(アニメ感想) ぼくらの 第15話 「自滅」

テレビアニメ『ぼくらの』DVD Vol.1






次のパイロットとして選ばれたキリエ。キリエの様子を気にするウシロは、彼の家を訪ねる。戦いの意志があるかを確認するウシロだが、キリエはあいまいな返事しかしない。その頃、ウシロの自宅にはある人物が訪れていた・・・。今回のパイロットはキリエ。何ともめずらしい事に、ウシロがキリエを訪ねて彼の家へとやってまいりました。彼らしからぬ行動・・・これは、原作にもなかったものですね。

それにしても、キリエの母親の暗い表情が気になる・・・彼女は息子が死にゆく運命を知っているのだろうか・・・。

ちゃんと戦えそうか?」ウシロの問いかけに、「多分」とキリエはあいまいな返事をする。

しかし、この反応も、望まない死を間近に迎えた人間としては、ごく当たり前のものであると思います。いや、むしろもっと取り乱してもいいぐらいだ「死にたくない~!!」などと叫んで・・・。

その意味では、ジアースのパイロットの子供達は、そんな風に騒いだところで、それが無駄な事であると理解しているし、それは物分りが少し良すぎるのではないかとさえ感じるほどです。本当はこんな状態だから、子供らしく(まあ中学生はまだ子供だと思うので)誰かにすがって、甘えてもいいと思うのですがね・・・。

キリエの母親はリストラされていたため、あのように陰鬱な表情をしていたようです。父親は女の作って出て行ったとか・・・。家族をほったらかしで、随分と自分勝手な父ですだ。いや、父親だけではない、つらい気持ちは理解出来るが息子を残して死のうとした母親もあまりにも身勝手だ。

結局、家族であっても、それぞれが相手を想い合わず自分勝手に振舞うのであれば、それは家族とは呼べない。このような家庭で育ったキリエは本当に不幸でありますね・・・。

そして保がやってきますたよ~!!ウシロと田中さんを訪ねて、保がやってきました。ところが、肝心のウシロは留守・・・。

しかし、自分の「しま」っておい・・・それ間違ってますよ?(苦笑)ヤバイ時隠れるにはもってこいだね・・・いや、何か大きな勘違いしてませんか?(汗)おいおい、ついには部屋に入ってきちまったよ!しかもシャワーまで浴びやがって・・・こ、こここのロリコンめ!!シャワー浴びてキレイさっぱりってか?カナちゃんに何する気だ!!!(苦笑)しかも、ウシロに抱きつきやがったショタ属性もあったのか・・・この変態め(苦笑)。

戦いはいつだって突然にやってくる・・・。呼び出された子供達、しかしキリエの様子が変が少し変です・・・。なんと彼は、母親が自殺未遂をするようなこの世界に絶望し、戦わないと話し、戦うことを拒否します。敵ロボットは目の前・・・絶体絶命か!?しかし、ここで敵が意外な行動を見せました。ま、まさか自爆!?

敵のロボットのパイロットも人間である以上、それは様々な事情があったに違いない。もしかすると、キリエと同じように、あのパイロットも自身の世界に絶望していたのか・・・。

よくよく考えたら、キリエはこれで、敵に勝利し生き残った唯一のパイロットと言うことになりますね。ただ、これで命が救われたわけではなく、結局はその命尽きるまで戦わねばならないのですが。それでも、キリエは戦いを拒否し続けるのでしょうか・・・。

前々回辺りから、完全にオリジナル展開に入ってますが、やはりそれまでのテイストの違いと言うものを感じずにはいられません。まあ、原作のキリエ編を再現しようとするとそれこそ3話か4話ぐらい必要になるので、多少の改編は仕方がないと思っていたのですが・・・残念です。

キリエの葛藤が、結局ほとんど描かれていなかった。戦いを拒否する理由・・・ここは、重要な部分。しかし、救いのためのキャラとして登場させた保によって、この物語がぶち壊しになっている部分は否定できないと思います。

そもそも、ウシロと田中の関係のネタばらしだって、時期尚早であったのです。おかげで、キリエが主人公であるはずのエピソードが、他のキャラによって完全にくわれてしまっています。

原作では、基本的にそれぞれのキャラのエピソードは独立した構成となっていました。他のキャラとの関連性をあまり持たせていないのも、こうした事態になることを恐れてのものだったのでしょう。

もはや、軌道修正がきかないところまできてしまったのか・・・今後の展開に関しては、大きな不安を抱かざるを得ない。本当に、残念です・・・。

腕から血を流して倒れているキリエの母を見て、キリエの言ったセリフ「羊羹切らないで、手首切ってどうすんだよ!!」には大爆笑。今期アニメで、最高の珍言でしたね(苦笑)。


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