(アニメ感想) ヨルムンガンド 第4話 「ムジカ・エクス・マキーナPhase.2」

投稿者・ピッコロ
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今回のエピソードによって、ようやくこの作品の色が掴めて来た気がする。
ブラックラグーンと似ている部分があると聞いていましたが、なるほど確かにテイストは似てますね。ただブラックラグーンよりもさらにドライで全く感傷に浸る暇のない作品だなとは思いました。
前回に
引き続き、オーケストラ達との死闘のお話し。ちなみに冒頭で、師匠とチナツの出会いがが描かれてました。どうやら、チナツの家族は師匠に殺されたようで、彼女は凄惨な現場の唯一の生き残りであったようです。
師匠によって人生をむちゃくちゃにされ、そこでチナツの一つの人生は幕を閉じそして新たな人生がスタートとした。それがオーケストラとして殺しに興じる毎日の始まり・・・。
師匠への強烈な復讐心が、いつからそのような殺しのゲームの世界に埋没することへと変化していったのかは不明ですが、もしかしたら多くの人を殺すことで自身の過去を振り切ろうとしていたのかもしれないし、今は決して適わない師匠を何れ殺そうとしていたのかもしれないし・・・まあ実際のところは分かりません。
しかし、そんなチナツの複雑なスタンスを描く一方で、ココがヨナに「なんのためにトリガーを引く?」ということを問いかけていたのは意味深でありました。
ココはヨナのことを「冷徹な厳しさと優しさが同居する」と分析していましたが、それはつまり彼の中に「同居する矛盾」について指摘していたわけですね。
実は武器商人であるココも同様にそのような矛盾を抱えており、ヨナへの問いかけはそれを自覚しての発言だったように思いますね。
そして、戦場に身を置くチナツも同様に矛盾を抱える存在でありました。何せ復習相手であるはずの男と一緒につるみ、かつて自分が受けた残酷を他人に対して行っているわけですからね。
ココがチナツをスカウトしようとしたのは、そうした人の葛藤を愛しいと思えるぐらいに何かを超越した存在だからなのかもしれません。しかしながら自身を拒絶した人間は容赦なく殺す・・・いや、拒絶しなくてもチナツを殺していたかもしれないですが・・・。
撃たれたチナツが最後に見たココのイメージはまさに彼女の本質を表していたのでしょう。ココから発せられる負のオーラ、とてつもなく広がる闇が全身に纏わりついていてまさに化け物そのもの。
しかしココの「いつか殺されると分かっていてそれでも私が武器を売る理由」については、案外ご大層なものではないような気がするのです。きっと拍子抜けするぐらいの「なんでもない理由」。もっともそのために命をかけるなんて、それこそクレイジーだと人は思うでしょうね。
ココはとてつもなく空虚かもしれないし、あるいはその心の奥で我々には計り知れない強い葛藤があるのかもしれない・・・結局のところ現段階では推測で語ることしか出来ないのです。
まあ何れココ自身については作中にも語られていくでしょう。まだ何も知らないヨナの視点でココのことが分かり始めた時、同時に我々もこの物語の本質を知るのでしょうね。
<アクセルワールド、衝撃の展開が・・・「ピッコロのらじお♪」は5月2日(水) 夜11時より放送予定>
5月2日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、fate/zero、咲-Saki-阿知賀編 、エウレカセブンAO、夏色キセキ、緋色の欠片、アクセル・ワールド等注目作が目白押し!!
もちろん、未来日記、アクエリオンEVOL、等のアニメについても語っていきます!
当日は掲示板も設置しリスナーさんも自由に意見が交換出来るスペースを設けますのでどうか気軽に参加して下さいませ。
なお、ラジオについてはこちらのページをご覧下さい↓
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ブラックラグーンと似ている部分があると聞いていましたが、なるほど確かにテイストは似てますね。ただブラックラグーンよりもさらにドライで全く感傷に浸る暇のない作品だなとは思いました。
前回に
引き続き、オーケストラ達との死闘のお話し。ちなみに冒頭で、師匠とチナツの出会いがが描かれてました。どうやら、チナツの家族は師匠に殺されたようで、彼女は凄惨な現場の唯一の生き残りであったようです。
師匠によって人生をむちゃくちゃにされ、そこでチナツの一つの人生は幕を閉じそして新たな人生がスタートとした。それがオーケストラとして殺しに興じる毎日の始まり・・・。
師匠への強烈な復讐心が、いつからそのような殺しのゲームの世界に埋没することへと変化していったのかは不明ですが、もしかしたら多くの人を殺すことで自身の過去を振り切ろうとしていたのかもしれないし、今は決して適わない師匠を何れ殺そうとしていたのかもしれないし・・・まあ実際のところは分かりません。
しかし、そんなチナツの複雑なスタンスを描く一方で、ココがヨナに「なんのためにトリガーを引く?」ということを問いかけていたのは意味深でありました。
ココはヨナのことを「冷徹な厳しさと優しさが同居する」と分析していましたが、それはつまり彼の中に「同居する矛盾」について指摘していたわけですね。
実は武器商人であるココも同様にそのような矛盾を抱えており、ヨナへの問いかけはそれを自覚しての発言だったように思いますね。
そして、戦場に身を置くチナツも同様に矛盾を抱える存在でありました。何せ復習相手であるはずの男と一緒につるみ、かつて自分が受けた残酷を他人に対して行っているわけですからね。
ココがチナツをスカウトしようとしたのは、そうした人の葛藤を愛しいと思えるぐらいに何かを超越した存在だからなのかもしれません。しかしながら自身を拒絶した人間は容赦なく殺す・・・いや、拒絶しなくてもチナツを殺していたかもしれないですが・・・。
撃たれたチナツが最後に見たココのイメージはまさに彼女の本質を表していたのでしょう。ココから発せられる負のオーラ、とてつもなく広がる闇が全身に纏わりついていてまさに化け物そのもの。
しかしココの「いつか殺されると分かっていてそれでも私が武器を売る理由」については、案外ご大層なものではないような気がするのです。きっと拍子抜けするぐらいの「なんでもない理由」。もっともそのために命をかけるなんて、それこそクレイジーだと人は思うでしょうね。
ココはとてつもなく空虚かもしれないし、あるいはその心の奥で我々には計り知れない強い葛藤があるのかもしれない・・・結局のところ現段階では推測で語ることしか出来ないのです。
まあ何れココ自身については作中にも語られていくでしょう。まだ何も知らないヨナの視点でココのことが分かり始めた時、同時に我々もこの物語の本質を知るのでしょうね。
<アクセルワールド、衝撃の展開が・・・「ピッコロのらじお♪」は5月2日(水) 夜11時より放送予定>
5月2日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、fate/zero、咲-Saki-阿知賀編 、エウレカセブンAO、夏色キセキ、緋色の欠片、アクセル・ワールド等注目作が目白押し!!
もちろん、未来日記、アクエリオンEVOL、等のアニメについても語っていきます!
当日は掲示板も設置しリスナーさんも自由に意見が交換出来るスペースを設けますのでどうか気軽に参加して下さいませ。
なお、ラジオについてはこちらのページをご覧下さい↓
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