(アニメ感想) デュラララ!! 第11話 「疾風怒濤」

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行方不明になった杏里の親友、デュラハン、首に傷のある女、矢霧製薬、人身売買。そして、ダラーズ。バラバラだったピースがひとつずつ嵌まっていく。池袋の繁華街。雑踏の中、波江と対峙する帝人。緊張に強ばりながらも、その瞳はまっすぐに波江を捉えていた。すべての謎と欺瞞を暴くために・・・。その二人を見下ろすようにビルの屋上に佇むセルティは、新羅の言葉を思い出し、自問する・・・。



☆<03/19更新>前回、デュラララ!! 第10話 「空前絶後」の感想をポッドキャストにて収録!

「帝人がダラーズのトップでOK?」、「分かりやすいウソを見破られたセルティのうな垂れる姿が可愛い・・・」、「折原の目的とは何なのか?」等、パーソナリティ、リスナー様の間でも議論が白熱しましたので、是非聴いて見てください↓をクリック



★(ポッドキャストラジオ)デュラララ!! 第10話 「空前絶後」感想談義



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<ダラーズのトップである帝人が求めたものとは・・・>

帝人がダラーズ創設に至った過程が今回明かされました。最初は単なる思い付きに過ぎなかったというのは想像していた通りで、しかし実はそこには帝人の内面的欲求というものが深く関わっていたのだろうとは思いました。

私は前回の感想で、非現実を希望する子供の精神状況は現実感の希薄さというものが関係しているのだろうと記述しました

ではその現実感の希薄さを解消する方法とはどこにあるのか?・・・それは社会で多くの人間と関わることが一番なんですよね。

この世界で息づく人々の姿を生で体感することこそが、人に現実感を付与するわけです。だから、帝人がダラーズを結成した事は、実は正しくて、ネットというバーチャルな世界においての繋がりが、現実でも何らかのリアクションとして起こされ、そのはっきりとした繋がりを実感できるのだから、多少の挫折があったにしても、あの時の帝人にとってはやはりその体験は重要なものであった事が分かります。

最初は思いつきであっても、途中からの帝人の働きかけというものからは(仲間達にゴミ拾い等の奉仕活動を求めた事)、無意識のうちのそれを求めていたという傾向が見えるのですよね

ただ、この時の帝はまだ、ダラーズでの繋がりが生み出すものの可能性というものをまだ見出せていなかったのだと思います。

ところが東京に来て、ダラーズがこの街においても確実に息づいていることを少しずつ実感していった・・・その上での今回の行動と言うわけですね。結局のところ、帝人は根本の部分で人が好きなのですよ。

だから、人々の持つ可能性を信じているところがある。人の繋がりというものは、それだけで無限の可能性を秘めているという事を、現実感の希薄さの解消と共に、帝人は実感したに違いない・・・。


<セルティ覚醒!彼女のアイデンティティはどこにある?>

この物語の真の主人公はセルティだと私は勝手に思っているのですが、その彼女にも今回は大きな進展がありました。

ついに、自身の首と対面・・・この場でセルティがどのような決断をしたのかは描写されてなかったので分かりませんが、その後の行動を見ると彼女の中で一つの決着がついたのだと思います。

私はこれまで、この作品の登場人物の多くは「自己同一性」を獲得するために何かを探しているのだと言うことを繰り返してきました

セルティとはそのテーマをもっとも分かりやすい形で満たしているキャラクターであるので、私は先ほども彼女がこの作品の真の主人公であると言ったのです。

セルテイは、自分の首と記憶を探し求めてきましたね。それを取り戻した時、本当の私になれるのだと彼女は信じていたのです。しかし、本当のところはどうなのでしょうね?

