(アニメ感想) 宇宙をかける少女 第24話 「終末の呼び声」
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イモちゃんが生きていることを知った秋葉は助けに行こうとするが、風音に止められ拘束されてしまう。その頃、イモちゃんは軌道喫茶『えにぐま』の中でネルヴァルとナミに出会っていた。イモちゃんのカークウッドを救うという行動に心を動かされたネルヴァルは、食事を用意し、イモちゃんの話をもっと聞きたいと言うのだった。
その時、部屋の電話が鳴り響きクサンチッペの敗北を知ったネルヴァルは戦いに備えベンケイを呼び戻そうとするが、つつじによって断られてしまう。人のように振る舞っていたことを非難されたネルヴァルは、人間を理解するのは不可能と判断しナミを置いて出て行ってしまう。一方、いつきとほのかは秋葉を拘束部屋から逃がすことに成功するが、風音に発見されてしまう。そこへミラーを返すため、ベンケイがワープしてきた。しかし、様子のおかしいレオパルドはベンケイに攻撃を加え、誰の制止も聞かなくなったレオパルドの前に、ネルヴァルが姿を現した。
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「ネルヴァルやアレイダみたいなモンスターの側にいたほうがまし。」というナミの言葉が妙に実感がこもっているように聞こえて、彼女の本質を凄く理解出来た気がする。
用は、ただの破壊者であります。気に入らないから壊したい・・・そんな子供じみた発想で破壊のみをもたらす彼女になぜ力を与えたのか、ネルヴァルの考える事がまるで分からない。
しかも、家族ごっこに興じたり、イモちゃんを助けるなど、随分とその行動には無駄が多い気もする。いや、その無駄が人間らしいとも言えるのですけどね。
例えば、ネルヴァルの設計思想を受け継いで作られたであろう、ベンケイやレオパルドを見ていてもそれはよく分かります。実に人間らしいこだわりを持ち、それゆえ時にはそれに縛られ大きな寄り道をしてしまう事がある。
合理的に計画を推し進めるのであれば、その無駄はどう考えても不要だと思えるのです。ただ、その人間らしさが、さらなる見識を広め、感性をも豊かにしていくといった無限の可能性を秘めているとも言えないか?
そのように考えていくと、ネルヴァル達ブレインコロニーを設計した開発者達の事が知りたいという欲求が出てしまう。一応、フォンが登場しているが、過去の話しについての詳しい言及はない。かつてのネルヴァルの反乱も含めて、それは一話ぐらいかけジックリやるべき話しだと思うのですけどね・・・。
さて、唐突に生じたネルヴァルvsレオパルドの親子対決。この展開も全くドラマチックだとは感じない。結局、これだけの話数を重ねてもヒロイン秋葉とレオパルドとの交流もまともに描いてこなかったのは問題だ。
妙なボケ突っ込みの馴れ合いはあっても、この物語の鍵を握るであろう人とブレインコロニーとの心の交流は皆無と言ってもいいでしょう。
むしろ、つつじとベンケイと関係の方が、ずっとまともに向き合わせている感がありますね。このままだと、秋葉とレオパルドでは物語を締める事が出来ない気がするが・・・うーん、最終回目前で本当にこれは本当に残念だ。
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