(アニメ感想) デュラララ!! 第12話 「有無相生」

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首に傷のある女を取り戻すため帝人に襲いかかった誠二に、女の口から告げられた真実。それは誠二を、そしてセルティを驚愕させた。打ちのめされ呆然とする誠二と、壮絶な怒りでもってその場を去ったセルティ。相対した真実に、それぞれはどんな答えを見つけ出すのか――。一方、そんな運命に翻弄される人々を見つめる帝人に近付く人影。それは情報屋・臨也だった。



☆<03/25更新>前回、デュラララ!! 第11話 「疾風怒濤」の感想をポッドキャストにて収録!

「ダラーズの人々が色づくシーンは良かった!しかし、それ以外の演出は地味だった?」、「視点の変化によって物語を面白く見せる方法・・・」、「ダラーズという組織についてもう一度考えてみよう!!」等、パーソナリティ、リスナー様の間でも議論が白熱しましたので、是非聴いて見てください↓をクリック



★(ポッドキャストラジオ)デュラララ!! 第11話 「疾風怒濤」感想談義



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<ひとつのエピソードの完結・・・色々と明かされた事がありました>

前回、帝人がダラーズのトップであったという大きなバレがあって、それと比較するとややインパクトに欠けるものの、幾つか明かされた事実があったのでちょっと整理。


●セルティの首かと思われていた女性は張間美香だった

以前ラジオの掲示板で、あれは張間の首ではなく張間自身であり、そして彼女は整形したのではないか?と考察されていた方がいましたが、ズバリ当たっていましたね。

そもそも、首を挿げ替えるなんてことは本当に可能であるかどうかも不明ですしね。

しかし、ストーカーをしていた女に整形して弟に宛がうなんて、波江さんも随分と恐ろしいことをしますね。結局は、都合のいい人形であれば誰でも良かったわけです。やはりその愛はヒドく歪んでいます


●折原が色々と裏で手を回していた件について

まあ、これは大体予想していた通りです。張間にメールをよこし、うまく誘導していたのは彼だったわけですね。また、帝人とセルティと一緒にいた時に電話がかかってきていましたが、あれは張間さんからの電話だったのでしょう。

張間を帝人の家から脱出させたのも彼の差し金・・・。ついでに言うと、ダラーズのパスワードをばら撒いていたのも折原の仕業なのでしょう。

つまり一連の騒動は、折原がそうなるよう仕向けたものであるということが言えると思います

今後も彼は、様々な騒動を引き起こし、帝人達を惑わすのでしょうね。まさにトラブルメーカー!!・・・いや、彼は実に真っ当に歪んだナルシストですよ。こういう悪は必要です。


<セルティの決断・・・しかし、それは新羅の甘いワナだった!?>

このエピソードの表の主人公が、帝人とするならば、裏の主人公・・・いや、真の主人公はセルティであること言えるかもしれません。

私は以前の感想で、この作品の登場人物の多くが何かを探しており、その探求とは自身の足りない何かを補完するためであり、つまるところそれは「自己同一性」の獲得を目指しているのだと結論づけました。

その登場人物が目指す「自己同一性の獲得」といったテーマをもっとも体現している存在がセルティなんですよね

彼女は、失った首を取り戻した時、本当の自分になれるとこれまで思い込んでいましたが、実際はそうでなく、この池袋という街に居場所があり、彼女を承認してくれる仲間がいる・・・結局のところ、セルティはすでにその「自己同一性」を獲得するに至っていたのです。

本エピソードのテーマを鑑みた時に、セルテイがこのような結論に至ることは私は想像していた通りだったし、だからこの結末には十分に納得しています。

ただ、新羅がうまいことセルティを丸め込んで、セルティに急接近しているのが、実に恐ろしい!!

セルティも純粋なものだから、彼の一方的な論理を受け入れてしまい、このままだと夫婦になりそうな勢いでございます。

私は新羅の掘り下げ回を見た時に、とにかく気持ち悪さしか感じなかったのですが、彼の歪んだ愛が、ついに受け入れられてしまったのだから恐ろしい!!・・・セルティ逃げて~!!!


<新羅に見るピグマリオンコンプレックス(人形偏愛症)・・・このアニメはなんと恐ろしい作品なんだ!!>

ちょっと新羅という男について、思うところを記しておきたいと思います。

私は、以前の感想で、彼には「気に入った女性を監禁してしまいそうな気持ち悪さがある」と書いた記憶があるのですが、実は彼がセルティにやっていることと言うのはそれに近いものがあると思うのですよ。

新羅はセルティの首の事を知りながらも、その事を黙っていました。その事実を告げることで、セルテイが自分の元から去っていくのを恐れたわけですね。

つまり、首を探すというセルティの目的を知っておきながら、その首の在り処を教えない事で、セルティには新羅の元を離れられないという縛りが出来たのです

それは意図して新羅が与えた縛りなんです。これは精神的な監禁と言えるのではないでしょうか?


