(アニメ感想) 地獄少女 第26話 「かりぬい」

地獄少女 4




最終回です。激しい憎しみに支配されたアイは果たして柴田親子にどんな復讐をもたらすのでしょうか?注目の回です・・・。地獄から舞い戻ってきた地獄少女アイ。強い恨みに支配された彼女の目的は復讐。そして、つぐみの前に姿を見せたアイは父親である一の過去を断罪。つぐみに、呪いの人形を渡すのでした・・・。

そうきたか的展開。妻を憎み、彼女の必死の謝罪も受け入れずに結果的には死に追いやった一の罪。そして、自分がかつて愛した女の死を目の当たりにしておきながら、「俺のせいじゃない」と必死に言い訳をする一の姿を見てつぐみがショックを受けるのも無理はないですね。

四百年・・・気の遠くなるような年月の間に多くの人々を地獄に送ってきたアイ。その事実を一に話したのは骨女と一目漣。二人はどうしてもアイを救いたいようです。が、しかし柴田親子にすれば迷惑な話しですよね。大昔の先祖の罪を自分達が背負わされたことになったのですから。しかし、これも積極的にアイに関らなければこんな事にならなかったのかもしれません。柴田も別に金にもならないのになぜここまで地獄少女に拘ったのか?いまいち納得できる説明が劇中ではされてません。

そして、つぐみを言葉巧みに誘惑し、一を地獄に落とそうとするアイ。随分と恐ろしいことを考えるものです。まだ、幼い子供を使って実の父親を地獄送りにせんと差し向けるのですから。おまけに、それを止めようとする骨女と一目漣に容赦ない攻撃。もはや、復讐の鬼と化した彼女には誰の言葉も耳に入らないのでしょうか?

一の涙を流しながらの懺悔。人形の糸をひくことに躊躇するつぐみに早く糸を引くように促すアイ。「やってくれ」と覚悟を決め目を閉じる一に、涙を流してつぐみの放った言葉・・・。ここで、初めてつぐみがお父さんと言いました。彼女自身が父親に対しては複雑な感情を抱いていたことは想像がつきます。一を「お父さん」と呼べない理由がつぐみにはあったのですね。降りしきる雨が、つぐみの心のそんなわだかまりを洗い流していくような・・・印象的なシーンでした。

そして、「何か」から解き放たれたのはアイも同じ。つぐみと一のそんな様子を見ていて心を動かされるアイ。そして、彼女なりのやり方で最後の決着をつけます・・・。と言うのが最後のシーン。最後なんであの寺をアイは燃やしてしまったのか?しかも、中には住職がいたと言うのに一は助けようとする素振りすら見せませんでした。もう死んだと諦めたのか、それともこれはアイの見せた幻だったのか?なんか消化不良で終わってしまいましたね。

さて、これで最終回となりました。正直このアニメが2クールと聞いた時は厳しいだろうなと思ったのですが、まあそれなりに面白い作品として見る事が出来たと思います。問題作であったことは確かですね。本当に、どうしようもない程不愉快なお話しもあったり、エロエロ暴走回果ては「地獄少年」なんて言う冗談のようなお話しまで飛び出しました。色々な評価があると思いますが、私はこの作品で感心させられたのは、基本一話完結型なので、マンネリにならないようにと工夫を凝らしているな思える回が結構あったことです。そう言った視聴者の反応に敏感に対応していくと言う姿勢は、素晴らしいと思いました。

まあ、第2期も決定したみたいですしこれからもアイのお仕置きは続いてくいくのでしょうね。でも、正直このアニメを見るのはもうキツいかな(苦笑)。かなり鬱になるもので、このアニメの感想を書いた後は暫く何もする気にならないのですよね。とりあえず、スタッフの皆様お疲れ様でした。

公式アニメガイド地獄少女地獄絵巻 第1巻 (1)

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