(アニメ感想) Angel Beats! 第13話 「Graduation」

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いよいよAngel Beats!最終回・・・。さあ今回は静かに濃厚に語っていきますかね・・・。



☆<06/26更新>前回、Angel Beats!コーナー 第12話 「Knockin'on heaven's door」の感想をポッドキャストにて収録!

「愛の定義について曖昧ではないのか?」、「マエダミー説が濃厚になってきたか・・・」、「この世界の神とはまさに麻枝さんである!?」等、パーソナリティ、リスナー様の間でも議論が白熱しましたので、是非聴いて見てください↓をクリック



★(ポッドキャストラジオ)Angel Beats!コーナー 第12話 「Knockin'on heaven's door」感想談義



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<やはり天使ちゃんが・・・>

音無、ゆり、直井、天使、日向の5人だけの卒業式。しかし、他のメンバーがいないというのは寂しい。

他の皆をここで出さないのなら、あれだけ多くのキャラクターを出した意味とは何だったのだろう?と・・・ちょっと悲しくなってしまいます

なんにせよ、ゆり、直井、日向は先に音無と天使を残して成仏していきました。それぞれが心残りを抱えていましたが、どういう経緯であれ、それが解消されたのですから、とてもめでたいことなのだと思います。

心の片隅に悔いを残したままでは、人は決して救われない。だから、それを何とか消し去ってあげたいというのは、麻枝さんの優しさなのかもしれませんね。

しかしなあ~・・・やはり天使ちゃんがこの作品の正統なヒロインだったとは・・・

いや、前から薄々気づいていたんですけど、改めて作中においてそれが明示されてしまうと、ゆりに対してはちょっと気の毒な気もしたりして・・・。

もっとも、天使ファンは大人気だったので、天使ちゃんファンにとっては大歓喜か・・・。


<天使の秘密・・・以前の考察がようやくはまったことで、麻枝さんという人に少し近づけた気がする・・・>

確か、第9話は音無の過去が明らかになった回でありましたね。彼は他者のために出来ることをして、その満足の後に、この世界へとやってきました。

すでに未練などあるはずがない音無がなぜこの世界にやってきたのかは不明ですが、まあこれは事故のようなものなのでしょう。

彼があのトンネルの中で人々に献身的に振る舞い、そして最後にドナー登録をして誰かのために臓器を提供する決意をした事は、今回の伏線となっておりましたね。

この時、私はもしかすると臓器を提供されたものが音無と精神的に繋がっていて、この物語はその者が見ている夢のようなものではないか?とふと考えましたが、それは少し違っていました

ただ、10話の放送の後(実際は9話のすぐ後に書いていた文章)に改めて考察を記し、そこでは「天使が音無に臓器を提供されている者である」という仮説を立て、またなぜそう考えたのかについての文章を展開しています。

これはある意味私の願望を込めた考察でして、しかしながらこの時はちょっと自信もあったのです。もっとも、12話の放送を見てその考察が外れたと覚悟し別の可能性も提示しましたがね・・・。


その際の考察記事についてはこちら→http://blog.livedoor.jp/koubow20053/archives/51562753.html


私が、「なぜ考察をするのか?」と問われれば、その見解が当たっていた間違っていたという事よりも、物語を書いている作者の事が知りたいというのが本音なんです

一体どこが原点があり、このような物語が構築されていくのか、作品を考察することでそれを探り、作品の源流にあるものに迫ろうするわけですね。

作品を通じて作者自身を見ているような感覚と言えばいいでしょうか?

ところがいつも寸前まで近づいたかな?と思ったら、最後の最後ではぐらかされてきたので、どうにも麻枝さんの作品性、そして彼自身のことが分からないでいました。

しかし、何となく9話において音無が見せたある種の可能性というところに着目した時、少しだけ麻枝さんのことが分かった気がしたのです・・・。


<人は先に何を見据える?麻枝さんという人の視点・・・>

さて私は、音無が天使の臓器提供者(逆の可能性も考えた)であるという可能性を説明する際に、作中に度々挿入されていた仏教的ニュアンスというところに注目しました。

例えば、輪廻転生という概念とか、天使が練成した武器の形が蓮の花の形をしていたところなどからも、それは見て取れます

さらに、音無が死の直前に取った行動とは、まさに自己犠牲であり、これも仏教説話において、釈迦が腹を空かせた虎に自身の身を食わせるという「捨身飼虎」に通じるところがあるのでしょう。

その自己犠牲がこの作品において重要な文脈であるということは自明で、これを最終的なオチとして活用するのではないか?そのような考えに至ったのです

考えれば、前回作中で、「愛」という言葉が出たのですよね。自己犠牲とは「愛」であると言われています。

まさに、音無は現世においては自己犠牲によってその愛を示し、そしてそれに応える形でこの世界にやってきた奏は音無との再会を望んだ・・・今回、音無はその事実を知り、ようやく二人の愛はついに交差したわけですね。

音無の視点で、これを仏教用語で説明すると「因果」といったところでしょう

前に行った音無の善行(愛の授与)は、奏がそれに報いる形で、音無に愛をもたらすという結果を生じさせたのです。

そう、原因と結果・・・そしてこの結びつきは、次に転生した世界にまた大きな意味を持つ、愛のスペクタクルといった体を見せたところで締めくくられていました


私は当初から、彷徨える魂の未練の昇華といった物語性を描くときには、必ず生の世界との接点を描かなくてはならないと訴えてきました。

閉じられた世界の物語のままで自己完結してしまっては意味が無く、今を生きる者達にこそ、その満足という実感は還元されるべきなのだと言うのが私の考えです。

ただしそれは、輪廻転生という概念がある場合は、別だという断りも入れてきました。

なるほど、麻枝さんは現世にではなく、先の未来へと受け継がれるという視点で物語を構築していたのですね。ようやくで合点がいきました


最後に、物語を全体として捉えた場合、この作品は私にとって未完成なものでありました。

要素的に見て面白いと思えるところがあっても、総合的に見るとやはり放送当初に視聴者が期待していた出来とは言いがたい内容だったと言えるでしょう。

それでも、麻枝さんが我々に提示する物語性には、不思議と惹かれる部分があるという事も否定できないところ。

それが彼の物語性の魅力であると・・・まあ、何だか分かったような分からなかったような。でもまあ、今はこれでもいいかなと思っています。

<やるぜ!化物語&最終回特集!!・・・「ピッコロのらじお♪」は7月02日(金) 夜11時より放送予定>

7月02日(金)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、「化物語&最終回特集!!」と題しまして、先日放送され最終回を迎えました化物語、デュラララ!!、WORKING!!等のアニメについて語る予定です。

最終回の感想、また作品の総評をリスナー様と一緒に楽しんで生きたいと思います。当日は掲示板も設置。初めての方も大歓迎なので、気軽に参加してくださいね~!

「ピッコロのらじお♪」は、藍依さん時雄さんゆーくりっどさん、おにくやさんといったレギュラー陣と共に、アニメについて楽しく語っております。ラジオの配信のお知らせ、ラジオの聞き方等は、当ブログトップページをご覧下さい。

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