(アニメ感想) 英國戀物語エマ 第二幕 第11話 「光陰」

ビームコミックス エマ 8巻(通常版)




ウィリアムの大胆な告白を受け、心が揺れ動くエマ。そんなエマを気遣うターシャは、ウィリアムのプロポーズを受けるべきだと勧める。一方、仕事に打ち込むウィリアムだが、進めていた事業の計画をキャンベルの差し金により邪魔されてしまう。そして・・・。プライドだけの、堕ちた貴族・・・。自身も、金が目的でジョーンズ家へと近づいたくせに、プライドを傷つけられたと逆恨み。全くもって、キャンベルという男は、ビジネスライクとは言えないですね。

しかし、こんな風に高慢ちきで鼻持ちならない貴族でも名門ですから、社交界の影響力はやはり絶大です。結局、それが彼にとっての武器となっているのでしょう。そしてその信頼と権力という武器を巧みに使い、ジョーンズ家を追い込んでいくキャンベルの執念は、やはり恐ろしい。

それでも、頭と足をフル活用し、事業を成功させんとウィリアムは必死になって働きます。これは彼自身が選んだ道・・・エマとは結婚する、しかし家は捨てない。一見それは身勝手に映りますが、それはすもっとも過酷であろう選択なのです。エマを堂々と迎え入れられるよう、まず仕事である程度の成果を示さなくてはならない・・・そこにウィリアムの強い意志を感じます。

これはもはや、ウィリアムとキャンベルの戦いであります。結局、ウィリアムが、エマとの結婚を成就させるための最大の障壁がキャンベルであったわけです。本来ならば大きな壁として二人の前に立ちはだかったであろう父親が、ウィリアムを諦めてしまっている感がありますので、物語に緊張感を持たせるためには、キャンベルがどうしても必要な存在となったのでしょうね。

まあ実際、キャンベルは大ボスにふさわしい活躍をしてくれています。分からず屋で、頑固で、そして決して揺るぎない意志を持っている。ただプライドを踏みにじられたと言う理由で、全力でジョヘンズ家を潰しにかかり、実の娘にさえも愛情を向ける様子は見せない・・・しかし、どうしようもなくこの憎たらしさが、ある意味ウィリアムとエマに厳しい現実を突きつけているのだと言えましょう。

一方のエマは、まだ迷いの中・・・。そして、約束の日が訪れます・・・。このままクリスタルパレスへ、向かうのかと思いきや・・・アレ?やや、もったいぶった展開となりましたが、かつてケリーと共に暮らしていたあの思い出の家を訪れると言うのは、エマの性格を考えれば自然な行動であったと思います。

またここで、ケリー(幻)との対話シーンがあったのは良かった。「何が彼女の心を動かすのか?」そこにのみ注目していたのですが、優しい思い出の中にある大切な人との対話の中で、答えを見つけるという演出は優しく、そして美しく映ったのでした・・・。

さて、ここに来てまた急展開!メルダース家でぼや騒ぎが発生しました。慌てて駆けつけたエマですが、ウィリアムへの返事は一体どうなるのか?

ここで、また行き違いが起こりそうな予感・・・。結ばれそうで結ばれない、そんな二人の愛を象徴するかのよう。いよいよ、次回は最終回。果たしてどのように物語を締めくくってくれるのか・・・次回にも期待です。


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FIGARO japon (フィガロジャポン) 2007年 6/20号 [雑誌]


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