(アニメ感想) 蟲師 第11話 「やまねむる」

蟲師 第一集 (初回限定特装版)




今年に入っても相変わらずのクオリィティで我々を楽しませてくれるこのアニメですが、関西では1話遅れ。はあ~、なんでこうなるかな?しっかりして下さいよ関西テレビ!まあ、仕方ないですね。気を取り直して感想です。山に穴が空いていた。唐突な言葉から始まる今回のお話し。霊峰の山腹に開いた穴、何か異変を感じたギンコは早速いつもの人助けに・・・。この人無関心を装ってて結構おせっかいな性分なんですね。

村長の依頼はこの山に住むムジカと言う蟲師を探してくれというもの。この山には代々全てを知る主様がいると言います。ムジカは主の意向を唯一知る人だそうです。そして、村人達はそのムジカからことあるごとに指示を仰いでいたのですが、ムジカの姿が見えなくなったのです。収穫期のこの時節村人達が山深く立ち入ることは禁忌となっているのですが、それを破り何人かの人間が山に入りムジカを探しに行ったところ、熱病にかかり命を落としかけたのだと言います。ギンコ以外の蟲師がいよいよ登場ですか。さて、どんな人物なのでしょうか?楽しみです。

山に入ったギンコは凄い精気を感じます。ギンコはここが光脈筋であることを悟ります。光脈筋なら統制をとる主がいるはず山の異変は主の変調だろ、そう感じたギンコは主を知る蟲師を探そうとします。しかし、途中で行き倒れている少年を発見。話しを聞くと自分はムジカの弟子でムジカを探していると言います。ギンコはムジカの弟子コダマを連れて再び捜索へ。そして、足を滑らせて倒れているムジカを発見。ギンコはムジカと共に彼の家へ・・・。

ムジカは仙人のようなじいさんでした。意表を突いて若くて可愛い女の子とかを期待したのですが、それはこのアニメでは無理だったようです(汗)。いや、そういうアニメではなかったですね。さて、山の主はムジカでした。人でありながら主をやるのはつらいだろとギンコは話します。かつて、正統な主はここにいたと言います。しかし、村の人間が誤って殺してしまい困った村人を見かねてムジカが主になったのだと言います。誤って主を殺したと言うことは主と言うのは動物の姿でもしていたのでしょうかね?

コダマは親が育てられずに山に捨てられていた赤子をムジカが引き取って育てた子。里の女達は山から出る水で次々と子供を出産と言う話しですが山の水の力で男どもが元気ってことなのですかね?それはさておき、コダマの兄弟はみな薄命でコダマの存在を知った両親が里へと引き取って1年になると言う話。随分と身勝手な親です。ところで、めずらしく自分の身の上話しをするギンコ。彼が一つの所に留まらないのは蟲を引き寄せる体質だからだそうです。彼が蟲を払うすべを身に付けたのは必然からだそうです。なるほど、これで彼の謎が一つ解けました。

里にコダマを連れて帰りムジカの無事を告げたギンコですが、夜中大きくなる鐘の音が気になり外に飛び出します。コダマもその音が聞こえると言い他の人間には聞こえないとのこと。取り敢えず、コダマを家へと帰し山へと向かうギンコ。そして、ギンコが山頂で見たものとは・・・。

愛ゆえの暴走か・・・ムジカにこの地に留まってもらいたいがために山のヌシを殺しその肉をムジカに捧げた朔、そしてそれを受け入れたムジカ。しかし、ヌシを殺した罪の重さに耐え切れなかったのか、あるいはただヌシであり続けることに疲れたのか、自ら蟲喰いであるクチナワをおびき寄せ自分を食わせるムジカ。朔がムジカにヌシの肉を渡すシーン、淡々としかし鮮やかに描いていて人の業の恐ろしさをうまく表現していた思います。そして、大きくなる鐘の音。これはクチナワの鳴き声であったわけですが、まるでムジカの残り少ない命のカウントダウンのようでゾクっとくる描写だったと思います。いつもながら演出の妙、今回も光ってました。

蟲を寄せ付ける体質であるため一所に留まらず旅を続けるギンコ、蟲を寄せ付ける体質がために自ら主となりそこに留まったムジカ。しかし、互いの生き方を羨ましく思っていた二人。けれども、結局ムジカの罪を知り彼の破滅的な最後を看取ったギンコは何を想ったのでしょう?それでも旅を続けるギンコ。人の気も知らないでこちらを見下ろす「クチナワ」を尻目に・・・。

mushi06011600

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