(アニメ感想) CANAAN 第13話(最終回) 「キボウノチ」

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アルファルドはいい女だし、悪役としても十分に際立つ可能性はあったけど、どうも途中から小さくまとまってしまった感があって最後まで魅力が発揮出来ていなかったかな・・・。





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アルファルドはいい女だし、悪役としても十分に機能する可能性はあったけど、どうも途中から小さくまとまってしまった感があり、最後までその魅力が発揮出来ていなかったな・・・

結局、彼女がシャムに拘っていたのは、単純に彼の事が好きだったからなのでしょう。それが恋愛的な感情なのか、もっと別の感情なのかは不明ですが・・・。

そんな特別な存在の死は、アルファルドに大きな喪失感を与え、いつまでも彼の亡霊に捉われ続けてしまった。

だから、その亡霊を振り払うには、唯一シャムが認め絶望と称したカナンを倒し越えるしかないとアルファルドは考えたわけですね

だが、亡霊に捉われてしまった彼女の心はすでに死んでいたのだ。

一方、カナンはシャムの死から多く人と出会い、関わってきた。そして与えられるだけの存在ではない、対等の者も手にした。

カナンとマリアの関係は、どちらか一方の照らす光によって輝くものではない、共に輝き共鳴しあうそんな対等の関係であったわけなのです

そうして二人で高め合い成長してきたが故の強さ・・・これがカナンとアルファルドの差だったいうことなのでしょう。


まあ、この作品が1クールを通して描きたかったものは何となく伝わりました。

人々のエネルギー溢れる上海が最初の舞台になったのも、ウーアウィルスという設定、また常に死と隣り合わせの中でも懸命に生きるユンユンという少女の存在等・・・なるほど、そこには「真に生きる」という事をどう定義づけるのか?といったテーマが根底にあった気がします

例えば、アルファルドの孤独や、リャン・チーの一方的な偏愛・・・そんな彼女達が迎えた悲劇からは、ウィルスとは人を死に至らしめる危険なものではあるけど、そのウィルス以上に恐ろしい、「死に至る病」が存在するのだという事が示されていました。

カナンとマリアは、作中で何度も迷い立ち止まることもあったが、もっとも大切な真実を見い出したことによって、彼女達と同じ道を辿る事はなかった。

孤独とならなかった事は、それほどの救いであり、それによって生じた彼女達の前向きな志向は何より「生のエネルギー」というものを感じさせたわけです


さて総評ですが・・・十分に考察の余地のある作品であり、そこから色々と汲み取るものも多かったけど、数多くの設定が作品の中でうまく生かされていたか?というと私はそうは思いませんでした。

ウーアウィルス、超感覚、それぞれの国の思惑等々・・・「良く分からない」といった意見を聞きますが、結局作り手の自己満足的な作りが、受けて側にそのような感想を抱かせてしまうのでしょう

幾ら作り手側に伝えたいものがあったとしても、それが受け手側にうまく伝達されていなければ意味がないのです。

では、それをどのような手法でもって伝えていくか?は作り手の腕の見せ所なわけですが、この作品は伝えるべき肝心な部分を自らそぎ落としてしまっているような気がしてならない。

抽象的表現羅列、作り手側にしか理解出来ないような裏設定等・・・それがあまりに過剰で我々の中ではうまく処理できない。その意味でもとても残念だなと思います。あれだけ映像が動くのだけど、どうも地味な印象を受けてしまった。色々ともったいないな・・・そんな作品だった


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