(アニメ感想) あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第4話 「白いリボンのワンピース」
0
![]() | あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray] (2011/06/29) 入野自由、茅野愛衣 他 商品詳細を見る |
●意見交流の場として掲示板を設置しました。記事の感想や意見、原作ファンからの補足、もちろんアニメの感想も受け付けています。気軽に参加して下さい。(コテハン禁止等ルールがありますので禁止条項は必ず目を通してください)
☆あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。について語り合うスレ
「ゆきあつ」から「めんま」を見かけたと告げられた「じんたん」たち。
隣に「めんま」がいるのにと訝しむ「じんたん」だったが、真相を確かめるために、皆と一緒に「めんま」を捜しに向かう。

*一週間のアニメを濃く熱く語るラジオ、毎週水曜日と金曜日夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」をチェック!掲示板も設置、リアルタイムで是非DJに突っ込みを入れてください。アニメブロガー達の本音はここでしか聞けない!?
↑ポチって押して頂けると励みになります。コメントを頂けるとコメントレスさせて頂きます!
今後この作品の感想でゆきあつの名前を記す時は「ゆきあつ(笑)」としようか(苦笑)。すでにブロガーさんの中にはゆきあつの女装説を推していた方が何人かいたみたいですが、見事な観察力と感嘆の声を上げたくなります。
なるほど女装なんて実に変態チックな趣味ではありますけど、ゆきあつならばやりかねないなと合点のいくところはあるのですよ。ええ~、変態の気持ちは理解出来ないがそのような行動に出てしまう精神構造は理解出来ると言いましょうかね。
結局のところ、じんたん同様に未だにめんまにいつまでもとらわれており、めんまへの憧れ、喪失感、そしてじんたんへの強い嫉妬心など様々な感情が複雑に渦巻いている中であのような行動に至ったのでしょうな。
つるこの口ぶりからして、ゆきあつの女装はじんたんと再会し彼から「めんまが見える」という話しを聞く以前から行われていたように思います。めんまへの強い執着はあのような性癖を生み出したわけですが、じんたんの言葉に刺激されたことでその密かな楽しみは、仲間たちにも知られることになってしまった・・・どうしようもなくイタイ男ですなゆきあつ君は。
もっとも、そんなゆきあつの姿を見てみっともないなんて言ってられないところがあるのですよ、超平和バスターズのメンバーは。ある意味では精神的に自立しているぽっぽは除いて、じんたんはもちろん、あなるもそしてつるこも未だにめんまという存在を引きずっているわけですからね。
それだけめんまの存在は彼らの中では大きすぎるんです。だからこの物語はきっとそれぞれが「めんま超え」を目指すべきなのだろうと思います。
あなるはどうしても勝てないめんまに嫉妬しながらも心のどこかでは憧れていた。同じように「どうしても勝てないめんま」を意識しながらも、好きな人の側から離れられないのがつるこ。つるこはあなるに対して痛烈な言葉を投げかけたのは、現在のあなるがまるで自分自身を見ているようであったからなのでしょう。
そう考えると「勝てないめんま」という同じ想いを共有しているあなるとつるこは、奇妙な共闘関係にはあるはずなんです。本当はお互いにもっと腹を割って話して、めんまの死をどう受け入れていくかについて話し合う必要があるのでしょうが・・・今の彼女達にはまだ難しいですかね。
この作品には強い共感力を感じます。何かしら引っかかる要素があるでしょう・・・それが強い共感や感情移入を誘うことは分かっています。こういう作品はきっと何年、何十年経っても我々の心にのこり続けるのでしょうね。
そういえば少し前に中学校の恩師と話した時に、「共感」と「共振」は違うのだということを教わりました。「共振」とは何かと問われた場合に分かりやすい例を出すと、例えばワールドカップで日本代表と外国チームの試合が行われているとして、そこには強い一体感が生まれ観客が熱狂してますよね?これが「共振」です。
「共振」は一時的には大きな熱狂を生み、そのエネルギーも凄いですが、それは一過性のものであることが多いです。ワールドカップが終わった後はサッカー熱が冷め、ワールドカップの盛り上がりがJリーグ人気にはあまり反映されないなんて話しはよく聞きますでしょう?
アニメ界で例えるなら「まどか☆マギカ」の盛り上がりはその「共振」に近いものかなと私は分析しています。現象で捉えられる作品はその傾向が強い気がしますね。
「共感」ではそこまでのエネルギーを呼び起こせない気がしますね。人に触れられたくない部分とも結びついていることもありますから、静かに浸透していくといったイメージです。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」という作品を通じて、我々は何を見い出すのか・・・うん今後もとても楽しみな作品なのですよ。
<「森田さんは無口」のアニメ化が決定!・・・「ピッコロのらじお♪」は5月06日(金) 夜11時より放送予定>
5月06日(金)夜11時から放送を予定の「ピッコロのらじお♪」は、いよいよ始まった春の新作アニメのレビューを中心に語っていきます。何を見るか迷われている方は是非参考に!
