(アニメ感想) Fate/Zero 第10話 「凛の冒険」
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冬木市で起きた連続殺人事件の犯人はいまだ見つからず、
毎日のように子供がさらわれつづけていた。
そんな中、時臣の娘・凛は、連絡が取れなくなった友人・コトネを捜しに
ひとりで夜の街へ出かける。
商店街で子供を連れた不審な男を見つけた凛は、男の後をつけるが……。

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なるほど、時臣は凛にとっては模範的な父親であるわけですな。幼いころから魔術の手ほどきを受け、愛情も受け育っている。妹である桜の境遇とはあまりにも対象的で、凛が主人公だった今回だけ別の作品に思えるぐらいだった。
まあタイトルも「凛の冒険」でしたしこれまでの回とは違うノリで展開されることは想像していましたが、虚淵さん的にはそれだけでは済まないような残酷も用意されているだろうと覚悟はしていたのですよね。しかし、凛の冒険の締めくくりは考えていた以上にハッピーエンドでありました。
正直、コトネや他の攫われた子供達は、龍之介によって凛の目の前でむごたらしく殺されるものだと思っていたのですが・・・凛の潜在能力の高さが示された上で龍之介に一矢報いたのは意外でしたね。作風からしてこんな回もあるのかと少し意表を突かれました。
もっとも、凛の一夜の冒険の後に登場した雁夜によって一気に現実へと引き戻されることになるのですけどね。桜の不幸な境遇とそれを救いたいと話す雁夜が破滅へと向かっているという現状。しかも雁夜は凛の父を殺そうとしているのだから、愛ゆえの狂気というものを感じずにはいられません。
一見幸福な家庭の裏で進行している破滅・・・光と闇が表裏一体であることを実感するとともに、すでに狂ってると分かっていながらも破滅型である雁夜の迎える末路には興味惹かれるものがあります。雁夜の生き方は実に人間的であり、それ故に蠱惑的な毒をも含むのですよね。
打算的であるとは言え愛する人のために、結果的にはその命を捧げようとしているわけです。誰にでも出来る生き方ではないと、多少の憧れを感じる私はやはりロマンチストなのでしょうか・・・。
けいおん!劇場版いよいよ公開!・・・「ピッコロのらじお♪」は12月07日(水) 夜11時より放送予定】
12月07日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、秋の新作アニメをレビューしていきますよ~。fate/zeroやペルソナ4、たまゆら~hitotose~ 、灼眼のシャナIII、ガンダムAGEなど。
掲示板も設置しますので気軽にご参加ください。聞き方等、詳しくは放送日当日、当ブログのトップページを御覧ください。
まあタイトルも「凛の冒険」でしたしこれまでの回とは違うノリで展開されることは想像していましたが、虚淵さん的にはそれだけでは済まないような残酷も用意されているだろうと覚悟はしていたのですよね。しかし、凛の冒険の締めくくりは考えていた以上にハッピーエンドでありました。
正直、コトネや他の攫われた子供達は、龍之介によって凛の目の前でむごたらしく殺されるものだと思っていたのですが・・・凛の潜在能力の高さが示された上で龍之介に一矢報いたのは意外でしたね。作風からしてこんな回もあるのかと少し意表を突かれました。
もっとも、凛の一夜の冒険の後に登場した雁夜によって一気に現実へと引き戻されることになるのですけどね。桜の不幸な境遇とそれを救いたいと話す雁夜が破滅へと向かっているという現状。しかも雁夜は凛の父を殺そうとしているのだから、愛ゆえの狂気というものを感じずにはいられません。
一見幸福な家庭の裏で進行している破滅・・・光と闇が表裏一体であることを実感するとともに、すでに狂ってると分かっていながらも破滅型である雁夜の迎える末路には興味惹かれるものがあります。雁夜の生き方は実に人間的であり、それ故に蠱惑的な毒をも含むのですよね。
打算的であるとは言え愛する人のために、結果的にはその命を捧げようとしているわけです。誰にでも出来る生き方ではないと、多少の憧れを感じる私はやはりロマンチストなのでしょうか・・・。
けいおん!劇場版いよいよ公開!・・・「ピッコロのらじお♪」は12月07日(水) 夜11時より放送予定】
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