（アニメ感想） 妖狐×僕SS 第2話 「淋しがり屋の犬」

誤解されやすい子っていますよね？　大人しくて言葉数が足りないものだから、傍目から見ると何やっても楽しくなさそうな、実は怒っているんじゃないかとさえ思える。

でも実は本人からすると全然そんなことはなくて、意外と仲間と過ごすその空間を心地よいと感じていたりする。ただ相手に自分の想いの伝え方を知らない。そのことを本人ももどかくしく思っているがどうにもままならない。

きっとあなたの周囲にもそんな人がいるはずだ。そう、例えばこの作品の凜々蝶がそんな子。悪態も自身の弱さを隠すためのカモフラージュ。悪態をついた後はいつも後悔だけが彼女の中に残るのであります。

そんな生活に嫌気が差して一人で静かにメゾン・ド・章樫で暮らそうとしたわけですが、他人は決して彼女を放ってはおきませんでした。この生きている限り社会とは無関係ではいられない・・・凜々蝶は嫌でも他人と関わっていくことになるのでしょう。


無遠慮な妖館の連中達は、躊躇なく触れられたくない領域に踏み込んでくるけど、実はあれでも絶妙な距離感というものを心得ているのかもしれません。

まあ、凜々蝶をありのままを受け入れている双熾と違い、妖館の連中が形成しているコミュニティはまさに社会そのものでありますから、凜々蝶がこの社会の中でどのように自身の立ち位置を確立していくのか今後楽しみにしておきます。

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1月20日(金)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」ではアマガミＳＳ+やガンダムAGEやギルティクラウン、ちはやふる、HUNTER×HUNTERなどのアニメについて語っていく予定です。

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