(アニメ感想) デュラララ!! 第13話 「急転直下」

デュラララ!! 4 【完全生産限定版】 [DVD]
デュラララ!! 4 【完全生産限定版】 [DVD]
クチコミを見る




ダラーズの集会から半年。一見平穏を取り戻したかに見える池袋の街。しかしその裏側では、斬り裂き魔、黄巾賊が活動を活発にしてきていた。穏やかな日々を掻き消すように忍び寄る影。それぞれに向き合うことになる、それぞれの現実と過去。

一方、セルティが対峙した恐怖の集団と、それに追い打ちをかけるように現れた人物とは――。




☆<04/09更新>前回、デュラララ!! 第12話 「有無相生」の感想をポッドキャストにて収録!

「賛否両論、リスナーさん達の間でも様々な意見が出た・・・」、「私が新羅を気持ち悪いと言った理由・・・」、「セルティの決断は何を伝えたのか?」等、パーソナリティ、リスナー様の間でも議論が白熱しましたので、是非聴いて見てください↓をクリック



★(ポッドキャストラジオ)デュラララ!! 第12話 「有無相生」感想談義



banner03

*他のアニメの感想を聞きたい人は、毎週水曜日と金曜日夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」をチェック!リアルタイムで掲示板に是非突っ込みを入れてください。アニメブロガー達の本音はここでしか聞けない!?





↑ポチって押して頂けると励みになります。コメントを頂けるとコメントレスさせて頂きます!



<非日常を否定する境遇・・・それでも君は・・・>

というわけで、新エピソードの始まり・・・。前回の騒動から半年後のお話しになるのですね。結構経っているけど、誠二と張間はずっとあの調子かい!(苦笑)

ところで今回は、杏里のナレーションで、彼女自身の心境も語られていましたが、な~んとなく分かった事が幾つかありました。


私は以前の感想で、「非日常を期待する帝人の心境」について触れたことがあります。まあ、この年の若者にはありがちな発想ですけど、つまるところそれは、現実感の希薄さというところが関係しているのではないか?と私は思っています。

では逆に、非日常を否定してしてしまう杏里の精神状況はいかに構築されたのか?・・・それを読み解く上で、今回作中で杏里の重要なセリフがありました。女子高生三人組に、いじめられているシーンでの杏里の心の言葉、「こうやって彼女は自分の身を心を守り続けてきた・・・何も起きない、何も変わらないそれが彼女の日常」と・・・。

それは、「蔓延する諦めによって生じた絶望である」と言えるでしょう。彼女の過去については、良く分からない部分があるのですが、ただこれまで決して幸福な日常を送ってこなかったであろう事は確かです。

きっと、その不幸な日常から脱出する機会は今までも何度かあったのかもしれない。しかし、結局は不幸ないつもの日常へと戻り、杏里の中には諦めが蔓延していった・・・。


このようなことが何度か繰り返された時、人はどういう心境に陥るのか?・・・きっと、こう考えるに違いない、「日常が変わるなんてもう期待しない・・・」と。つまり、「期待しないこと」が自身の身と心を守り続けることになると杏里は悟ったのですね。

人は何かに期待した時、それが叶わなかった場合に、その反動で大きく失望するものなのです。だから、期待せずに、心を完全に閉ざすことにした・・・それが今の杏里なのです。


しかし、日常が大きく変わるかもしれない何か得体の知れないものは、杏里が望む望まないに関わらず、静かな足音を立てながら近づいていた・・・・。そして、最後の場面・・・ヤツがキタ~!!

あらら、杏里の望まない非日常が、向こうからやってきてしまったわけですな。これが何を意味をするのか?ということですが、つまりどんなに心を閉ざし、人との関わりを断ったつもりでいても、人は世界とは無関係ではいられないということを示しているのでしょうね。

そういえば、作中に杏里は帝や紀田に依存してるのだと話していましたね? それは違うのですよ。人は、生きていく以上、必ず誰かと関わり、そして誰かに支えられて生きていくものなのです。

それを「依存」だと言ってしまえばそれまでですが、自身も誰かの役に立ってるという事を忘れてはならない。彼女が、帝や紀田に心を閉ざしているのは、それによって何かが変わることを恐れているからでしょう。

期待して、裏切られて、でもまた期待して・・・人生のうちにそんなことは何度たって繰り返していくのです。それが生きるということであり、人はそうして成長していくのですよ。


この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる
迷わず行けよ 行けばわかるさ
by猪木


いや、それにしても相変わらず一話で色々と考えさせてくれるアニメでございます。今回は引きも良かったし、2クールからは期待してもいいよね?


<前回の私の感想について色々と意見を頂いたのです、その返信を書かせて頂きます>

zettonさん

>別に新羅からの一方的な愛ではなく、セルティから新羅への恋慕の情も以前からあるんですけどね。

正直、アニメだけを見ていてこれはちょっと薄く感じました。確かに作中に「これが恋慕というものだろう」というセルティの言葉はありましたが、この時点で二人の愛がはっきりと成立していると考えるのは難しかった。だから、二人の恋はまだ確定していなくて、今回(12話)で二人の恋が成立したと私はそう捉えたのです。


とおりすがりんさん

>新羅とセルティの関係に関しては、原作既読組とアニメ組、そして発売済みのDVD1・2巻の特典小説を読んだ方と読んでない方で感じ方がかなり違うんじゃないかと思います。

>原作組にとって二人のバカップルぶりはよく分かっていることですし、特典小説を読んだ方なら二人がどれだけラブラブ生活を送っていたのかが分かっています。もうお前ら付き合っちゃえよ、的な。なので今回の展開も納まるところに納まったという感じでしょう。だからこそ新羅は全てを打ち明けることができたし、セルティも新羅の歪んだ愛情でも受け入れることができた。元から二人は両想いなんですから。