当日は掲示板も設置!初めての方も大歓迎なので、気軽に参加してくださいね~!なお、ラジオの配信のお知らせ、ラジオの聞き方等は、当ブログトップページをご覧下さい。
http://twodimension.blog59.fc2.com/tb.php/2041-d33f998d
なるほど女装なんて実に変態チックな趣味ではありますけど、ゆきあつならばやりかねないなと合点のいくところはあるのですよ。ええ~、変態の気持ちは理解出来ないがそのような行動に出てしまう精神構造は理解出来ると言いましょうかね。
結局のところ、じんたん同様に未だにめんまにいつまでもとらわれており、めんまへの憧れ、喪失感、そしてじんたんへの強い嫉妬心など様々な感情が複雑に渦巻いている中であのような行動に至ったのでしょうな。
つるこの口ぶりからして、ゆきあつの女装はじんたんと再会し彼から「めんまが見える」という話しを聞く以前から行われていたように思います。めんまへの強い執着はあのような性癖を生み出したわけですが、じんたんの言葉に刺激されたことでその密かな楽しみは、仲間たちにも知られることになってしまった・・・どうしようもなくイタイ男ですなゆきあつ君は。
もっとも、そんなゆきあつの姿を見てみっともないなんて言ってられないところがあるのですよ、超平和バスターズのメンバーは。ある意味では精神的に自立しているぽっぽは除いて、じんたんはもちろん、あなるもそしてつるこも未だにめんまという存在を引きずっているわけですからね。
それだけめんまの存在は彼らの中では大きすぎるんです。だからこの物語はきっとそれぞれが「めんま超え」を目指すべきなのだろうと思います。
あなるはどうしても勝てないめんまに嫉妬しながらも心のどこかでは憧れていた。同じように「どうしても勝てないめんま」を意識しながらも、好きな人の側から離れられないのがつるこ。つるこはあなるに対して痛烈な言葉を投げかけたのは、現在のあなるがまるで自分自身を見ているようであったからなのでしょう。
そう考えると「勝てないめんま」という同じ想いを共有しているあなるとつるこは、奇妙な共闘関係にはあるはずなんです。本当はお互いにもっと腹を割って話して、めんまの死をどう受け入れていくかについて話し合う必要があるのでしょうが・・・今の彼女達にはまだ難しいですかね。
この作品には強い共感力を感じます。何かしら引っかかる要素があるでしょう・・・それが強い共感や感情移入を誘うことは分かっています。こういう作品はきっと何年、何十年経っても我々の心にのこり続けるのでしょうね。
そういえば少し前に中学校の恩師と話した時に、「共感」と「共振」は違うのだということを教わりました。「共振」とは何かと問われた場合に分かりやすい例を出すと、例えばワールドカップで日本代表と外国チームの試合が行われているとして、そこには強い一体感が生まれ観客が熱狂してますよね?これが「共振」です。
「共振」は一時的には大きな熱狂を生み、そのエネルギーも凄いですが、それは一過性のものであることが多いです。ワールドカップが終わった後はサッカー熱が冷め、ワールドカップの盛り上がりがJリーグ人気にはあまり反映されないなんて話しはよく聞きますでしょう?
アニメ界で例えるなら「まどか☆マギカ」の盛り上がりはその「共振」に近いものかなと私は分析しています。現象で捉えられる作品はその傾向が強い気がしますね。
「共感」ではそこまでのエネルギーを呼び起こせない気がしますね。人に触れられたくない部分とも結びついていることもありますから、静かに浸透していくといったイメージです。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」という作品を通じて、我々は何を見い出すのか・・・うん今後もとても楽しみな作品なのですよ。
<「森田さんは無口」のアニメ化が決定!・・・「ピッコロのらじお♪」は5月06日(金) 夜11時より放送予定>
5月06日(金)夜11時から放送を予定の「ピッコロのらじお♪」は、いよいよ始まった春の新作アニメのレビューを中心に語っていきます。何を見るか迷われている方は是非参考に!
当日は掲示板も設置!初めての方も大歓迎なので、気軽に参加してくださいね~!なお、ラジオの配信のお知らせ、ラジオの聞き方等は、当ブログトップページをご覧下さい。
http://twodimension.blog59.fc2.com/tb.php/2041-d33f998d