(アニメ感想) ペルソナ4 第2話 「The Contractor’s Key」
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『ペルソナ』の力に目覚めた悠。そんな中再び事件が起こった。
よく知る人物の死に対し、悠は陽介と共に事件の謎を追う。

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ユング心理学における影とは、その抑圧された意識や十分に発達していない領域のイメージ化と言えるでしょう。そしてこの影とは物語の中では多くの場合、否定的な意味合いとして描かれる場合が多いのです。
「自身の中の目をそらしたい部分」その否定性のイメージ化としての影。例えば、ゲト戦記第一巻における「影との戦い」はまさに、この自分の中の否定性の象徴としての「影」との戦いを描いていましたね。
そしてこのペルソナ4においても今回、その「影」との対峙というものが展開されました。無意識のうちに追いやっていた自身の振るまいに対する否定的感情。それは無意識の障壁を超えて、自身に大きな問題を投げかけたわけですな。
その指摘とはまさに自分からのものでありますから、もう否定しようのない事実であるわけです。だから、花村の混乱っぷりはよく理解出来るものです。自分がもっとも目をそらしたい部分をストレートに突きつけてくるわけですからね。
おそらくこの世界に入り込んだ後に現実の世界で死んでいた人達も、このもう一人の自分である影に飲み込まれてしまったのでしょうね。そうした人達の失敗とはおそらく、影の存在をまっこうから否定してしまったことにあるのではないかなと思います。
だって、幾ら否定しようにもそれは自分自身でもあるから、どこまで逃げたって付きまとう存在なのです。花村が生き延びることが出来た理由とは、そのことを感覚的に自覚したところにあったのでしょうね。
実際にユングは、その影を無意識に追いやるのではなく、影を自我へと統合することが自己発達の道であると唱えました。花村のとった行動がまさにそれですよね。自身の否定的側面である「影」を受け入れた。
ちなみに、ゲド戦記・影との戦いにおいても、主人公であるハイタカは影から逃げるのではなく正面から向きあい受け入れることで打ち倒すことに成功しています。逃げ続ける限り、どこまでも追ってくるがそれは恐れることのない存在・・・なるほど、今回はなかなかに深いテーマでございました。
暫くは主要キャラの掘り下げと影との対峙、そしてペルソナ発動という流れで展開していくのでしょうか? 作画は今後崩れていきそうな予感がしますが、物語に関してはゲームを忠実に展開していく限りにおいては安定した作りになりそうです。ちょっと安心した。
<ガンダムAGEの評価やいかに!?・・・「ピッコロのらじお♪」は10月14日(金)夜11時より「ねとらじ」にて放送~!>
10月14日(金)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は引き続き秋の新作アニメをレビューしていきます。いよいよガンダムAGEやノイタミナ作品など期待の新作が登場~!!
当日は掲示板も設置しリスナーさんも自由に意見が交換出来るスペースを設けますのでどうか気軽に参加して下さいませ。
なお、ラジオの配信のお知らせ、ラジオの聞き方等は当日のトップページをご覧下さい
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だって、幾ら否定しようにもそれは自分自身でもあるから、どこまで逃げたって付きまとう存在なのです。花村が生き延びることが出来た理由とは、そのことを感覚的に自覚したところにあったのでしょうね。
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