(アニメ感想) Devil May Cry -デビル メイ クライ- 第3話 「Not Love」

娘の恋人を殺して欲しいという町長の依頼。町長は、娘と交際しているその男は、人間ではないと言うのだ。半信半疑ながら、男に接触するダンテ。そして・・・。内容的には、現代版ロミオとジュリエットと言ったところでしょうか。不思議な能力を持つ男と、世間知らずなお嬢さんの優しくも残酷な恋の物語・・・。
物語は、アンジェリナの父親がブラッドを殺すため、ダンテに依頼するところから展開していきます。ダンテは、悪魔殺しの依頼は受けますが、人殺しの依頼にはあまり積極的ではありません。ところが、ブラッドが悪魔かもしれないと言う情報を聞いた途端に、ダンテの気は変わります。
それにしても、ブラッドと言う男はなんとも害のなさそうな純朴な青年でございますね。ただ、こういう男に限って裏では何をしているか分かったものじゃない!(苦笑)探りを入れるつもりでしょう、ダンテは偶然を装い彼と接触を図ろうとします。
しかし結局、会話の中で何も引き出せず、それではとブラッドを尾行・・・何でも屋と言うのは、探偵業も立派にこなさなくてはいけないのですね。この辺、せっかくパティと言うおいしいキャラがいるのですから、二人で役割分担を決めて依頼をこなしていけば、彼女の存在意義も生まれると思うのですけどね・・・勿体無い。
相変わらず、よくあるストーリー展開。オチも、正直読めていまうものでしたが、それ事態が悪いのではなくて、話しにいかんせん吸引力がないところが、問題なのです。前回も言いましたが、キャラの魅力がどうも生かされているように思えません。
主人公のかっこよさを引き出すのは、何も圧倒的な強さだけではないのです。その者の言動や行動、そして強い意志・・・それも表面的なものであっては、見る側には伝わってこないでしょう。ダンテには、内面から伝わってくるかっこよさと言うものがない・・・しかし、今後は彼の過去が明かされていく過程で、それが引き出されていくことを期待しています。
悪魔と人間の許されぬ恋。しかし、それが本物である以上誰にも止められるはずもない。まあ、プラッドからすれば、邪魔な父親も死に、おまけに遺産も手に入って・・・いやそれは、非常にひねくれた見方でしたね(苦笑)。
ところで、今回、悪魔が人によって呼び出されたものである(それだけではない?)が判明しましたが、と言うことは他にも邪悪な意志によって悪魔を呼び出している者がいる事も考えられるわけです。本来ダンテの倒すべきは、そうした邪悪に魅入られた者であるのでしょうね・・・そんなわけで、次回のダンテの活躍にも期待!
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