(アニメ感想) あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第5話 「トンネル」
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☆あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。について語り合うスレ
引き篭もり気味の主人公「じんたん」の前に、幼馴染みの少女「めんま」が突然現れる。
自分の願いを叶えて欲しいと頼む「めんま」に途惑う「じんたん」は…。

*一週間のアニメを濃く熱く語るラジオ、毎週水曜日と金曜日夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」をチェック!掲示板も設置、リアルタイムで是非DJに突っ込みを入れてください。アニメブロガー達の本音はここでしか聞けない!?
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<もっとも合理的な選択をしたつるこに恐ろしい女の情念を見た!!>
いやはや恐ろしい・・・。情念や愛は「非合理」という言葉にも置き換えられると思います。。その非合理、あるいは不条理なものが時にとてつもないエネルギーを生じさせることは現実の世界でもよくあることでしょう。
つるこはゆきあつの事が好きです。前回の感想でも書いたようにゆきあつを好きでありながらも、彼が未だにめんまを忘れずにいられることを知っていて、それでも側に居続けている。そこに私は女の強い情念というものを感じずつにはいられないのですよ。
しかしながら、ゆきあつの女装を知ったつるこの取った行動とは極めて合理的なものでした。超平和バスターズの前でゆきあつの秘密を晒すというかなりの荒療治を行い、結局そうまでしないとゆきあつが全てを精算して始められないということをつるこは理解していたのですよね。
なるほど、ゆきあつは後日この件に関しては感謝していましたし、これで彼もまたここから止まった時間を動かすことが出来るでしょう。もっとも、今回の一件で実は一番得をしたのはつるこだと言うことにお気づきでしょうか?
つるこは合理的な選択をしました。ところがその「合理的選択」を突き動かしていたものとは、とても「非合理(情念や愛)」なものであるということを見逃してはならないのです。
だって考えて下さい、皆の前で女装趣味がバレたことによって、ゆきあつは感謝の想いもありつるこには頭が上がらなくなったのですよ。つるこはそうすることで、ゆきあつを立ち直らせると同時に、めんまへの想いを断ち切らせ、自分に対する強い信頼を勝ち取ることが出来たのです。
とんだ策士ではないですか。でもとてもクールに見えて、女の情念というものをもっとも強く感じさせるつるこは嫌いではないです。あなるが少女だとすれば、つるこは間違いなく「女」なのですよ。
<結局のところめんまの願いとはなんなのか?>
さて、「めんま」という楽しかった過去の象徴による強烈な縛りによって取り残されてしまった、じんたん達。前回の記事にも記述しましたが超平和バスターズの中で唯一過去に捕らわれていないのはぽっぽであります。
すでに彼の中ではめんまの死は過去のものとなっているのでしょう。しかしじんたん達は違う。今でも、彼らの中にはそれぞれのめんまが生き続けています。
ここにめんまの願いとは何か?のヒントが隠されていると私は思うのですよ。あくまでもこれは私の妄想ですが、めんまは自分の願いに気づくシーンが割と近いうちに訪れると思うのです。
その時彼女は自分の願いをこんな風に思い出すのだと私は想像しています・・・「私の事を忘れて」。じんたん達が立ち直れない大きな理由は過去の縛りにあり、その象徴がめんまなのです。
だから、自分が消えればみんなは進んでいけるかもしれない・・・そんな風にめんまが勘違いをする展開がくるような気がします。
しかし、忘れることで人は過去を克服したことにならないのです。悲しすぎる事実でもめんまの死を受け入れ、それを普遍的なものとして消化しなくてはなりません。
それが生きるということでしょう。めんまが現れたのは、そんな悲しい事実とも向き合って欲しいという願いがあったからだと私は解釈しています。
だからこの物語の最後には、じんたん達とめんまの別れが待っているでしょうが、きっと彼女は「私のことを忘れないで」という願いを胸に消えていく・・・いや締めればキレイだなあという妄想をしてしまいました。
いちいち心の琴線に触れるアニメだ。まいった・・・。
<青のエクソシストが意外に面白かった件について・・・「ピッコロのらじお♪」は5月18日(水) 夜11時より放送予定>
5月18日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、花咲くいろは、世界一初恋、青のエクソシスト、シュタインズゲート等の春の新作アニメについて語っていきますよ~!!
