(アニメ感想) ソードアート・オンライン 第3話 「赤鼻のトナカイ」

投稿者・ピッコロ
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ツイッターのタイムラインにおいて今回の感想を呟いている方の中には、かなりの確率で「いきなり端折った」という意見が多く見受けられました。実は当ブログで開催しているネットラジオでも以前に「百層を目指すという物語だから途中の層をかなり端折ることはあるだろう」という指摘が出ていたので「やはりか」と少々にやりとしたものです。
私は原作を知らないので実際に原作を端折っているのかは不明ですけど、今回のエピソードは前回よりかなり層が進んだ状態から始まり途中さらに層が進みましたから、その間の主人公のキリトの様子が気になった人は多いでしょうね。
しかしながら、百層もあるのだから一つ一つの層の攻略についていちいち取り上げることは不可能でしょうし、もっとも重要なキリトの心の変遷を中心に描くところに主眼を置いてるならば、今回のような省略は十分ありだろうと思いました。
さて、今回のお話しはとても心動かされる、またキリトにとっても大きな意味のある出来事でありました。私が少し気になっているのは、キリト自身のリアルでの様子の掘り下げが未だにないことなんです。
だって彼は、他人との接触に関して明らかに構えているところがあり、それは過去のあるいは現在の現実世界での影響を大いに感じさせるところがあるのですよ。ならば、その辺りをもっと突き詰めればキリトへさらに感情移入させることが出来たかもしれませんね。
それでも、現実でのキリトの置かれている状況は何となく察知出来るところはあるでしょう。恐らく、友人は殆どおらず孤独ゆえにオンラインゲームに埋没した日々を送ってるであろうという想像です。
そしてグループ行動に参加することの恐怖や戸惑いというものも、何か彼が過去に体験したことに根ざしているのであろうとは想像に難くありません。
しかしそんなキリトにも自分を「必要」だと「仲間」だと言ってくれる友人達が出来た。戸惑いながらも「そこにいていい」と受け入れてくれるあの場所は実に居心地が良かっただろうと思います。
それだけに、目の前で仲間を失った衝撃は相当なものだっただろうと同情の念は禁じえません。それでもサチのメッセージは果たして本当にキリトの心に届いたのだろうかと私は考えるのです。
彼はこの出来事によって、「他者とは関わらない」とより頑なになってしまったことでしょうね。他人に期待することが大きな失望に繋がると、なおさら孤立していくのは悲しいことです。
それではサチのメッセージの意味がありません。あのメッセージにはキリトがもっとも欲していた「他者からの承認」が込められていたはずなんです。この凍てついたキリトの心を溶かしてくれる人間は今後現れるのだろうか?・・・可能性があるとしたらあの人物かな。
今回のサブタイ「赤鼻のトナカイ」はサチがキリトに対して歌った歌の歌詞そのものでありました。実はこの歌詞に登場する赤鼻のトナカイはまさにキリト自身を示唆していたのだろうと思います。
この歌の歌詞を思い出してみてください。いつもいじめられていたトナカイはサンタのおじさんに必要だと言われ、彼のソリを引くことになったのです。
キリトを必要だと言ってくれた仲間達・・・その時のキリトの心境はまさにトナカイのそれと重なるところでありました。他者からの承認、しかしながら自己への承認なしで人は本当の安らぎを得ることは出来ないでしょう。キリトはこれからそれを獲得する必要があるでしょうね。
<☆最新のアニメ感想が聞けるラジオはここしかない!・・・「ピッコロのらじお♪」は8月1日(水) 夜11時より放送予定>
8月1日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、アニメ好きのDJ陣が集い今期放送中の最新アニメについて語っております。ソードアート・オンライン、アルカナ・ファミリア、人類は衰退しました、トータル・イクリプス、超訳百人一首 うた恋い。等。
もちろん、エウレカセブンAO、アクセル・ワールドについても語りますよ!
