(アニメ感想) 花咲くいろは 第26話 「花咲くいつか」
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神社を目指して徐々に集まるぼんぼりの灯り。
暗闇の中で輝くその灯は、空に輝く天の川のようにも見えた。
初めて目にするその様子に感動する緒花。
そのとき携帯電話に孝一からのメールが入る。
人の流れに逆行して、慌てて駆け出すその手には、
願いが書かれたぼんぼりが揺れていた……。
夜店をのぞいたり飾られたぼんぼりを眺めたりとそれぞれが祭を楽しみ、
一夜の夢が終わる。
緒花、民子、菜子、そして皆の新しい物語がここから始まる――。

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今年の春から開始2クールの長きに渡って放送された作品。個人的には春アニメの中では一番印象の強いアニメでありました。春から新生活をスタートされた方も多いとは思いますが、そんな方達はこの作品の主人公である緒花に感情移入して見られたかもしれませんね。
伝統ある旅館を舞台に、緒花がそこで様々な人や出来事と出会い成長していく物語。緒花には当初目的がありませんでした。どうも序盤の彼女のキャラが定まっていないように見えたのはそれが原因なのかもしれません。非現実に憧れ、まるでドラマのような展開を夢見ていた少女。
ところが途中より、家庭を顧みない母親を見て育ったせいか、意外とシビアな感性を持ち合わせていることが判明するのですよね。この辺りからやや緒花のキャラクター性に変化が見られ、そして徐々に彼女の進むべき道というものが示されていった気がします。
主人公である緒花も、そして友人の菜子や民子、また旅館で働く皆も、それぞれが目標に向かって頑張っていて(緒花風に言えばぼんぼるかな)、それぞれに物語があるということを最後に主人公が認識する形で物語が締められていました。
喜翆荘が全ての舞台の場所であり、ヒロインの緒花にとってここが夢を花咲かせる場所となるはずなのですが、その大切な場所を一度閉じてしまうという結末は面白いですね。一旦は別々の道へと進むものの、最終的にに回帰する場所としての喜翆荘があるわけです。
色々はあったけどもいつまでもこの旅館で皆仲良くやっていますという安易な結論にならないところがいい。現在進行形で緒花や他の皆も夢に向かって「ぼんぼっている」という示唆、この作品のテーマ性を考えた場合にこの締め方はシックリくるんですよね。
必ずしも結論づけなきゃいけないわけではない。物語の収まりどころさえ間違えなければいいと思う。その意味でこの作品はいいラストでありました。いつか花咲く・・・つぼみのままで終わるか、美しい花を咲かせるかはのその人次第、でもきっといつか・・・。
<秋の新作アニメ特集~!!・・・「ピッコロのらじお♪」は9月28日(水) 夜11時より放送予定>
9月28日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、秋から開始する新作アニメを特集します。fate/zeroやペルソナ4、たまゆら~hitotose~ 、灼眼のシャナIII、ガンダムAGEなど注目作が目白押し! 是非視聴の参考にして下さいね~
詳しくは放送日当日、当ブログのトップページを御覧ください。
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伝統ある旅館を舞台に、緒花がそこで様々な人や出来事と出会い成長していく物語。緒花には当初目的がありませんでした。どうも序盤の彼女のキャラが定まっていないように見えたのはそれが原因なのかもしれません。非現実に憧れ、まるでドラマのような展開を夢見ていた少女。
ところが途中より、家庭を顧みない母親を見て育ったせいか、意外とシビアな感性を持ち合わせていることが判明するのですよね。この辺りからやや緒花のキャラクター性に変化が見られ、そして徐々に彼女の進むべき道というものが示されていった気がします。
主人公である緒花も、そして友人の菜子や民子、また旅館で働く皆も、それぞれが目標に向かって頑張っていて(緒花風に言えばぼんぼるかな)、それぞれに物語があるということを最後に主人公が認識する形で物語が締められていました。
喜翆荘が全ての舞台の場所であり、ヒロインの緒花にとってここが夢を花咲かせる場所となるはずなのですが、その大切な場所を一度閉じてしまうという結末は面白いですね。一旦は別々の道へと進むものの、最終的にに回帰する場所としての喜翆荘があるわけです。
色々はあったけどもいつまでもこの旅館で皆仲良くやっていますという安易な結論にならないところがいい。現在進行形で緒花や他の皆も夢に向かって「ぼんぼっている」という示唆、この作品のテーマ性を考えた場合にこの締め方はシックリくるんですよね。
必ずしも結論づけなきゃいけないわけではない。物語の収まりどころさえ間違えなければいいと思う。その意味でこの作品はいいラストでありました。いつか花咲く・・・つぼみのままで終わるか、美しい花を咲かせるかはのその人次第、でもきっといつか・・・。
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