(アニメ感想) 蟲師 第12話 「眇の魚」

蟲師OFFICIAL BOOK




土井美加さんの登場ですよ。あのオドロオドロしい声このアニメの世界観にピッタリですね。「食らえるものなら食ろうてみよ」なんてセリフ言ってくれたら嬉しいかも。さて、そんなことはさておき感想です。行き倒れたところを隻眼の女「ぬい」に救われた少年「ヨキ」。ヨキは母と二人での旅の途中土砂崩れに遭って母を亡くし自らも重傷を負っていたのでした。そんな自分の命を救ってくれたぬいをやがて慕うようになります。

公式では、ぬいは「隻眼の少女」とありますがどう見ても少女に見えません。声のせいかおばさんに見えますね。今回登場のぬいとヨキは二人とも蟲の見える体質のようです。そして、近くの沼に棲む魚もぬいの髪のような真っ白な体色を持ち隻眼です。ぬいは、沼に棲む蟲のせいだと言いますが彼女もその蟲の影響を受けてしまったのでしょうか?あっ、まだギンコ出てこないや。

次第に怪我が回復していくヨキ。そろそろ、家に帰るようにと促すぬいですが、「母が死に帰る家がない」とヨキ。まだ足が痛むと言うヨキに「そうか」とだけ答えるぬいでした。沼に棲むと言う蟲について話すぬい。その蟲は「常闇」と言い昼間は暗いところでジッとしているが夜になると沼を出て小さき蟲を食うと言います。そして明け方喰った蟲を光に分解する「常闇」に寄生する蟲「ギンコ」。その光を繰り返し浴びると片目になるのだそうです。なるほど、ギンコ・・・そういうことですか。

ぬいは蟲を引き寄せる体質のため、一つ所には留まれず蟲を払いながら旅を続ける「蟲師」をしていたと言います。しかし、たまには故郷の村に帰り夫と子供に会っていたのでした。ところがある時、夫と子供、父や友人を含む多くのものが山に入ったきり戻らなくなった。ぬいは、山中を探しまわったあげくこの沼にたどり着きここに棲むものが常闇だと気づいた。そして、常闇にとらわれた彼らがここでさ迷っているのだとあきらめきれずにここにいるだと話します、もう6年もの間・・・。それを聞いたヨキは自分もぬいを手伝うと言うのですが、ぬいはそれを拒否します。自分だけでやりたいと・・・。

お師匠さんですか?ちょっとした表情とか、クールなところは師匠譲りなんですね。それにしても、こんなに早くギンコの過去話しが見られるとは思ってもいませんでした。アニメではやらないと思っていたもので。なぜ、このアニメに登場する人物に少年が多いのかなんか分かったような気がします。

蟲を喰う常闇と蟲を分解し光を放つギンコ。生と死、光と闇・・・。明かされた幼少期のギンコの秘密。彼がなぜ片目を失い、一所に留まらず蟲師として旅を続けているのか?この話しをこの回に持ってきたのは大正解だったと思います。まだ、蟲という概念がなじめないうちにこの話しを見てもピンとこない方が多いと思うので。それにしても素晴らしい回だった、記憶は失っても確実にぬいから受け継いだものがあると確認出来たお話しでもありました。重き運命を背負いながらも旅を続けるギンコ、「あるがままに・・・」とこれからも行き当たりばったりではあるけどもおせっかいな彼の旅は続いていくのでしょう。ところで、ヨキ役の沢城みゆきさん。「ローゼンメイデン」の真紅よりもさらに静かで抑えた演技が素晴らしかった。この人の演技力は若手声優の中でもピカ一、いやあの若さでこの演技と言うのは正直凄い!昔、誰だったかイチローがオリックスで200本安打を達成した時に、「あの若さでベテランのような打撃をしよる」と賞賛していたのを思い出しましたが、沢城さんは声優界のイチローかもね。

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