(アニメ感想) 狼と香辛料 第8話 「狼と正しき天秤」

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ミローネ商会から報酬として受け取った胡椒を手に、ポロソンの町に入るロレンスとホロ。早速、ロレンスは胡椒を換金する為にラトペアロン商会を訪ねる。胡椒の需要が伸びている状況も手伝って、主人との価格交渉を順調に進めるロレンス。そして、胡椒の計量を始めようとしたその時、沈黙していたホロが喉が渇いたと言い出した。意味を掴みかねる発言に戸惑うロレンスだったがその意図は?ポロソンの街に到着したロレンスとホロ。二人は町の酒場で、リュビンハイゲンの道中に、狼を操る魔術師がいるとの情報を耳にします。

まあ、ホロのように人智を超えた存在がいるのだから、魔術師ぐらいはいてもおかしくない世界観ではありますね。この件に関してはまた、後の回で少しずつ明かされていくでしょう・・・。

さて、リュビンハイゲンに行けば、リンゴや梨のはちみつ漬けがあるとロレンスに聞かされ、すっかり頭の中は、甘~いフルーツのことで一杯のホロ。早く、商売の取引を済ませてリュビンハイゲンへ行こうと、ロレンスをせかします。

どうやら、ホロは何よりも食べ物に弱いようだ。しかし、甘い物に目がない辺りは、現代の女の子と大差がないなあ~と思う次第でございますよ。

ホロとロレンスが訪れたのは、ラトペアロン商会。早速、商談へと移りましたが、交渉自体は思いのほかスムーズにいきます。ところが、交渉が成立しようとしたところで、ホロが意外な行動に出たのです・・・。

ちなみに、最初からホロは気づいていたようですね。だから、交渉を開始して始めの辺りで、ロレンスにそれとなく合図を送っていました。

ただ、この時のロレンスは気づいてなかったようで、水が飲みたいとホロが言い出して始めて、ようやく何かを感じ取ったようです。

ただ、この時点でも「ホロが何かに気づいたかな?」ぐらいで、彼女が何を言わんとしているかまでは、理解してなかったようですが・・・。

ところで当時、胡椒が大変貴重なものであったことは周知の通り。それはとても高価物でありました。ですからあの程度の量での取引きとなると、計量時の少しの誤差も、結構な損額となって響いてきます。

本来なら、ロレンスには自前の秤を用意して欲しいところですが、もしかすると彼はあえてそうしないことで、相手方を信じるという姿勢を見せ、交渉をよりスムーズに運びたいという意図があったのかもしれませんね。

だが・・・ここでホロの出番。彼女は酔ったふりをすると、手にしたコップの水をわざとテーブルへぶちまけました。するとどうでしょう?水平であるはずのテーブルの上を、水が流れ始めたではありませんか!

何とも子供だましなセコイ手法ですが、だからこそこれに騙された商人は多く存在しそうです。

天秤を置くテーブルを傾けて、重さをごまかす・・・おそらくは少しの重さの違いなのでしょうが、ロレンス側からすれば、これは結構な損失になるに違いありません。これをホロが見破ったのは、まさにお手柄と言うよりほかにないですね。

あせる、商人・・・ここで、ホロとロレンスは、出された水は酒であり、自分達は酔っ払っていると主張しましたが、もちろんこの二人が酔っているはずはありません。

非常に分かりやすく言いますと、「おい、信用第一の商売でこんなインチキされたら、こっちは商売上がったりなんだよ!この件に関しては、酔ったふりして皆には黙っておいてやるから、取りあえずお前らがインチキで儲けようとした金額分は払え。ついでに、口止め料としてこれの倍のブツを出せよこらあ!!」ってな具合です。

まあ、先ほどの例では言葉が汚いですが、ロレンスのやろうとしていることの本質はそんなものです。もろちんこれは、騙したラトペアロン商会の方が悪いのですから゜仕方ないのですけどね・・・。

実際、彼らはロレンスのこの無茶な要求を飲まざるをえないでしょうね。信用第一の商売で、このような事が世間に知れれば大変です。まあ、インチキの代償は高くついたということで・・・。


リュビンハイゲンへと向かう道中のホロとロレンスの会話・・・。ロレンスの話しでは、リュビンハイゲンは関税が相当に高いらしい。

ところが、一部の商人はそれが免除されていると言います。つまり、彼らは教会と結託し、儲けを教会に還元しているらしい。結局はいつの世も金だ・・。

それにしても、この世界では我々の想像以上に、教会が権力を持っているということが分かります。密輸に対しては厳罰主義で臨み、規則を犯した者には容赦がない。

そうなると、ロレンスがホロを連れて歩くのは、かなりのリスクを背負っていることが良く分かりますね。何せホロの事がばれれば、彼もただではすまないのですから・・・。


さて、相変わらずいいテンポで、ストーリーが展開されています。逆にテンポを重視しすぎて、やや説明不足な感はありますが・・・。

特に、天秤のインチキの話しは、多くを語る必要はないのですが、どういうカラクリがあったかをロレンスかホロの言葉で、少しぐらい補足しても良かったとは思います。

もちろん、視覚的には何が起こっているかをちゃんと描写しているので、問題はありませんが、ここは丁寧に見せて欲しかった。

ところで、最後に登場した羊飼い。ホロの悪い予感が的中し、女性でありました。これまたひと悶着ありそうですが、果たして・・・。それにしても、ホロの表情が豊かで素晴らしい。次回にも期待!
狼と香辛料〈2〉 (電撃文庫)


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