(アニメ感想) コードギアス 反逆のルルーシュR2 第19話 「裏切り」

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume02




トウキョウ租界の決戦は多くの犠牲者を出してしまった。その混乱を突くかの如く、そのイカルガにブリタニアの特使が訪れた。自ら敵艦に乗り込んできたその人物こそ!?最凶の楔が黒の騎士団に向けられた!?



俺達は、どうしてこんなになってしまんだろう・・・

それにしても、フレイヤの威力は凄まじいものでした・・・投下された後に明らかになるその被害の大きさ・・・スザクは自身のやらかした事の大きさに絶望し、そしてニーナもまた、想像だにしなかったこの事態に驚愕するのです。

まあスザクの場合は、ルルーシュのギアスが発動して爆弾のスイッチを押してしまったわけですから、ある意味被害者であるとも言えますね。ただ、ニーナの場合は自分の作った物の意味・・それに対しての認識が甘かったと言わざるを得ない。

ロイドはニーナに言いましたね、「君は決めなくちゃいけない、科学を捨てて心を守るか、心を壊して科学に殉じるか・・・」と。もっともこれ同じような選択は、今のルルーシュ、そしてスザクにも突きつけられているわけです。

「心を捨ててまでも、目的を達成するのか?」・・・ロイド、そしてディートハルトはその道を選びました。その意味で、二人とも狂人です。私は一期のディートハルトを「狂ったロマンチスト」と名づけましたが、ロイドも同じ種類の人間であると思っています。

ただ彼らは狂人ではあるが、それも自身の夢と野望を突き詰めた結果の姿です。この先には破滅が待っているかもしれない・・・しかし、その自覚はロイドにはあるということなのです。


全てが計算づくのシュナイゼル・・・それは見事にルルーシュを追い込んでいった・・・

フレイヤ投下後のシュナイゼルの行動は、非常に迅速なものでありましたね。こういう頭の良い人というのは、攻め時を逃さずそしていざ勝負する時には、驚くほど大胆な行動に出るものです・・・今回がまさにそれであったわけです。

なんと、シュナイゼル自らが交渉をすべく、黒の騎士団の艦へと乗り込んできました。敵の真っ只中に自らが乗り込んでくるなんて、常識では考えられないことでしょう・・・

シュナイゼルの専用機には、フレイヤ弾頭を積み込まれていました。これは、先ほどのフレイヤ投下で、その威力を示した事が効いています。これにより黒の騎士団が手を出せないことは、シュナイゼルもよく分かっていたのです。

さらに、敵将自らが踏み込んできたことは、黒の騎士団の幹部達にも大きな動揺を与えたことでしょう。

そして、シュナイゼルはナナリーを失ったルルーシュが相当に落ち込んでおり、とても交渉の場へと出てこられる状態ではないということも、知っていたのです。その上で、周到な準備により、黒の騎士団の内部を大きく揺るがすような事実を、幹部達に突きつけたのです。

「ゼロの正体はブリタニアの王子である」。最初は信じられないと話していた、藤堂や玉置。しかし、扇やヴィレッタの証言により、その話の信憑性は次第に増していきます。そして、幹部達の動揺が見えたところで、ついにシュナイゼルは大きなカードを切ってきました。

必ずやるだろうと思っていましたが、スザクとルルーシュの会話を録音したもの・・・「俺が命じた!」。そう、黒の騎士団を自らの野望のために利用したのも、ユフィーを殺したのも、11を虐殺したのも・・・全てルルーシュが命じてしたこと・・・。しかもギアスという特別な能力によって・・・。これら衝撃の事実が、黒の騎士団の幹部達に突きつけられたのです

なるほど、シュナイゼルは黒の騎士団の内部崩壊を狙ったわけです。ゼロあっての黒の騎士団・・・ルルーシュを失った黒の騎士団など物の数ではないというのでしょう。それゆえ彼は、絶妙のタイミングでルルーシュを引き渡して欲しいと、黒の騎士団に持ちかけました。シュナイゼル・・・ああ~なんて恐ろしい男・・・。

ただ、相手のペースに嵌りつつある中で、「日本を返せ!」とルルーシュを引き渡す交換条件を出した扇は、副指令としての器量を見せたかなと思います。果たしてこれにシュナイゼルは応じたのか?非常に気になるところでありますね・・・。


孤独になっていくルルーシュ、だがそんな彼へと唯一寄り添う者がいた・・・

ナナリーが安心して暮らせる世界にすること・・・それがルルーシュがブリタニアと戦う最大の目的でありました。ナナリーが全てだったルルーシュ・・・しかしそのナナリーがいなくなってしまった今、彼の生きる目的はなくなったに等しいと言えるでしょう。

まさに、生きる屍と化したルルーシュ・・・ところがそんな彼の側にずっと寄り添う存在がありました・・・そう、ロロです。だが、ルルーシュにとってロロは目障りなだけの存在です。ナナリーの代わりとルルーシュの弟を自称し、側にい続ける忌々しい男・・・それに、ロロはシャーリーを殺しているのですから・・・。

ついに感情を爆発させたルルーシュは、ロロを嫌いこれまで何度も亡き者にしようと試みていたことを告げ、二度と自分の前に姿を見せるなと追い出しました。その言葉に、大きなショックを受けてしまうロロ・・・。