>ただアニメでは新羅の想いが非常に分かりやすく表現されてきたのに比べ、セルティから新羅への想いというのは、一度モノローグで「恋慕の情を抱いている」と語った以外は、8話で新羅を探しに部屋から飛び出して行ったところくらいしか感じられるシーンが無かったように思います。
>なので、アニメ組の方からすると今回セルティは新羅の口先にいいように丸めこまれた、という印象が強いのでしょう。

>ただ、描写不足だという訳でもないと思います。むしろアニメは原作に比べ総じて深く丁寧に描写していると感じます。ですがそれによって視聴者には、新羅→ セルティ・セルティ→首という想いが強く印象に残ってしまい、相対的にセルティ→新羅の恋心が印象の薄いものになってしまったのでしょうね。あとはアニメだとセルティと静雄の仲の良さが強調されているのもそうなった原因の一つなのかも。

>これはあくまで僕個人の意見ですが、新羅とセルティに対するピッコロさんと自分の感じ方の差について気になったので、ちょっと考えてみました。


そうですね。新羅とセルティの関係について、アニメでの描写が薄いことは確かだと思います。だから、原作既読組の方と印象が違って当然なのでしょうね。

「新羅→セルティ・セルティ→首という想いが強く印象に残ってしまい、相対的にセルティ→新羅の恋心が印象の薄いものになってしまった」に関しては、なんと言うか作り手が本質的なものはそこにあると考え、あえてそう描いたという風に感じるのですよね。

この辺りは議論は色々生じるところだと思いますが・・・。後、ブログやラジオを応援してくださりありがとうございます。今後も是非様々な意見を聞かせてくださいませ。


エキストラさん

>少なくとも新羅とセルティは首を探してる間、対等に接していました。何に憚ることもなく談笑し喧嘩もし、そんな関わりの結果セルティも新羅に恋愛感情を抱いてます。これは誰かに仕向けられた事ではなく、つまり首という不安要素がなければ無理に繋ぎ止める必要はない。しかし首はセルティの意思を伴わない別離を引き起す(と思われる)ので避けたいと思うのは当然ですね。まぁ新羅が首のことを隠してセルティを自分の傍に繋ぎ止めようとしていたのは事実ですが、それを人形偏愛と呼ぶのは違和感があるかと。恋の駆け引きは一見卑怯にみえるもの、ってことでしょう。

>この話の中でセルティは新羅の思惑を知りました。このとき彼女は新羅の前から去ることも出来た筈で、新羅もそれを分かっていた筈です。しかし誤魔化すことなく改めてセルティへの愛を語ります。そんな彼にセルティも自分の恐れていた事を吐露し、彼の行いに対してパンチ一発でけじめをつけます。これは懺悔、罰という流れを終えて二人が体等の間柄になったということではないでしょうか。新羅がうまいことセルティを丸め込んで~なんてセルティの思いを無視した考え方ですよ。


この手の話しは結構、それぞれの恋愛感というものも反映されるものだろうと私は思います。だから、結局のところ正しい答えなんてないのでしょうが、私なりの意見を述べさせて頂きたいと思います。

「少なくとも新羅とセルティは首を探してる間、対等に接していました」とありますが、私はそうは思わないのです。だって、セルテイにとって首を捜すという目的は彼女の人生におけるもっとも重要なテーマだったはずですよ。

そんな大事なことを黙っているという事は、ずるいというレベルの話しではないのです。「恋の駆け引きは一見卑怯にみえるもの」とおっしゃいますが、これは「大きな裏切りである」と私は思うのですよ。

だから、私はそれは「不平等な恋である」と映ったのです。その視点から言うと、新羅がセルティに全て打ち明けたのも今のセルティならば、真実を知っても自分の元を去るはずはないという確証があってのものではないかな?と私は想像してしまうのです。

誠二や波江、張間達同様、新羅の愛がどこか歪んでいるのは、それは意図的な描写だし、その歪んだ愛が真実の愛へと昇華されたという結末を見せたところにこの作品の面白さがあると私は思っています。


<Angel Beats!はなぜ賛否両論なのか?「ピッコロのらじお♪」は4月14日(水) 夜11時より放送予定>

4月14日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」では、前回に引き続き4月より開始されました新作アニメを徹底レビューしていきます。主にAngel Beats!、荒川アンダー ザ ブリッジ、閃光のナイトレイド等について語っていく予定!もちろん、鋼の錬金術師、デュラララ!!等前期から継続のアニメについても!

当日は掲示板も設置しますので、興味のある方は是非参加してください!アニメブロガーの本音はここでしか聞けない!?けいおん!!、Angel Beats!、荒川アンダー ザ ブリッジ、閃光のナイトレイド、裏切りは僕の名前を知っている、kiss×sis、薄桜鬼、WORKING!!、おおきく振りかぶって~夏の大会編~、デュラララ!!、聖痕のクェイサー、刀語、鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST、等など。

「ピッコロのらじお♪」は、藍依さん時雄さんゆーくりっどさん、おにくやさんといったレギュラー陣と共に、アニメについて楽しく語っております。ラジオの配信のお知らせ、ラジオの聞き方等は、当ブログトップページをご覧下さい。

http://yuruyurulife.blog48.fc2.com/tb.php/2928-36d7f4ef
http://mitubatatibana.blog122.fc2.com/tb.php/1684-d24eb8d8
http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/10508443693/f7d2ee4e
http://sironsiron.blog70.fc2.com/tb.php/114-902105d9
http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/10507527031/61dde91b
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/spiral_and_bookshelf/51523630

0 Comments

Post a comment