(アニメ感想) Fate/Zero 第23話 「最果ての海」
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投稿者・ピッコロ
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綺礼が上げた狼煙を合図に、覚悟を決めた者たちが続々と集まる。
ウェイバーと共に戦場に駆け付けたライダーの前には、アーチャーが立ちはだかる。
英雄王と征服王。王者の戦いの火ぶたが切られた。
時同じくして、セイバーもまた宿命の対決に挑むことになる。
☆FateZero 第22話 「この世全ての悪」の感想をポッドキャストにて収録!
ウェイバー君とライダーが親子にしか見えない件について、綺礼の絶望と始まりと・・・等、パーソナリティ、リスナー様の間でも議論が白熱しましたので、是非聴いて見てください

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いよいよライダー組の最終戦・・・。まあ最終戦というからにはこれはライダー達にとっての最後の戦い・・・つまりその結果は敗北を示すわけですが、実に気持ちのいい幕引きで私にとってはこれまでで最高に満足出来た戦いでもありました。
自身の自尊心を満たしたいという目的で聖杯戦争に参戦したウェイバーにとって、ライダーとは父であり師であり友であり、そして自身を導いてくれる主君でもありました。ライダーは常に向かうべき目的が何であるかを語って聞かせ、夢追い人としての態度というものを示してきました。
いつしか当初の目的が消え失せていたウェイバーが多少の反発を覚えながらも、やがてライダーの指し示す光に強く引き寄せられていく過程はこの作品において唯一の王道ストーリーであったと言えます。それこそ虚淵さんのことだから、ウェイバー君にも残酷な結末が用意されているのではと少し心配したのですが、あたかもここは聖域であるかのように侵さなかったのは絶妙なバランス感覚でありましたね。
ところでサーヴァントとの戦いは相性が戦況を大きく左右するとは聞いていたのですけど、ライダーvsアーチャーの戦いはまさにそれが強く反映されていたと思います。
ライダーの王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)は全体攻撃が使えるアーチャーにとって格好の獲物だったのではないでしょうか?相手に到達するまでもなく虫けらのように蹴散らされたライダーの部下達の最後があまりにも切なかった。
セイバーとの戦いで消耗し神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)を失ったことは大きかったか・・・。仮にライダーが万全の状態だったとして、アーチャーに一矢でも報いることは出来たのだろうか・・・。
そして今回はライダーとアーチャーの王同志の決戦の裏で、対比的にセイバーとバーサーカーの戦いを描いていたことにも触れねばなりませんね。
バーサーカーにかかった呪いとは、過去の様々な妄執そのものであるわけでしょう。そこにはセイバーが目指すも果たせなかった夢への悔恨の念といった呪いも含まれるのかもしれません。
バーサーカーの正体がかつての親友のなれの果てという衝撃の再会は「部下を導くことをしなかった」というライダーの言葉が実に重くのしかかる場面でありました。
死ししてもなお、ウェイバーを未来へと突き動かしたライダーの生き様。一方で今もなお大きな呪いを親友に背負わせてしまっているセイバーの妄執・・・かくも残酷な対比でありました。
最後に、アーチャーはもっと徹底した狂人だと思っていましたけど、存外まともな感性を持つ男であったようです。
同じ王としてライダーには敬意を払い、例え価値観は違えどその遺志を踏みにじるようなことはしなかった。あの場に綺礼がいなくてウェイバーは助かりましたね。彼ならば躊躇いなく殺していたでしょうな・・・。
<「Fate/Zero」男だらけポスターマスター編がw・・・「ピッコロのらじお♪」は6月20日(水) 夜11時より放送予定>
6月20日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、fate/zero、咲-Saki-阿知賀編 、エウレカセブンAO、夏色キセキ、緋色の欠片、アクセル・ワールド等注目作が目白押し!!
もちろん、アクエリオンEVOL等のアニメについても語っていきます!
当日は掲示板も設置しリスナーさんも自由に意見が交換出来るスペースを設けますのでどうか気軽に参加して下さいませ。
なお、ラジオについてはこちらのページをご覧下さい↓
http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-5616.html
自身の自尊心を満たしたいという目的で聖杯戦争に参戦したウェイバーにとって、ライダーとは父であり師であり友であり、そして自身を導いてくれる主君でもありました。ライダーは常に向かうべき目的が何であるかを語って聞かせ、夢追い人としての態度というものを示してきました。
いつしか当初の目的が消え失せていたウェイバーが多少の反発を覚えながらも、やがてライダーの指し示す光に強く引き寄せられていく過程はこの作品において唯一の王道ストーリーであったと言えます。それこそ虚淵さんのことだから、ウェイバー君にも残酷な結末が用意されているのではと少し心配したのですが、あたかもここは聖域であるかのように侵さなかったのは絶妙なバランス感覚でありましたね。
ところでサーヴァントとの戦いは相性が戦況を大きく左右するとは聞いていたのですけど、ライダーvsアーチャーの戦いはまさにそれが強く反映されていたと思います。
ライダーの王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)は全体攻撃が使えるアーチャーにとって格好の獲物だったのではないでしょうか?相手に到達するまでもなく虫けらのように蹴散らされたライダーの部下達の最後があまりにも切なかった。
セイバーとの戦いで消耗し神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)を失ったことは大きかったか・・・。仮にライダーが万全の状態だったとして、アーチャーに一矢でも報いることは出来たのだろうか・・・。
そして今回はライダーとアーチャーの王同志の決戦の裏で、対比的にセイバーとバーサーカーの戦いを描いていたことにも触れねばなりませんね。
バーサーカーにかかった呪いとは、過去の様々な妄執そのものであるわけでしょう。そこにはセイバーが目指すも果たせなかった夢への悔恨の念といった呪いも含まれるのかもしれません。
バーサーカーの正体がかつての親友のなれの果てという衝撃の再会は「部下を導くことをしなかった」というライダーの言葉が実に重くのしかかる場面でありました。
死ししてもなお、ウェイバーを未来へと突き動かしたライダーの生き様。一方で今もなお大きな呪いを親友に背負わせてしまっているセイバーの妄執・・・かくも残酷な対比でありました。
最後に、アーチャーはもっと徹底した狂人だと思っていましたけど、存外まともな感性を持つ男であったようです。
同じ王としてライダーには敬意を払い、例え価値観は違えどその遺志を踏みにじるようなことはしなかった。あの場に綺礼がいなくてウェイバーは助かりましたね。彼ならば躊躇いなく殺していたでしょうな・・・。
<「Fate/Zero」男だらけポスターマスター編がw・・・「ピッコロのらじお♪」は6月20日(水) 夜11時より放送予定>
6月20日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、fate/zero、咲-Saki-阿知賀編 、エウレカセブンAO、夏色キセキ、緋色の欠片、アクセル・ワールド等注目作が目白押し!!
もちろん、アクエリオンEVOL等のアニメについても語っていきます!
当日は掲示板も設置しリスナーさんも自由に意見が交換出来るスペースを設けますのでどうか気軽に参加して下さいませ。
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