(アニメ感想) 東のエデン 第11話 「さらにつづく東」

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日本に迫り来る第2の危機。エデンメンバーが集まった豊洲にも危機が迫る。果たして滝沢は、この国を救う事が出来るのか?この日本は、救うに値する楽園(エデン)たりえるのか?



☆<6/19更新>前回、東のエデン(第10話「誰が滝沢朗を殺したか」)の感想をポッドキャストにて収録!

「誰がジュイスを移動させたのか?」、「アトウは本当に死んだのか?」、「サポーターの正体についての考察」等、アニメブロガーが集まりあれこれと真剣に語っております。聴きたい方は↓をクリック



★東のエデン 第10話感想談義



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誰が滝沢朗を殺したか?

まず最初に、なぜ滝沢がニート二万人からあれだけの恨みをかったのか?について明かされましたね。これは「例の人々の滝沢に対する裏切り」というところにも繋がってきます。

つまり、滝沢はネットで集めた有志と共に、ミサイル攻撃から人々を守ったものの、知りすぎている滝沢に対しての避難民の疑念が深まった。ところが今度は、その避難住民に対しての批判がネットで広まってしまうことになる

そこで、滝沢は事態の収拾をつけるため、豊洲に二万人のニートを集め、自分がミサイル攻撃を仕掛けた犯人であると名乗ると、怒りの矛先を全て自分一人に向けさせそして記憶を消したのであります。

まあ、これによって避難民とニート達を守ったことになるかな?ちなみに、前回のサブタイが「誰が滝沢朗を殺したか?」についての意味の解釈ですが、それは「誰が滝沢の記憶を奪ったのか?」あるいは「記憶を消さざるを得ない状況まで追い込んだのか?」という意味であると私自身は考えています。

記憶を消すと言う行為は、まさに個人の人格の死と同義であります。ですから、その人は一度死んだと十分に言えるわけですね。そしてそんな状況に滝沢を追い込んだのは、身勝手な民衆達であり「誰が滝沢を殺したの?」と問われれば、それは彼らであると断言出来るでしょう


結局サポーターは誰?

作中、辻が結城に物部がサポーターではないか?と話していました。それは前回の私の予想とは違いますが、もし物部がサポーターだったらと仮定して少し考えてみたいと思います。

そういえば11発目のミサイルは物部に指示されて放ったらしい。「事件の生き証人であるニートは消したほうがいい」と言われて・・・。ですから11発目は豊洲にいるニートに向けて放たれたということになります

ただ、その際豊洲に落ちず飛行機を直撃したのは偶然なのか、それとは誰かの差し金によるものかは不明・・・。まあ、他のサポーターの仕業という可能性はありますかね、例えば黒羽とか・・・。

それはともかく、物部は9人にセレソンについての詳しい情報を知っていると話していました。それは、職業や人間関係に至るまで、かなり詳細なデータだったと思われます。

以前に、セレソンであった刑事が殺害された事件を思い出して下さい。あれは、愛人へ向けたメールが奥さんへと誤送信されたことによって、引き起こされたものです。この誤送信は物部が仕向けたものだとしたら・・・

そして、火浦の時も・・・。殺される直前に、火浦はサポーターを見て「君だったのか?」と呟きましたね。物部と火浦がすでに接触していた可能性は十分にあります。だとしたら、やはり・・・。

まあ、あくまでも物部がサポーターと仮定しての話し・・・残念ながらこの謎の解決は劇場版へ持ち越しとなってしまいましたけどね。


感想

今回の最終回、幾つかのブログ様の記事や、知り合いの話しを聞いていると、「残念だ」と言う意見が意外に多い。

私は、11話という短い話数、それと最初から映画化が決定している時点で、全ての伏線回収はあり得ないだろうと思っていました。もちろん、それでも一応の完結は見るだろうと期待していたし、実際にそれは無事やり遂げることが出来たのではないでしょうか?

多くの伏線回収は映画版で後に描く事を前提にした物語で、ラストは滝沢がミサイル攻撃をどう阻止するか?というところを中心に据えて、物語を締めた事は、やり方としては間違っていなかったと思います

ただ、ラストでサポーターやアウトサイドの正体、そして滝沢がホワイトハウスの前にいた事などの多くの謎が全てじゃないにしても、少しでも明かされる事を期待した人達にとって残念だったという意見は、十分に理解出来るところです。

しかし、繰り返しになりますがこの作品の場合は最初から映画化が前提で製作されており、その上での構成となっていますから、映画への興味も引きつつ物語を完結させるには、もうこのようなやり方しかないのかもしれませんね。もちろん、このように本編の続きは映画で・・・という手法と言うか商法にについては議論の余地はあると思います


さて最後に、滝沢の存在とこの作品におけるニートの扱い、そして作り手が伝えたかったテーマについてちょっと考えてみますか。

まず、この作品におけるニートとは、某掲示板の住人とイコールであるかのような描き方がなされていました。滝沢が彼らに号令をかける際に、あえて「2ちゃんねる語」を使っていたところからもそれは分かります。

そういえば作中、ニートをゾンビに喩える場面がありましたけど、それはまさに思考停止や容易に増殖するといった現象の暗喩でもあるように私は感じましたね

この国の「空気」を社会そのもの(社会システム)と捉えるならば、滝沢が目指したこれとの戦いとは社会への反逆と言えるでしょう。

ニート達はその社会の歪によって生じた存在であり、だからその彼らを扇動してムーブメントを起こそうとする動きは、なんとも象徴的に映りますね。

滝沢は救った人々、そしてニート達に裏切られました。それでも、人が捨てたものじゃないと確認できたのは、最後まで傍らにいて自分を信じてくれる一人の少女の存在があったからです

咲は社会進出に足踏みをしてしまった挫折者であり、また滝沢を一番近いところで見守り続ける傍観者でもあります。

TV放送のみで考えると、彼女が大きな活躍しませんでしたが、しかし滝沢にとって信じて側にいてくれただけでも十分だったわけです。それで、滝沢は大いに救われたのですから・・・。


結局、突き詰めた先に提示された答えは自己犠牲なのでしょう。かつての滝沢は人々を守るために自らが罪を被り、記憶を消す事で一度死を迎えた。そして、今度はこの国のためを想い、人々を統べる王様になろうとしている

イヤな役を引き受ける事を自らかって出るなんてキレイすぎるとは思うけど、まあその根底には滝沢の人々対する信頼というものがあるのでしょうね。もちろん、そんな風にもう一度人間を信じてみようと思えたのは、咲がいたからなのです・・・。


いやあ~しかし、あっと言う間の11話でした。多くの謎が映画へと持ち越しになるこの手法は賛否両論だろうけど、その作品性は大変意味深く、そして記憶に残るものとなったことでしょう

次のラジオでは色々な意見が出そうなので実に楽しみだ。是非、濃厚に語りあいたい・・・。


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