理解されないと言う事実は、永澄を次第に孤独にしていくのです・・・。

なぜ逃げるのか?そりゃ、身長2メートルの、黒くて全身がテカテカしている、ショットガン持った大男が、追いかけてきたら、誰だって逃げるでしょうよ(笑)。ようやく、三河に男の存在を認めさせたと言うのに、二人してその恐怖を味わうことになってしまいました。おまけに、明るくて広い所恐怖症の三河は役立たず。いちいちサルの助けを借りなければ、この男何も出来ないのか・・・。サルへの依存度が高まるごとに、三河は無力化していっているような気がします。

しかし、黒テカグラサンはなぜ永澄を追ってくるのか?全くもって謎です。謎と言えば、トイレに逃げ込んだ永澄と三河を追いかけてきた男。ドアを開ければいいのに、わざわざ壁を破壊して侵入してきた事も、大きな謎でした(苦笑)。

で、あまりの恐怖にとち狂った三河は、どこから出したのか?隠し持っていたロケットランチャーを男めがけて発射!!それは見事命中・・・コイツ、つ、ついに人を殺しやがった。ところが、白煙の中からは男の姿が!しかも無傷?

さらに、とち狂った三河は、今度は衛星からのレーザーを男めがけて発射!!いやあ~、お金持ちって本当に恐ろしいものですね・・・。が、これも男には効かず。

男は、三河にパンチを食らわすと永澄に静かに迫ってきます。もはや、絶体絶命か!?が、その時、「そこで何しよんの!!」それは聞き覚えのある声・・・そして、そこには燦がいた!!

娘のピンチへと駆けつけた、豪三郎と黒テカ男との一騎打ちは圧巻でした。黒テカ男の背後より、マウントパンチを繰り出す豪三郎、しかしそれをモロともせず、こて投げで反撃する黒テカ男。二人の戦いはさらに壮絶さを増し、もはや常人の枠を超えた遥かなる死闘が、そこでは繰り広げられていくのでした・・・。こうして見ると豪三郎のタフさも十分化け物ですね。永澄はこんな男と、いつも張り合っていたのか・・・。

結局、両者の戦いに決着がつけられる事はありませんでした。互いの力を認め合い、両者痛み分けと言うことで、二人の死闘には幕が下ろされます。実は、この黒テカ男はルナの父親・・・つまり江戸前組の組長であったことが発覚。どうやら、娘のことが気になり、その同棲先の男を確かめておきたかったというのが、彼の目的であったらしい。しかし、この男最後まで不器用であった。ルナには何も語らず、結果、「I'll Be back」そうつぶやいて焼却炉の中へ消えていったのだ・・・なぜ焼却炉に?そんな野暮は事は聞きっこなしだぜジョン!(笑)

さて、今回は最後までシュワちゃんパロに拘った内容となっており、原作からは結構な改編が加えられております。もちろん、これはこれで楽しませて頂いたのですが、残念なのは、永澄とルナパパの会話シーンがかなりの部分削られていたこと。ここは、ルナの複雑な家庭環境や、また彼女の家族に対する思いを知る上でも、大変重要な場面となっていました。

しかし、「お前はルナとどんなつもりでしている?」、ルナパパのそんな問いに対する永澄の答えは、この後、豪三郎がルナパパに攻撃したために、カットされるハメとなってしまったのです。本来ならば、ルナの本質を見抜いていた永澄が、誠実なる言葉をルナパパへと投げかけ、そして、ルナパパもそれに一つの答えを返すと言う、男同士の真剣勝負のやりとりと相互理解があったはずなのに・・・。

結局、声優の玄田さんまで担ぎ出してきたからには、壮大なターミネーターパロ(トータルリコール等他の映画のパロもあり)をやるしかないと言うスタッフの意気込みが(ある意味悪ノリだとも思えますが)こうしたアニメオジナルの展開を生み出したのでしょう。しかし、パロに拘るあまり、本来ならば永澄の決めるべきシーンが犠牲となってしまったことは、やはり残念でなりません。

もう少しギャグシーンとシリアスシーンのバランスを考えるべきなのではないでしょうか?おちゃらけていても、しめるところはしめる、それも永澄の真摯なセリフによって・・・それが瀬戸の花嫁の魅力だと私は思います。まあ、ルナの件はまた別のエピソードでしっかりやってくれることを期待して・・・次回にも注目です。


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