(アニメ感想) 夏目友人帳 肆 第4話 「代答」
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塔子の声真似をした妖怪が、家に入り込んでしまった。友人帳に名のある「カリカミ」という妖怪を呼び出したいのだという。夏目をえさに「カリカミ」を呼び出そうとする「ヨビコ」と名乗るその妖怪は、夏目に、「カリカミ」は古紙を修正する力を持つ妖怪であること、雨ざらしで開くことのできない手紙を開いてほしいということ告げ、その理由を語りだすのだった。

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少し前に夏目友人帳の一期の数話を見直したのですが、これが良かった。この頃のお話しはどれも味わい深くて、最後には様々な想いを喚起させ自然と涙が溢れてしまいました。
三期以降の夏目友人帳には、そのようなエピソードが少なくなったような気がします。特に的場が物語に関わり始めてから、どこかおどろおどろしい雰囲気が漂い始め、これまでの作品イメージから少し変化が見えてきたように思います。
しかし今回のエピソードは、かつての「夏目友人帳の味わい深さ」というものを堪能出来る久しぶりの良回と言っていいでしょう。女の悲恋に妖怪が必要以上に肩入れしてしまう。
妖怪が人に積極的に関わりたがらない理由は色々あるのでしょうが、人と妖怪では時間の感覚が違うというのは大きなギャップを生じさせている原因の一つかもしれません。
おそらく人と関わった後も、妖怪の中で人への想いは消えずに残っている。それこそ、その人が死んだ後でも、未だ鮮明に・・・。
今回のエピソードは、「その長い年月を経た後に届けられた真心」という帰着によって、切なさと救いの両方を喚起させる実に夏目友人帳らしい読後感が味わえましたね。
あの少女はある時から、彼の異変には気づいていたのだと思います。もちろんその正体が妖怪かは分からなかっただろうけど、誰かが彼のふりをして語っていたということは・・・。
なんとなく察知はしていても、どこか幻想を抱いているところもあった。失恋から立ち直れない乙女心というものがそこに表されています。
「本当のことを言ってくれてありがとう」のメッセージの意味は深い。少女が薄々偽者と気づいていも、なかなか現実を受け入れられなかった。しかし、正体を改めて明かされたことによってようやく気持ちが吹っ切れた、そのことへの感謝であると私は受け取りました。
きっと、失恋から立ち直った彼女は新たな伴侶を見つけて幸せになったに違いない・・・そんな明るい未来が想像できる文でございました。もちろん、この手紙を見てもっとも救われたのはあの妖怪であったことは言うまでもありません。
<新作アニメの評価は定まった~?・・・「ピッコロのらじお♪」は1月25日(水) 夜11時より放送予定>
1月25日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、偽物語を始め、アクエリオンEVOL、あの夏で待ってる、夏目友人帳 肆等の新作アニメについて語っていきます!
夏目友人帳 肆、ハイスクールD×D、ゼロの使い魔F、モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)、BRAVE10、アクエリオンEVOL、Another、あの夏で待ってる、男子高校生の日常、ブラック★ロックシューター、輪廻のラグランジェ、アマガミSS+(plus)、パパのいうことを聞きなさい!、ゴクジョッ。~極楽院女子高寮物語~、偽物語、戦姫絶唱シンフォギア、妖狐×僕SS(いぬ×ぼく シークレットサービス)等。
掲示板も設置しますので気軽にご参加ください。聞き方等、詳しくは放送日当日、当ブログのトップページを御覧ください。
三期以降の夏目友人帳には、そのようなエピソードが少なくなったような気がします。特に的場が物語に関わり始めてから、どこかおどろおどろしい雰囲気が漂い始め、これまでの作品イメージから少し変化が見えてきたように思います。
しかし今回のエピソードは、かつての「夏目友人帳の味わい深さ」というものを堪能出来る久しぶりの良回と言っていいでしょう。女の悲恋に妖怪が必要以上に肩入れしてしまう。
妖怪が人に積極的に関わりたがらない理由は色々あるのでしょうが、人と妖怪では時間の感覚が違うというのは大きなギャップを生じさせている原因の一つかもしれません。
おそらく人と関わった後も、妖怪の中で人への想いは消えずに残っている。それこそ、その人が死んだ後でも、未だ鮮明に・・・。
今回のエピソードは、「その長い年月を経た後に届けられた真心」という帰着によって、切なさと救いの両方を喚起させる実に夏目友人帳らしい読後感が味わえましたね。
あの少女はある時から、彼の異変には気づいていたのだと思います。もちろんその正体が妖怪かは分からなかっただろうけど、誰かが彼のふりをして語っていたということは・・・。
なんとなく察知はしていても、どこか幻想を抱いているところもあった。失恋から立ち直れない乙女心というものがそこに表されています。
「本当のことを言ってくれてありがとう」のメッセージの意味は深い。少女が薄々偽者と気づいていも、なかなか現実を受け入れられなかった。しかし、正体を改めて明かされたことによってようやく気持ちが吹っ切れた、そのことへの感謝であると私は受け取りました。
きっと、失恋から立ち直った彼女は新たな伴侶を見つけて幸せになったに違いない・・・そんな明るい未来が想像できる文でございました。もちろん、この手紙を見てもっとも救われたのはあの妖怪であったことは言うまでもありません。
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1月25日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、偽物語を始め、アクエリオンEVOL、あの夏で待ってる、夏目友人帳 肆等の新作アニメについて語っていきます!
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