(アニメ感想) デュラララ!! 第24話 「則天去私」

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強い決意を持ち廃工場に独り乗り込んだ正臣だったが、彼はそこで予期せぬ人物と出会った。ついに相対した正臣、帝人、杏里。お互いに言えぬ想いを抱えたまま、三人が見つけた答えとは。そして、池袋の住人の多くを巻き込んだ抗争が見せた結末とは・・・?



☆<06/25更新>前回、デュラララ!! 第23話 「千錯万綜」の感想をポッドキャストにて収録!

「法螺田の存在の意味とは?」、「折原は、セルティと静ちゃんを戦わせようとしている?」、「波江は一体誰に電話をかけていたのか?」等、パーソナリティ、リスナー様の間でも議論が白熱しましたので、是非聴いて見てください↓をクリック



★(ポッドキャストラジオ)デュラララ!! 第23話 「千錯万綜」感想談義



*↑再生アドレスのリンクが間違っていたので修正しました



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<歪んだ愛の物語・・・>

いつの回の感想だったかは忘れましたが、私は「歪んだ愛」とは「一方的な押し付けの愛の事である」と記述した記憶があります。なるほど帝人は今回作中で「もっと早くの自分の気持ちを明かしていれば・・・」といったニュアンスのセリフを話していましたね。

それは、紀田と杏里も同様で、つまり自身の抱える心の問題を吐露することで、この関係が崩壊することを恐れていたわけなのですよ。

それは一見相手を思いやっての行動に見えるのですが、実はとても身勝手な発想に由来しているということを見逃してはならないのです


例えば、紀田は杏里や帝人を守りたいがために黄巾族に戻りました。でも、彼が本当に守りたかったものとは「日常」であるわけです。

それは帝人が逃げ込んだ先に、たまたま構築された居場所であり、その穏やかな日常は、自分の正体を知らず無邪気に笑っている帝人と杏里がいてこそ、成り立つものなのです。

紀田はその見せかけの日常に没頭しました・・・それはなぜか?・・・それは沙樹から逃げるためです。帝人や杏里達といる時だけは、沙樹のことを忘れられる。だからその日常は、紀田にとってとても都合のいい場所なんですよね

帝人や杏里を守りたいというのは口実で、彼が本当に確保したかったのは逃げ場所。そして、帝人も杏里も互いに事情を抱えており、そんな二人にとってもその空間は、いい逃げ場所となっていた。

「あなたのため」という押し付けの愛とは、実は一番に自身が優先されるべき自己愛で、互いが承認し合えてない以上、このようなすれ違いが生じるのは当然なのですよね


ここで以前にネットラジオの掲示板にリスナーさんが書き込まれたコメントを一つ紹介させてください↓

>176 :ジーノ:2010/06/17(木) 03:50:55
三人は、全員自己満足で動いている。
でも、これって、新羅がセルティにやった裏切り行為と同じだと思うのだよ。
相手を思うが故の行動。
この自己満足からの脱却には、対話を経て、相互承認が必要なんだよ。
そうすれば歪んでいようと愛になるのだよ。
ということで、自論が、対話から、その先の相互承認に変更。



