(アニメ感想) 花咲くいろは 第11話 「夜に吼える」
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湯乃鷺温泉街の特集が載った旅行雑誌の発売日。
緒花は旅館ランキングでの喜翆荘の高評価を期待していたが、現実は10点満点中の5点。
またランキングの結果を受けてか、予約キャンセルが相次いでいた。
ランキングの結果に納得のできない緒花は、
「喜翆荘にめちゃくちゃな評価をつけた犯人と戦ってきます」と書おきを残し、電車に飛び乗っていた。
交渉(?)のすえ、なんとか出版社で記事を担当したライターの名刺を見せてもらうのだが……。

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私の中では緒花というキャラクターはいまいち掴みどころがなく、彼女の言動や行動の原点というものがどこにあるのか非常に分かりづらいところがあったのですよね。
実際作品の中で、彼女のキャラクター性って確立していなかったと思うのですよ。最初は、母親の夜逃げにウキウキしてしまうようなどこかフワフワした感じの女の子だったと思うのですよね。
ところが緒花の最近のイメージとは随分とかけ離れています。今の彼女は、若さゆえの甘さはあるものの、エネルギッシュで真っ直ぐで芯はしっかりしているという印象なんです。
雑誌の評価記事によって旅館のイメージが損なわれたことに怒りを示したり、放任主義だった母親を責めたりと、まるで以前のような掴みどころのない雰囲気からは変わりましたね。
それは成長して変化したというよりも、以前のものから別のキャラクター性が置き換わったというイメージなんですよね。作り手側の中でまだ緒花のキャラクター性が確定してなかったのだろうか?と勘ぐってしまいたくなります。
とても根本的なことですけど、成長による変化ならばその経過をもう少し丁寧に描写して欲しかったなと思います。主人公の心の変遷を描いてこその物語であるはずなので。
さてこのエピソードは緒花の精神的自立という意味ではとても重要なものとなりそうです。喜翆荘のおいてそこの仕事仲間達から承認を受けた彼女が、母親と対峙したものの、現実の壁に跳ね返されてしまったのが現在。
本来ならばこうちゃんが緒花にとっての最後の逃げ場になるはずが、そうはならなかった。実はこれって以前にこうちゃんが喜翆荘を訪れようとした時と立場が逆転しているのですよね。
結局のところ頼れるのは喜翆荘の仲間達というところで、ますます緒花にとって帰るべき場所がどこかという事が確立しつつあるのでしょう。
母親はむしろ緒花にとって対決すべき壁、こうちゃんのところに自分の居場所はない・・・まあ私としてはこうちゃんにはもっと頑張って欲しいのですけどね。
ここで緒花を受け止められないという時点で彼にはその資格がないとも言えるかな? そして徹ちゃんに付け入る隙が出来たと・・・。だからこういう局面においては、瞬間瞬間の選択が重要になってくるのですわ。我々は常に試されている・・・ガンバレこうちゃん!!・・・いやもう無理か(苦笑)。
<川上とも子さんのご冥福をお祈りいたします・・・「ピッコロのらじお♪」は6月15日(水) 夜11時より放送予定>
6月15日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、花咲くいろは、世界一初恋、青のエクソシスト、シュタインズゲート等の春の新作アニメについて語っていきますよ~!!
当日は掲示板も設置しますので、興味のある方は是非参加してください!アニメブロガーの本音はここでしか聞けない!?
詳しくは放送日当日、当ブログのトップページを御覧ください。
http://twodimension.net/mtos/Trackback/54
実際作品の中で、彼女のキャラクター性って確立していなかったと思うのですよ。最初は、母親の夜逃げにウキウキしてしまうようなどこかフワフワした感じの女の子だったと思うのですよね。
ところが緒花の最近のイメージとは随分とかけ離れています。今の彼女は、若さゆえの甘さはあるものの、エネルギッシュで真っ直ぐで芯はしっかりしているという印象なんです。
雑誌の評価記事によって旅館のイメージが損なわれたことに怒りを示したり、放任主義だった母親を責めたりと、まるで以前のような掴みどころのない雰囲気からは変わりましたね。
それは成長して変化したというよりも、以前のものから別のキャラクター性が置き換わったというイメージなんですよね。作り手側の中でまだ緒花のキャラクター性が確定してなかったのだろうか?と勘ぐってしまいたくなります。
とても根本的なことですけど、成長による変化ならばその経過をもう少し丁寧に描写して欲しかったなと思います。主人公の心の変遷を描いてこその物語であるはずなので。
さてこのエピソードは緒花の精神的自立という意味ではとても重要なものとなりそうです。喜翆荘のおいてそこの仕事仲間達から承認を受けた彼女が、母親と対峙したものの、現実の壁に跳ね返されてしまったのが現在。
本来ならばこうちゃんが緒花にとっての最後の逃げ場になるはずが、そうはならなかった。実はこれって以前にこうちゃんが喜翆荘を訪れようとした時と立場が逆転しているのですよね。
結局のところ頼れるのは喜翆荘の仲間達というところで、ますます緒花にとって帰るべき場所がどこかという事が確立しつつあるのでしょう。
母親はむしろ緒花にとって対決すべき壁、こうちゃんのところに自分の居場所はない・・・まあ私としてはこうちゃんにはもっと頑張って欲しいのですけどね。
ここで緒花を受け止められないという時点で彼にはその資格がないとも言えるかな? そして徹ちゃんに付け入る隙が出来たと・・・。だからこういう局面においては、瞬間瞬間の選択が重要になってくるのですわ。我々は常に試されている・・・ガンバレこうちゃん!!・・・いやもう無理か(苦笑)。
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