(アニメ感想) 世紀末オカルト学院 第6話 「文明の道程」

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臨死体験の授業以来、こずえの様子がおかしい。マヤと亜美は色々なオカルトネタを出して見せるが、こずえは無反応。最後の手段で、文明にスプーン曲げを披露させるが、やはり効果は無い。マヤと亜美は、死後の世界へ元のこずえを取り戻しに行こうと決意する。スマイルやJKにも協力してもらい、夜の学院に潜入開始!!









前回、こずえに星の王子様のセリフを引用して語らせていたあたりから、気になっていたのですよね。確かにこのアニメは大半がギャグで構成されているんです。オカルトを題材にしているもののちょっと茶化したところがあって、一見不真面目には見えるんですよね。

ただ前回の、こずえに星の王子様のセリフを引用させ語らせていたシーンを見た時から私の中では何かが引っかかっていました。そこでようやく、この作品のテーマ性らしきものがおぼろげに見えてきたような気がするのです。


さて今回のお話しですが、こずえがまるで人が変わってしまったようになったことをマヤ達が心配し、最終的にはあの世界に忘れてきた本当のこずえの魂を引き上げるという展開・・・。ごすえのオカルト魂サルベージ計画発動!!

この作業を文明が引き受けたのですが、この場面はなかなかに考えされられるいいシーンであったと思います。こずえの意識だけでなく、文明自身の過去にも触れ、文明の心情というところに目を向けるとこずえの「大切なものは見えない」という言葉に意味があったことが理解できるようになっているんです。


これまでの文明の過去については何度か触れられてきました。その中で、彼の母親に対する想いがとても強いことは示されていた通り。文明の母は、優しくていつだって良き理解者で・・・あのイメージからはそう感じた方も多いでしょう。

しかし、私は逆にそれを見てなんだかウソ臭いなと思ったのです。文明はマヤに自分の経歴について話した時、誇張して語っていた事がありましたし、また母親の記憶も必要以上に美化されいるという風に見えたのですよね。

ただ、前者は文明が分かっていてついたウソですが、後者は文明が無意識のうちに記憶を摩り替えているという風に見えました。超能力者として孤独な少年時代を過ごした先に今の文明がある。

ところが、それは母親に強いられたものであって、しかしあの時の自分の否定することは今の自分さえも否定することになりかねないのです。だから、自分を支配していた母を美化することで美しい記憶のまま閉じ込めようとしたのかもしれません。

それは偽りの記憶であっても、本人が本当の記憶を封印してしまっているから気づかないのですよね。そこで、「大切なものは目に見えない・・・」というこずえの言葉が重要な意味を持ちます。文明はこずえ救出作戦の際、自分の本当の記憶と向き合い、真実が一番近くに・・・そう、自分の中にあったことを知ったのですよ。


こずえの問題も「心の眼鏡」をかけ忘れていたという自分の心の問題に回帰していたのですよね。マヤ達は「なんだそれは!」と拍子抜けしていたようですが、これはとても大切なことで、つまり自分でそれを見えなくしていたということなんです。

そんな二人の心の回帰を見つめるマヤの視点・・・特に、彼女は文明と自分の心情を重ね、ようやく彼を理解したという風に見えました。文明とマヤの持つ共通性をこずえの問題解決によって浮き彫りにしてしまうという手法・・・いや恐れ入りました。

そして、文明とマヤの心情理解によって、こずえの言葉にも意味を持たせることが出来たという相乗効果・・・なんだこのアニメ・・・やっぱり面白いじゃないか!! 

<「神のみぞ知るセカイ」が、10月より放送開始!・・・「ピッコロのらじお♪」は8月11日(水) 夜11時より放送予定>

8月11日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、夏の新作アニメを中心に語っていく予定です。特に「戦国BASARA」、「屍鬼」「学園黙示録」「オカルト学院」には力を入れて語っていきます。

当日は掲示板も設置しますので、興味のある方は是非参加してください!アニメブロガーの本音はここでしか聞けない!?アマガミSS、伝説の勇者の伝説、黒執事II、生徒会役員共、セキレイ~Pure Engagement~、学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD、ぬらりひょんの孫、屍鬼、あそびにいくヨ!、ストライクウィッチーズ2、世紀末オカルト学院、戦国BASARA 弐(ツー)、祝福のカンパネラ、みつどもえ等など。

「ピッコロのらじお♪」は、藍依さん時雄さんゆーくりっどさん、おにくやさんといったレギュラー陣と共に、アニメについて楽しく語っております。ラジオの配信のお知らせ、ラジオの聞き方等は、当ブログトップページをご覧下さい。

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