これはとても重要なことをおっしゃっているのですよ。まず、一つだけ確な事は帝人は杏里と紀田が好きで、杏里や紀田も同じように思っていたという事実。

そして最後、三人が互いを大切だという気持ちを承認しあったことで、この歪な愛の構造は、確かな愛へと昇華したわけですね。

ここで、一つ大事な事が分かりました。「歪んだ愛」とは「未完成な愛」なんです

以前に私はこの作品が伝えようとしているのは「歪んだ愛も真実の愛となりえる」という一つの可能性であると言いました。

だから、未完成な愛(歪んだ愛)が完成された愛への昇華を見た時、そこで行われていた作業とは上の書き込みにあるように「対話を経て、相互承認」なのです

「それこそが、真の愛である」と結んだところで、今回のエピソードはとても意味のある物語になったのではないでしょうか。


<折原の抱くコンプレックスって何?>

さて、私が作中に引っかかったのは、サイモンが折原に言った「あいつ(静雄)にコンプレックスがあるだけじゃないのか」というセリフです。

この言葉恐らく真理を突いており、折原がサイモンに抱くコンプレックスどういうものなのだろう?と少し考えたのですが、結局その答えは出ませんでした。

すると、実況ラジオの掲示板でリスナーさんがとても納得のいく答えを出してくれたので、ここでその書き込みを紹介したいと思います。


>19 :ななな:2010/06/25(金) 01:45:25
静ちゃんは神様に愛されてる(それは彼にとっては呪いのようなものですが)けど、
臨也は結局のところ、神様に愛されてると思い込んでただけの普通の人間だからじゃないですかね?
コンプレックス。
波江さんは1クール目の件で帝人に恨みがあるので、帝人が危なくなりそうな情報を流しました~。

>38 :ななな:2010/06/25(金) 01:59:30
神様に愛されてるって言うと、アレでしたね。
原作では、なんか地の分の説明でちょっと出てきた気がしたんですが。
分かりやすく言うと、
臨也さんは、自分が特別な人間でありたいんだろうなーと。
………い、痛いですね。永遠の21歳どころか、永遠の中2です。
黄巾族編は原作でもちょっとでした。
この次の巻は幽くん大登場、大活躍編なのです!!!

>40 :リスナー:2010/06/25(金) 02:02:28
静雄は桁違いな化け物レベルの力をもっているけど
弟は静雄を慕っているし、仕事の同僚はいるしセルティや杏里にヒーローの様に思われてる

折原は能力的に優れているけれど、精神・肉体的などすべてに対して「人間の範疇」だから



なるほど、神に愛されている静ちゃんと、神に見放された臨也という切り口は面白いですね~。

静ちゃんは折原のないものを一杯持っているのですよね。実はそれって「嫉妬」というよりも「憧憬」に近いものである気がします

だから、折原が静ちゃんに見せる「悪意」とはとても歪んだ愛の発露であると私は思うのですよ。まあ、本人は全否定するのでしょうけどね。


また、折原が「全ての人間を愛している!」を連呼する姿を見るとなぜかとても痛々しく見える。なぜかなのか?

・・・最終回まで見ていて、実は私の中で一つ確信めいたものが生じました。

折原は「全ての人間を愛している!」の主張を繰り返していますが、裏を返せば「人間から愛されたい!」という訴えてであると捉えられるのです

愛しているから、愛されるべきだ・・・とても利己的で一方的な愛・・・まさしくこの物語のテーマに含まれる「歪んだ愛」を満たしていたわけですね。


折原は、人の心の作用を十分に理解しています。だから、沙樹にもあえて縛りを与えることで自身の意のままに操ろうとしたのでしょう。紀田君に対しても同じような手法を用いました。

ところが、人の愛が生み出す作用についてまでは、心得てなかったようで・・・それ故、沙樹の思わぬ裏切りを受けてしまったのです。

彼はどこかは人の可能性を限定してしまっていて、それが折原の限界でもあるわけですね

帝人の創設したダラーズはそんな折原のアンチテーゼとして存在しています。人の繋がりによって生み出される力とは無限の可能性を秘めています。時には期待外れな結果も生じますが、しかし人の可能性に賭けるとはそういう事なのです。

ネットで繋がっている関係・・・でも、もっと根本的な部分で何かを共有しているかもしれない・・・確信が持てなくても、それは一つの願いのようでもあると思いました

<やるぜ!化物語&最終回特集!!・・・「ピッコロのらじお♪」は7月02日(金) 夜11時より放送予定>

7月02日(金)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、「化物語&最終回特集!!」と題しまして、先日放送され最終回を迎えました化物語、デュラララ!!、WORKING!!等のアニメについて語る予定です。

最終回の感想、また作品の総評をリスナー様と一緒に楽しんで生きたいと思います。当日は掲示板も設置。初めての方も大歓迎なので、気軽に参加してくださいね~!

「ピッコロのらじお♪」は、藍依さん時雄さんゆーくりっどさん、おにくやさんといったレギュラー陣と共に、アニメについて楽しく語っております。ラジオの配信のお知らせ、ラジオの聞き方等は、当ブログトップページをご覧下さい。

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