(アニメ感想) ひとひら 第11話 「笑顔が…好き!!」

ひとひら 第1巻




三学期が始まった。もうすぐしたら、佳代は留学のため旅立ってしまう・・・麦は寂しさで、心が押しつぶされそうになっていた。しかし、一方で素直に佳代を祝福出来ない自分に罪の意識を覚え、まともに顔を合わせることも出来ない。しかし、ちとせはそんな麦に一つの提案をする・・・。無理・・・無理・・・」口を開けば、そんな言葉で埋められてしまう・・・。確かにこんな麦を四年間も、見守り続けた佳代は相当に我慢強い(苦笑)。

しかし、佳代自身だって麦からもらったものは、大きいようです。舞台で輝いていた麦・・・佳代はそれを目の当たりにした時、自身の道を突き進むことを決意したのでした。

ちとせに呼び出された、講堂の舞台の上・・・。ちとせは麦に、ここで佳代との別れをするようにと言います。それはあの日、この舞台で大きく変わった麦を見ていた、ちとせなりの、気遣いでありましたが、「今はまだ無理・・・」と麦はそれを激しく拒否します。もちろん、逃げ続けても何一つ解決しないことは、麦自身も良く分かっているのでしょう・・・しかし、今は心の整理がつかないのです。

麦を許してやって・・・」そんなセリフと共に現われたのは、この舞台のもう一人の主役。そして、佳代は麦に近づき優しく声をかけます。舞台上に流れる二人だけの時間・・・。

自身の想いが優先して、佳代の気持ちを考えられなかった後悔、一方の佳代も相談もせずに勝手に決めてしまった事に対しての、謝罪の気持ちを麦に抱いています。しかし、そうしたすれ違いを、二人を想う友人が演出した舞台で、埋めることが出来た、その意味は大きいものです。最後に麦が、佳代の新たな挑戦に祝福の言葉をかけることが出来たのも、そうした互いの想い確認があってこその、ものだったのですから・・・。

麦の佳代に対する依存心・・・それは彼女が、自分を持てないことが強く影響していました。そんな、麦の自立を促し、彼女の成長を見守る中で、自身の中にも芽生えた夢に対する挑戦への勇気。

佳代の強さは、それと気づいた時に、すぐに実行に移せるところにあったと思います。そして、親友の強さは、麦をも強く成長させました。ただ、側で寄り添うだけではなく、互いがそれぞれの目標に向かって歩き出せる・・・それこそが、親友として本来あるべき姿ではないでしょうか。

しかし、甲斐は本当に役立たずでありましたね。これだと不能といわれても仕方ありません(苦笑)。

それはともかく・・・私も過去に友人と似たような別れがあったので、今回は麦の気持ちが痛いほどよく分かりました。

佳代との想いの確認は、ちとせと甲斐の気遣いがあったからこそ、なしえたものであります。そういう意味では今回は、舞台を通じて築かれた人間関係が、麦にとっての財産となっていることも確認できた、感動的なお話しに仕上がっていたと思います。

ところで、最後に麦が野乃へのある想いに、気づくシーンがありましたが・・・まさかユリ展開と言うことはありますまい。

それは、美麗の野乃に対する想いが、自分の佳代に対する想いと、同じであることに気づいたと言うことなのでしょう。その気づきは、麦が成長した証しでもあり、次回はその想いを受けて麦がどういった行動に出るかに注目ですね。誰かのためにしてあげられること・・・次回、麦の勇気に期待です!


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ひとひら 2 (2)


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