(アニメ感想) ぼくらの 第13話 「地球」

テレビアニメ『ぼくらの』DVD Vol.1




ここはお前達の地球ではない・・・コエムシが告げた衝撃の事実に、動揺する子供達。そして、このあとさらなる残酷が明かされることになる・・・。所謂、パラレルワールドと言うわけです。これまでも、見知らぬ土地を舞台にした戦いがありましたが、あれも別の世界であったということでしょう。

仮にこの戦いで、マキが負ければ彼女達の地球は消滅します。いや、それだけにはとどまらず、マキ達の地球に捉われている宇宙全体が消えてしまうことになるのです。つまり、ここより枝分かれしていく、可能性の未来の全てが消滅するわけですね。

では、何のためにそんな事をするのか?コエムシは、宇宙の可能性の未来の淘汰のためと言いました。膨張し続ける宇宙を間引く・・・それがこの戦いの目的ということです。

自分達の地球のためには、もちろんの事、宇宙のためにも戦わなければならないとは、あまりにも壮大過ぎて子供達にはピンとこないかもしれません。

しかし、何よりも子供達にとってショックだったのは、敵ロボットには自分達と同じように、人間が乗って戦っていると言う事実でしょう。これは、子供達が、ジアースに乗りこみ、多くの人、地球、そして宇宙を消してきたということを意味しています。

原作と違い、戦いのほうは随分とあっさり決着がつきました。原作では、かなり手こずるのですが、これはおそらく戦闘シーンよりも、マキ達の葛藤を描くことに重きを置いたためでしょうね。

コエムシの残酷なるネタばらしにより、子供達はさらに重い荷物を背負わされました。地球のため、宇宙ために戦え・・・そんな風に言われても、まだ社会も知らない子供達に、ピンとくるはずもありません。

かと言って何か理由付けがないと、この残酷な戦いを続けるには、あまりにも精神的負担が大き過ぎます。そこで、マキはこの自分の世界にいる、両親、そして弟を守るためを戦う理由とすることで、心を堅牢にしました。それは、かつてダイチが出した結論でもあります。

だからこそ、マキは敵ロボットに乗っていた人間達を目の当たりにしても、ためらうことなくコアを破壊することが出来たのでしょう・・・。

ここからは原作にない描写が満載でした。崩壊していく世界、そして宇宙・・・真っ暗闇の中にジアースと共に放り込まれた子供達の絶望・・・。

しかし、最後に子供達は、光を目撃しました。それは、無数の生命の息吹であり、これらは、命をかけマキが守り抜いたかけがえのない命達であると言う証なのです。

力強く輝く、新しい命の星を抱き、散っていったマキ。しかし、最後の満足そうな彼女の表情は、一つの救いとなっていましたね・・・。

さて、ここからはどうやらオリジナル展開のようです。現れた謎の男達・・・子供達を狙うその目的とは?次回は、田中の葛藤を中心に描かれるようです。原作では、あまり触れられていない彼女の詳しい過去などが明らかとなれば、面白くなりそうですね・・・。

ところで、マキが敵パイロットを殺す時、原作では「みんな目を閉じてて、今の私すごく醜いと思うから・・・」と言うセリフを言うのですが、これは是非入れて欲しかった。これがあるのとないのとでは、受ける印象が全然違ってきますね。


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