(アニメ感想) よみがえる空 Rescue Wings 第11話 「ビバーク」

よみがえる空 -RESCUE WINGS- mission 1




リアルでもこの間、遭難事故が起こりました。あまりにもタイムリー過ぎて、なんともいえない気分になりましたが・・・。さて、このアニメも最終回が近づいてきています。本当に1クールで終わってしまうか?そんな思いで一杯ですが、変にダラダラやられるよりも短いがこの完成度で最終回までやりりきる方が、いいと私は思います。特に今回のお話しを見るとそういう思いが強くなります。それでは、感想です・・・。天候の急変で遭難した春陽大学山岳部。一人が負傷し危機的状況に追い込まれたパーテイーは、一人が負傷者の側につき、後の二人は携帯の電波の届く位置まで移動。そして、自衛隊の救助を待ちます・・・。遭難者からの連絡を受けた長野県警のヘリが現場に向かいますが、視界不良のためアプローチが出来ません。そうしているうちにも、怪我人は体力を消耗し危険な状態へと陥るのでした・・・。

このアニメでいつも感じることは、救出する人間と救出される人間側の人間ドラマ、それが非常に細かくそしてリアルに描かれているということ。今回の話しでも、未だに新米パイロットから抜け出せない一宏の葛藤、そして遭難したパーティー達その家族の複雑な心境が良く描かれています。また、容赦なく突きつけられる厳しい現実。一宏の初めてのお仕事でも救出した少女が救難隊の必死の努力むなしく、帰らぬ人となると言うシーンがありました。アレを見た時にこのアニメはきっと安易な妥協はしないなと思い知らされたわけです。

見るものを圧倒するこの緊迫感、挿入歌の効果も相成って破壊力抜群の演出でした。最後のメンバーの一言「もう・・・ダメだ・・・」には胸を打たれました。そして、やはり待っていた厳しい現実・・・。一宏のお手柄により残りの一人を見つけますが強い吹雪のため救出を断念。呆然と去り行くヘリを見送る遭難者とそれを見ることしか出来ない隊員。そして、めずらしく見せた本郷の迷い。混乱と絶望、しかし生存者がいるということで見出せた僅かな希望。来週への期待感が高まります。

アニメでかつてここまでリアルな救難シーンを描いた作品はあったでしょうか?おそらくこれがこのアニメ最後の救難シーンとなるでしょうが、それに相応しいお話しとなっています。もう多くは語りません、次回の展開に期待しましょう・・・。



アニメ「よみがえる空-RESCUE WINGS-」エンディング&挿入歌集:エンブレム/JAM Project

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