昔、「ミザリィ」という映画がありました。これは有名作家の交通事故の現場にファンの女が通りかかり、作家を助け家で介抱するのだが、次第に作家への独占欲が強まり、彼を監禁してしまうというお話しなんです

私は、誠二や波江は、ピグマリオンコンプレックス(人形偏愛症)だと以前の感想で書いた事があるのですが、このミザリィの映画で作家を監禁した女もそのピグマリオンコンプレックス(人形偏愛症)であると思っています。

肉体的精神的自由を奪い、自分のもの(人形)とすることで、自身の理想を全てそこに投影してしまうのです

当人の人格や意思といったものを完全に無視してしまう、まさにナルシシズムと言える愛ですが、新羅もそれと似た気持ち悪さがあるのだよなあ~。


ただこの作品の恐ろしいところは、そんな歪んだ愛さえも、真実の愛へと昇華してしまったところにあるのではないでしょうか?

新羅とセルティの関係で言えば、新羅のその身勝手な愛を承認してしまったことで、二人の恋が成立してしまったのです。

これは実に恐ろしいことですよ! 一方通行の歪んだ愛も、ずっと信じていれば真実の愛となるんだと、肯定してしまったのですから。

新羅は、これまでセルテイに不自由な縛りを与えていましたが、今度は「愛」という縛りを与え、いよいよ彼女を自分のものとしてしまったわけです

まあ、この作品らしい実に面白い帰結を見せてくれたものだと私は感心させられました。


さて、一件落着して・・・今後もやはり折原の動きには注目していきたいですね。彼も帝人と同じく、非日常というものに焦がれている存在であることは今回示されていました。

彼が帝人に伝えた「非日常も時間が経てば日常となる」の言葉は、自身の体験からくるものであったのでしょう。

非日常という麻薬に冒された折原の欲求は、もはや狂気的で「天国」という言葉も聞かれましたね

私は、折原とは帝人の影のような存在であると考えています。「ゲト戦記」において、ゲドが影との戦いを繰り広げたように、それはどこまでも付きまとい、そして自身を苦しめる存在なのです。

帝人にとって折原とは、何れ対峙し戦わねばならず、そしてそれを打倒しなくては自身の信じる正義を証明できないといった大きな存在になっていくような予感がします。いやあ~、これからのこの二人の関係には注目ですよ!


最後に感想となりますが、どうも今回は説明台詞が多く、しかもキャラクターが早口でしゃべるものだから、物事が収束していく時に味わえるカタルシスは少々薄かったなあ~という印象。

あれ?こんなもの?と少々、肩透かしを食らったかっこうですね。これで一巻の内容は完結しましたが、今後の展開には不安を感じております。本当に大丈夫だろうか・・・。

<大好評につき声優特集第二弾を開催!! ピッコロのらじお♪」は4月02日(金) 夜11時より放送予定>

4月02日(金)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、前回に引き続き声優特集第二弾を開催!前回好評でした声優特集、今回も声優さんについて様々な角度から語っていきたいと思います。

現在当日話す「声優特集」についてのテーマを募集中~!!なにかございましたら、コメントもしくはWEB拍手の方でお願いいたします。

現在決定しているテーマ↓

●各声優さんのエーピーソード紹介(もちろん、全部紹介など無理なので、例えば、ネットで調べたものや声優さんのラジオで聞いた、面白ろエピソードなど)
●各声優さんから派生した言葉について語る(例:17才教、釘宮病 、ゴットゥーザ様 など)
●もしもシリーズ(例えば、この声優さんがこの役を演じたらどうなるのか。一度でいいから、この声優さんにこんな役を演じてもらいたいとか。
●同じ声優と知って驚いたキャラ
●好きな声優さん、ずっと一筋か、それとも時代と共に変化したか

当日は掲示板も設置しますので、興味のある方は是非参加してください!アニメブロガーの本音はここでしか聞けない!?バカとテストと召喚獣、ダンスインザヴァンパイアバンド、おおかみかくし、聖痕のクェイサー、はなまる幼稚園、刀語、君に届け、等など。

「ピッコロのらじお♪」は、藍依さん時雄さんゆーくりっどさん、おにくやさんといったレギュラー陣と共に、アニメについて楽しく語っております。ラジオの配信のお知らせ、ラジオの聞き方等は、当ブログトップページをご覧下さい。

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