(アニメ感想) 絶園のテンペスト 第5話 「全てのことには、わけがある」

姫の魔法の力が想像以上に絶大であることが良く分かった。一族の全ての人間が彼女に寝返ったとしても、葉風一人には到底勝てない。なぜ彼女にそこまでの力が与えられているのかというと、それは理を守護する存在であるからというわけです。

この世界の住人である以上、世界の理には決して逆らえない。ですから、葉風が絶対的な存在として君臨しているのでしょう。理不尽と感じるのも仕方ありませんが、しかしそれが葉風の役割ですからこれはどうしようもない。

ただこの世界の理を唯一断ち切ることの出来る存在がある・・・それこそが「絶園の樹」ということですね。まあ左門達のやろうとしていることは、「反抗期の子供が親への反発に度の過ぎたことをやらかそうとしている」みたいな感じでしょうか。

だって失敗した場合のリスクを考えて姫様を生かしているんですもの。自分達のやったことの尻拭いは、結局親にやってもらおうというのだからおとうちゃん情けない！　失敗したら腹切る覚悟はないんかーい！・・・すでに多くの人を犠牲にしておいて随分と腹の据わってないテロリストでございます。

そう言えば少々疑問なのですが、一族全て束になっても敵わない姫をどうやって拘束できたのでしょうね？　彼女の魔法を封じる方法でもあったのでしょうか？ちょっと気になりました。


現在の困難はこの先に待つ幸福物語の複線に過ぎない。愛花のその言葉は印象的でありました。しかしながら、吉野はどうしたってそれがなってく出来ないのでしょうね。

だって、愛花がいない世界にもう幸福などありえないとあきらめてしまってるのですから。吉野は真広以上ら愛花の死から立ち直れていない。

愛するものの死を受け入れ、消化しない限り、愛花の話すようなハッピーエンドは吉野には訪れないのかもしれません。旅は続く・・・。

＜ヤマカンの新作「戦勇。」が1月8日より放送開始！・・・11月07日（水）夜11時は「ピッコロのらじお♪」 を放送！！＞

11月07日（水）夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は秋の新作アニメを中心にレビューしていきます。ロボティクスノーツ、リトルバスターズ、K、マギ、絶園のテンペスト、コードブレイカー、好きっていいなよ、となりの怪物くん、神様はじめました等。

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