(アニメ感想) 青い文学 第6話 「桜の森の満開の下 後編」

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都に移り住んで半年。繁丸はいまだ暮らしに慣れなかった。『知らない』ことへの不安は、どれだけ力があっても満たされることはない。

そしてまた、彰子も退屈していた。ある日、戯れに殺した人間の首を彰子に与えると、彼女はそれで遊び始めた・・・。






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原作を良く再現していたと思います。桜の下での凄まじいばかりの狂気と、最後に風が吹き込むと男が花びらとなって消えいくありさまの息を呑む美しさ、そして圧倒的「静」というものが感じられたのです。

また、女の首遊びもどのように描写するのかと思っていたらば、原作のおどろおどろしさいった雰囲気は消え、耽美的な描写によって表現へと変えていたのには感心させられました

なるほど、こうしたアニメ的手法における創意工夫が見られただけでも、青い文学シリーズの試みは成功していると言えそうですね。


さて、少し本編の内容について少し触れると・・・・。

かつての男は無知であり、人も文化も恥もそして孤独も、何も知らない人間だったわけです。

それでも、桜の木の下を通る時だけは、漠然とした不安と同時に言い知れぬ恐怖が襲い、そこに留まることが出来なかった。

それから・・・女と出会い、都に行き、多くの刺激に触れた事で、男の中には何か確信めいたものが生じ、そして桜の木の下のシーンとなるわけです

おそらく桜の木の下で人が正常でいられないのは、その場所が人の本質というものを暴き出してしまうからでしょう。

女が鬼と見えたのは、彼女の堕落と醜悪という本性が明らかとなったため。それを目の当たりにし、、やはり正常でいられなくなった男は夢中で女の首を絞めた。

そしてふと、我に返ったとき、すでに女に息はなく、男はただ絶望に打ちひしがれるだけでありました。

自分の姿を投影した存在でもある女は、まさに男自身であり、その喪失は大きな孤独を呼び込むことになります。そして、もはや形をなさなくなったその存在は、一陣の風と共に消え散ったのです。そこにあるのは、どこまでも美しい桜と、凛とした静寂のみ・・・


この作品は小説にしか生み出せない美に満ちている・・・と私は勝手に思い込んでいたけど、アニメでもそれが再現可能だと(アニメ的解釈はあるけど)、分かったところに今回は大きな発見があった。次回の「こころ」も楽しみだ。


<11月18日水曜日夜11時からはアニメ系ネットラジオ「ピッコロのらじお♪」を放送する予定>

11月18日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」では、一週間に放送された様々なアニメについて語っていく予定です。最近特に力を入れて語っているアニメはDTB2、とある科学の超電磁砲、君に届け、ハガレン等です。

当日は掲示板も設置しますので、興味のある方は是非参加してください!アニメブロガーの本音はここでしか聞けない!?そして、もちろん他のアニメについても徹底レピュー!クイーンズブレイド、アスラクライン2、けんぷファー、にゃんこい!、戦う司書、生徒会の一存、とある科学の超電磁砲、聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)、犬夜叉完結編、そらのおとしもの、夏のあらし!春夏冬中、ミラクル☆トレイン、真・恋姫†無双、乃木坂春香の秘密ぴゅあれっつぁ♪、こばと。、君に届け、11eyes-イレブンアイズ-、ささめきこと、FAIRY TAIL、WHITE ALBUM、空中ブランコ、DARKER THAN BLACK 流星の双子、鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST、うみねこのなく頃に等など。

「ピッコロのらじお♪」は、藍依さん時雄さんゆーくりっどさん、おにくやさんといったレギュラー陣と共に、アニメについて楽しく語っております。ラジオの配信のお知らせ、ラジオの聞き方等は、当ブログトップページをご覧下さい。

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