(アニメ感想) 氷菓 第21話 「手作りチョコレート事件」

投稿者・ピッコロ
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☆氷菓 第20話 「あきましておめでとう」の感想をポッドキャストにて収録!
男と女が閉鎖空間で二人っきりなのに・・・、えると奉太郎をどうやってくっつけるのか?、奉太郎の頭脳ならもっとうまい脱出方法があった!?・・・等、パーソナリティ、リスナー様の間でも議論が白熱しましたので、是非聴いて見てください

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盗まれたチョコレートを探せ!!・・・今回も一話完結で、折木の株が上がり里志の株が下がった・・・そんなお話し。うん、男の私から見ても里志は十分に酷い。
以前からずっと気になっていたのですよね、里志の行動や言動についてが・・・。だって高校生にしては物分りが良すぎるんですもの。「俺は自分のこと分かってる。意識的な振る舞いの中に自身はある」という冷めた視点がそこには介在しているような気がしてならないんです。
そんな里志は「拘らないことに拘った」と言いました。何かに拘らない彼が麻耶香を恋愛対象と認め、恋の道に歩を進めることはありえないというわけです。
里志が拘らなくなった理由はおおよその検討がつくのですよね。もっとも大きな動機は折木の存在でしょう。推理小説が好きで探偵に憧れる里志が、まるで何事にも頓着しないように見える折木に天性の才を見出し「負けを自覚」した瞬間「拘る」ことをやめたのだと思うのです。
そのまま趣味人として何にも捉われずに生きていくはずだった里志の唯一の誤算は麻耶香がいたこと。何せ彼女は里志に「自分に拘れ」と突きつけてきたわけですからね。
麻耶香が自分に寄せる好意を有りがたく思いながらも、それを受け入れられないという葛藤が今回のような葛藤を生み出した・・・なるほど、しかしここはあえて言いましょう「このバカチンが!」と・・・。
だって恋って打算でするものじゃないでしょう?常に自分を客観的に見つめるような立ち位置にいてそれが出来るわけがない。自分も舞台に上がらなくちゃいけないのですからね。
結局のところ、里志は自分が傷つきたくないのですよ。自分が惨めになってしまうから・・・。どうしても超えられない天才的な能力を目の前にして、諦めてしまった瞬間よりおそらくは何事においても深く立ち入らないようにし、自分の中でいつでも言い訳が出来るような構えを取っている。
そうして物分りのいい大人を気取っていて、しかしながらその実というのはどうしようもなく身勝手で現実と向き合えない子供が一人存在するだけなのです。
いやホント高校生という若さでそんな予防線を張っているような男が人と恋する資格はないでしょうな。
折木も元々はそんな人間だったのかもしれません。だけど、えるがやはり彼を変えたのです。里志の心の闇と向き合ったことで、折木の成長が垣間見えたのは良かった。
人とはそうして前に進むべきでしょう。里志は実に残念です。もういっそのこと麻耶香に関わらないほうが幸せかもしれませんね。
<秋の注目の新作は何か?・・・9月12日(水)夜11時は「ピッコロのらじお♪」 を放送!!>
9月12日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は今期放送中のアニメを徹底的にレビューしていきます。ソードアート・オンライン、アクセル・ワールド、氷菓、TARITARI、人類は衰退しました、トータル・イクリプス、超訳百人一首 うた恋い。等。
当日は掲示板も設置しリスナーさんも自由に意見が交換出来るスペースを設けますのでどうか気軽に参加して下さいませ。
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以前からずっと気になっていたのですよね、里志の行動や言動についてが・・・。だって高校生にしては物分りが良すぎるんですもの。「俺は自分のこと分かってる。意識的な振る舞いの中に自身はある」という冷めた視点がそこには介在しているような気がしてならないんです。
そんな里志は「拘らないことに拘った」と言いました。何かに拘らない彼が麻耶香を恋愛対象と認め、恋の道に歩を進めることはありえないというわけです。
里志が拘らなくなった理由はおおよその検討がつくのですよね。もっとも大きな動機は折木の存在でしょう。推理小説が好きで探偵に憧れる里志が、まるで何事にも頓着しないように見える折木に天性の才を見出し「負けを自覚」した瞬間「拘る」ことをやめたのだと思うのです。
そのまま趣味人として何にも捉われずに生きていくはずだった里志の唯一の誤算は麻耶香がいたこと。何せ彼女は里志に「自分に拘れ」と突きつけてきたわけですからね。
麻耶香が自分に寄せる好意を有りがたく思いながらも、それを受け入れられないという葛藤が今回のような葛藤を生み出した・・・なるほど、しかしここはあえて言いましょう「このバカチンが!」と・・・。
だって恋って打算でするものじゃないでしょう?常に自分を客観的に見つめるような立ち位置にいてそれが出来るわけがない。自分も舞台に上がらなくちゃいけないのですからね。
結局のところ、里志は自分が傷つきたくないのですよ。自分が惨めになってしまうから・・・。どうしても超えられない天才的な能力を目の前にして、諦めてしまった瞬間よりおそらくは何事においても深く立ち入らないようにし、自分の中でいつでも言い訳が出来るような構えを取っている。
そうして物分りのいい大人を気取っていて、しかしながらその実というのはどうしようもなく身勝手で現実と向き合えない子供が一人存在するだけなのです。
いやホント高校生という若さでそんな予防線を張っているような男が人と恋する資格はないでしょうな。
折木も元々はそんな人間だったのかもしれません。だけど、えるがやはり彼を変えたのです。里志の心の闇と向き合ったことで、折木の成長が垣間見えたのは良かった。
人とはそうして前に進むべきでしょう。里志は実に残念です。もういっそのこと麻耶香に関わらないほうが幸せかもしれませんね。
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dr.ume
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