新羅や静雄など、セルティを承認してくれる存在がいて、そして彼女はこの街で確かに生きている。この20年、この街でセルテイが培ってきたものは、居場所であったり、人の繋がりであったり・・・それが決して無駄ではなかった事が証明されているのですよね。

だから、私は別に首を取り返す必要なんてないのではないかな?と考えています。彼女は西洋の物語に出てくるデュラハンではなく、池袋の首なしライダー・セルティなのですから・・・

つまり、すでにセルティは自己同一性というものを獲得するに至っていたわけですね。だから、今回の「私の存在をこの街に刻み付ける!!」というセリフは、それを踏まえた上でのものであったのではないかと思います。


<前回頂いたコメントのレスです>

noiseさん

>こんばんは。
>原作既読組ですが、デュラララ!!は9話までは原作既読の方が楽しめている方が多い気がしていました。
>冗長だという意見は見たことがありますが、おそらく、今回のようなオリジナル部分に対してという意見もあるのかもしれませんが、多くは原作とは違い順番を入れ替えることにより、ストーリーが進まない期間が長いことに対してのように思えます。
>これは小説未読の方にとってはより感じられる部分かもしれませんが、アニメ化にあたり仕方がないようにも感じましたし、進まないけれど、楽しめる演出は工夫されていたのじゃないかと思います。
>伏線などにニヤニヤできない分、未読視聴者の方が辛いようですけれども。
>ちなみに、アニデュラで挿入されるオリジナル部分は基本的に必要なものが多いように思います。
>時系列的に原作2・3巻の事件を挿入させていたり、伏線を思い出させたり意識させたり、キャラを印象付けるためだったり。


原作未読の私にとっては、ここまでは問題なく楽しめる内容であったと思います。ただ、原作既読組の方の話しを聞くとなるほどと思うところはあるのですよね。

ただ、伏線についてですが、情報が結構小出しにされている分、とても考察がしやすいのですよね。これが原作どおりであるともしかするとそうではなかったのかもしれません。

ある程度までストーリーが進行しないと何も明らかにならないという内容であれば、我慢出来ない視聴者が途中で切ってしまう恐れがあるので、私はむしろこの方が良かったのではないかと考えています。


noneameさん

>こんばんは
>自分も原作既読組でnoiseさんに同意します

>オリジナル部分は原作より親切な描写が多く
>尺稼ぎの印象はないですし何より原作に対しての愛を感じます

>構成に関しては2クール目の事を考えてだと思いますが、ここ数話の淡々としたキャラ紹介は未読者の方辛い気がしました

>折原の「人間の方も自分を愛すべき」は
>見返りを求めてる時点で愛ではありませんし、それ故歪んでますが
>彼の人ラブは自分以外の他人(例外:平和島)であり
>自身の想像の範疇を超える人に対しては割となんでも喜ぶ人なのでナルシストとは別のベクトルの変態だと思います


原作を省略してしまう作品が多い中、親切な描写というのは好感がもてますね。淡々としていますが、私の場合その先の展開に期待できてしまうのですよね。

折原君の件ですが、あくまでも現在までの印象で語っているので原作ファンから見れば私の分析は正しくないのかもしれません。ただ「見返り求めている時点で愛ではない」という定義が私にはちょっと理解出来ません。

それが「無償の愛」であると言うならば、見返りを求めないという理屈も理解出来るのですが・・・。折原は、確かに人ラブだと話していますね。でも、「皆も俺を愛すべきなんだよ」という言葉に彼の本質というものが表されているような気がするのです。

だから私は折原はナルシストの変形であると、今のところは考えています。もちろん、まだ彼の事は詳しく分からないので今後その印象もまた変わっていくかもしれませんが・・・。


レイオットさん

>私が感じたのは、原作よりもごちゃごちゃして話が分かりづらくなっているって事です
>逆に言えば、その分かりづらい事が、原作未読者にとって、考察する興味を沸かせている事に繫がっているかも知れませんね


ごちゃごちゃですか、なるほど。ただ今のところ、それで混乱するということもなく、おっしゃるように考察する興味を沸かせてくれていますね。


Piichanさん

>>原作既読者の話しによると今回の前半部分はオリジナルだったらしい。アニメ版デュラララ!!は、
>>これまでも原作に肉付けするような作りになったいるとの事。

>私も原作はしりませんが、今回にいたるまでの話は半分ですんだのではないかとおもいます。

>どうも、今までみているとアニメの演出は不親切な感じがするのですよね。もうすこしわかりやすくつくってほしかったというところでしょうか。今後の内容も不安です。


それが無駄な話しなのかどうかはちょっと私には判断しかねるところですが、分かりにくいというのは具体的にどの辺りがなんでしょうかね?個人的には丁寧な描写だと思っているのですが・・・。

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