今回は、多くの登場人物の絶望の表情が見られました。ルルーシュ、スザク、ロロ、ニーナ・・・その大きな絶望の中で、彼らが何を信じ、そして立ち上がっていくのか・・・その真剣な生き様というものに我々は強く惹かれてしまうのです。


その意味でも、この物語の主人公であるルルーシュが、ナナリーを失った後に何を生きる糧としていくのか?というところに注目していたのですが、悲劇に追い討ちをかけるかのような黒の騎士団の裏切り・・・まさか、仲間に銃口を向けられるとはルルーシュも思ってもいなかったでしょうね。

そのルルーシュを庇おうとするカレン・・・しかしこの時、ルルーシュはこの全てがシュナイゼルの企みによってもたらされたものである事を悟り、死を覚悟したのです・・・ところが!!

ここでルルーシュを救ったのは、誰であろうロロでした。蜃気楼でルルーシュを救い出すと、ギアスを使い敵の攻撃をかいくぐるロロ。しかし、ギアスの連発は、彼自身の心臓に大きな負担を強いることになる・・・だが、ロロはルルーシュの止めるのも聞かず最後の力を振り絞り・・・。

ただの道具として使われ続けてきたロロにとって、ルルーシュと過ごしたほんの少しの間だけが、唯一人間らしさを取り戻せるひとときであったようです。偽りの弟、偽りの愛・・・だが、それは時に本物と成り代わる瞬間があるのかもしれない。実際ロロの死の瞬間にルルーシュは心を大きく動かされたのですから・・・。


立ち上がるルルーシュ・・・それは真の目覚めの時。そして、スザクは狂気に駆られる・・・

さて、ここで今回開催しました実況ラジオでのリスナー様の掲示板の書き込みを紹介したいと思います。


25 :AK:2008/08/17(日) 17:31:22
ロロも最近は憎たらしかったが、最後は格好よく逝ったな

ルル、スザク、どちらも死なずに終わって欲しいなぁと思う。今の状態じゃ
どっちが死んでも後味が

26 :おやっさん:2008/08/17(日) 17:34:22
ルル山は壊れてもやさしいな・・・・

27 :ジーノ:2008/08/17(日) 17:35:42
これで超合衆国は終わりかな。

それにしてもボロ雑巾のロロが、こういう終わりか。
諦めたルルーシュがロロの命がけの行為から生きる、というか皇帝と決着着けに動き出すのは良いかな。



ロロの最後の死に様で、彼の株は急上昇したことでしょうね。こんな風に逝きそうだなとは思ってはいましたが、本当にいい役回りを演じてくれました。

そして、ルルーシュの優しさ・・・。カレンとロロに対してついた、優しいウソに、ルルーシュの本質というものが表されていたと思います。

彼は、ナナリーと言う最も大切な存在を失った・・・本来ならここで暴走してもおかしくないのですが、やはり彼の本質はどこまでも人間的でありました。

その一方で、最後に狂ったような笑いを見せたスザク・・・。以前から彼の安易な理解に、危うさを感じていたのですが、真の意味で人と心を通わすことないスザクのような人間はこそ、もっともたちの悪い存在と言えるかもしれません。

ルルーシュはロロの死を受け、自身の為すべき目的を思い出しました・・・そう、それは皇帝との対峙。しかし、以前のように修羅の道を突き進むのではなく、それはむしろ人間らしさを取り戻した上での決意だったわけです。

それに比べてスザクは・・・今回のフレイヤ投下で吹っ切れたのか?もはや目的のためならば手段も選ばないという覚悟で、大きな暴走を見せるかもしれません。

まさに、力に殉じる道・・・やはり、ルルーシュとスザクは違う。だからこそ、この二人のドラマは盛り上がるのでしょう。


ところで、皇帝がラグナロクの接続を試みようとしていましたね。破壊の後の創造・・・やはり、そうきましたか。彼も、自身の目的を遂げるためだけの鬼となった存在。しかしこれも本来は、「愛する誰かのため・・・」に為そうとしたことなのではないでしょうか?

暴走する鬼に、他人や世界の動きなど目に入ろうはずもありません。ですからこれと対峙しようとする、ルルーシュが今回人間らしさを取り戻したのには、少し安堵感を覚えました。

それにしても、ルルーシュはこれからどのようにして、皇帝に対抗するつもりなのだろうか?彼一人の力では厳しい・・・ならば、もう一度黒の騎士団に戻るのか?いや、それも難しいでしょうね。

ただ、カレンならば事情を話せば、ついてきてくれるような気がします。そうそう、ジェレミアもルルーシュ自身を慕っていますから、一緒に戦ってくれるでしょう。当面はこの二人を味方につけ戦うのか?・・・やはり寂しいですね。

個人的には、「日本を返せ」と持ちかけた扇に、シュナイゼルがどう応じたのかが気になります。おそらくは何らかの条件をつけて、日本の開放を許したのだと思いますが、そこにはワナがあるのかもしれない。

そこで、黒の騎士団の危機に駆けつけるゼロ!やはり、ゼロはルルーシュしかない!!・・・そして、ルルーシュが黒の騎士団を取り戻し、皇帝に戦いを挑む・・・というパターンが一番盛り上がるでしょうね。

まあ、あくまでも私の妄想です・・・ともかく次回にも期待しましょう。


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