当日は掲示板も設置しリスナーさんも自由に意見が交換出来るスペースを設けますのでどうか気軽に参加して下さいませ。
なお、ラジオについてはこちらのページをご覧下さい↓
http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-5616.html
http://d.hatena.ne.jp/heta_kan/20120721/1343396326
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私は原作を知らないので実際に原作を端折っているのかは不明ですけど、今回のエピソードは前回よりかなり層が進んだ状態から始まり途中さらに層が進みましたから、その間の主人公のキリトの様子が気になった人は多いでしょうね。
しかしながら、百層もあるのだから一つ一つの層の攻略についていちいち取り上げることは不可能でしょうし、もっとも重要なキリトの心の変遷を中心に描くところに主眼を置いてるならば、今回のような省略は十分ありだろうと思いました。
さて、今回のお話しはとても心動かされる、またキリトにとっても大きな意味のある出来事でありました。私が少し気になっているのは、キリト自身のリアルでの様子の掘り下げが未だにないことなんです。
だって彼は、他人との接触に関して明らかに構えているところがあり、それは過去のあるいは現在の現実世界での影響を大いに感じさせるところがあるのですよ。ならば、その辺りをもっと突き詰めればキリトへさらに感情移入させることが出来たかもしれませんね。
それでも、現実でのキリトの置かれている状況は何となく察知出来るところはあるでしょう。恐らく、友人は殆どおらず孤独ゆえにオンラインゲームに埋没した日々を送ってるであろうという想像です。
そしてグループ行動に参加することの恐怖や戸惑いというものも、何か彼が過去に体験したことに根ざしているのであろうとは想像に難くありません。
しかしそんなキリトにも自分を「必要」だと「仲間」だと言ってくれる友人達が出来た。戸惑いながらも「そこにいていい」と受け入れてくれるあの場所は実に居心地が良かっただろうと思います。
それだけに、目の前で仲間を失った衝撃は相当なものだっただろうと同情の念は禁じえません。それでもサチのメッセージは果たして本当にキリトの心に届いたのだろうかと私は考えるのです。
彼はこの出来事によって、「他者とは関わらない」とより頑なになってしまったことでしょうね。他人に期待することが大きな失望に繋がると、なおさら孤立していくのは悲しいことです。
それではサチのメッセージの意味がありません。あのメッセージにはキリトがもっとも欲していた「他者からの承認」が込められていたはずなんです。この凍てついたキリトの心を溶かしてくれる人間は今後現れるのだろうか?・・・可能性があるとしたらあの人物かな。
今回のサブタイ「赤鼻のトナカイ」はサチがキリトに対して歌った歌の歌詞そのものでありました。実はこの歌詞に登場する赤鼻のトナカイはまさにキリト自身を示唆していたのだろうと思います。
この歌の歌詞を思い出してみてください。いつもいじめられていたトナカイはサンタのおじさんに必要だと言われ、彼のソリを引くことになったのです。
キリトを必要だと言ってくれた仲間達・・・その時のキリトの心境はまさにトナカイのそれと重なるところでありました。他者からの承認、しかしながら自己への承認なしで人は本当の安らぎを得ることは出来ないでしょう。キリトはこれからそれを獲得する必要があるでしょうね。
<☆最新のアニメ感想が聞けるラジオはここしかない!・・・「ピッコロのらじお♪」は8月1日(水) 夜11時より放送予定>
8月1日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は、アニメ好きのDJ陣が集い今期放送中の最新アニメについて語っております。ソードアート・オンライン、アルカナ・ファミリア、人類は衰退しました、トータル・イクリプス、超訳百人一首 うた恋い。等。
もちろん、エウレカセブンAO、アクセル・ワールドについても語りますよ!
当日は掲示板も設置しリスナーさんも自由に意見が交換出来るスペースを設けますのでどうか気軽に参加して下さいませ。
なお、ラジオについてはこちらのページをご覧下さい↓
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dr.ume
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