当日は掲示板も設置しますので、興味のある方は是非参加してください!アニメブロガーの本音はここでしか聞けない!?
詳しくは放送日当日、当ブログのトップページを御覧ください。
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いやはや恐ろしい・・・。情念や愛は「非合理」という言葉にも置き換えられると思います。。その非合理、あるいは不条理なものが時にとてつもないエネルギーを生じさせることは現実の世界でもよくあることでしょう。
つるこはゆきあつの事が好きです。前回の感想でも書いたようにゆきあつを好きでありながらも、彼が未だにめんまを忘れずにいられることを知っていて、それでも側に居続けている。そこに私は女の強い情念というものを感じずつにはいられないのですよ。
しかしながら、ゆきあつの女装を知ったつるこの取った行動とは極めて合理的なものでした。超平和バスターズの前でゆきあつの秘密を晒すというかなりの荒療治を行い、結局そうまでしないとゆきあつが全てを精算して始められないということをつるこは理解していたのですよね。
なるほど、ゆきあつは後日この件に関しては感謝していましたし、これで彼もまたここから止まった時間を動かすことが出来るでしょう。もっとも、今回の一件で実は一番得をしたのはつるこだと言うことにお気づきでしょうか?
つるこは合理的な選択をしました。ところがその「合理的選択」を突き動かしていたものとは、とても「非合理(情念や愛)」なものであるということを見逃してはならないのです。
だって考えて下さい、皆の前で女装趣味がバレたことによって、ゆきあつは感謝の想いもありつるこには頭が上がらなくなったのですよ。つるこはそうすることで、ゆきあつを立ち直らせると同時に、めんまへの想いを断ち切らせ、自分に対する強い信頼を勝ち取ることが出来たのです。
とんだ策士ではないですか。でもとてもクールに見えて、女の情念というものをもっとも強く感じさせるつるこは嫌いではないです。あなるが少女だとすれば、つるこは間違いなく「女」なのですよ。
<結局のところめんまの願いとはなんなのか?>
さて、「めんま」という楽しかった過去の象徴による強烈な縛りによって取り残されてしまった、じんたん達。前回の記事にも記述しましたが超平和バスターズの中で唯一過去に捕らわれていないのはぽっぽであります。
すでに彼の中ではめんまの死は過去のものとなっているのでしょう。しかしじんたん達は違う。今でも、彼らの中にはそれぞれのめんまが生き続けています。
ここにめんまの願いとは何か?のヒントが隠されていると私は思うのですよ。あくまでもこれは私の妄想ですが、めんまは自分の願いに気づくシーンが割と近いうちに訪れると思うのです。
その時彼女は自分の願いをこんな風に思い出すのだと私は想像しています・・・「私の事を忘れて」。じんたん達が立ち直れない大きな理由は過去の縛りにあり、その象徴がめんまなのです。
だから、自分が消えればみんなは進んでいけるかもしれない・・・そんな風にめんまが勘違いをする展開がくるような気がします。
しかし、忘れることで人は過去を克服したことにならないのです。悲しすぎる事実でもめんまの死を受け入れ、それを普遍的なものとして消化しなくてはなりません。
それが生きるということでしょう。めんまが現れたのは、そんな悲しい事実とも向き合って欲しいという願いがあったからだと私は解釈しています。
だからこの物語の最後には、じんたん達とめんまの別れが待っているでしょうが、きっと彼女は「私のことを忘れないで」という願いを胸に消えていく・・・いや締めればキレイだなあという妄想をしてしまいました。
いちいち心の琴線に触れるアニメだ。まいった・・・。
<青のエクソシストが意外に面白かった件について・・・「ピッコロのらじお♪」は5月18日(水) 夜11時より放送予定>
5月18日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、花咲くいろは、世界一初恋、青のエクソシスト、シュタインズゲート等の春の新作アニメについて語っていきますよ~!!
当日は掲示板も設置しますので、興味のある方は是非参加してください!アニメブロガーの本音はここでしか聞けない!?
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